まりん
こんにちわ!こんばんわ!
まりん
まりんです!
まりん
今日は、トーマさんの
まりん
「アザレアの亡霊」です!
森近霖之助
今日は僕が出るよ。
霧雨魔理沙
私も出るんだぜ!
まりん
仲良いな…。
森近霖之助
スタート。
まりん
早い早い早い!!!
霧雨魔理沙
よー!こーりん!来たぜ!
森近霖之助
ああ、魔理沙かい。
霧雨魔理沙
いらっしゃいの一つくらい言えよな、全く。
森近霖之助
お客様には言ってるよ。
霧雨魔理沙
そうそう、霊夢がーーーーーー
森近霖之助
ーーーーーーーーーー!?
霧雨魔理沙
ーーーーwww
そう、気高く濁した廃都市みたいな
この鉄塔を仰いだ街が
森近霖之助
(…僕自身だった)
森近霖之助
(潜める墓場と負け犬ベンデッタ)
その閑散な姿に
霧雨魔理沙
わわ!!いきなり暗くなったぞ!どうした?
森近霖之助
停電…かな?
大停電が降った
森近霖之助
味気ないくらい価値もない舞台
森近霖之助
きっと愛もないだろう
森近霖之助
半透明の蜃気楼
森近霖之助
白昼に腐って
森近霖之助
味気ないくらい誰も泣いてない
森近霖之助
だって情もないだろう
森近霖之助
ずっと歌を歌っていよう
森近霖之助
(退屈だろ…?)
森近霖之助
けど
森近霖之助
そんな殺風景に
霧雨魔理沙
こーりん!
君がいた
鈍色の廻り廻る感情は
森近霖之助
…。
切先になった
この大都会の愛と哀を熱く絡ませ
バン!
霧雨魔理沙
来たぜ、こーりん!
森近霖之助
もうちょっと丁寧にドアを開けてくれないか?
君を守る街は
霧雨魔理沙
仕方ないだろ?風が強いんだし。
森近霖之助
で、今日は何で来たんだ?
霧雨魔理沙
意味はないぜ、ただ、帰るわけでもないからな。
森近霖之助
(光放った)
森近霖之助
(…ほらドドメ色の雨が降って)
霧雨魔理沙
何も見えないじゃねえか、異変か?
森近霖之助
(視界を塗り潰した)
愛も知らないまま
汚れたまま
霧雨魔理沙
♪〜
森近霖之助
(魔理沙、楽しそうだ。)
そう絞り上げてはまた吐き出した
森近霖之助
あの星とかどうなんだい?
霧雨魔理沙
お、こーりんもいい目してんじゃん!
平べったい言葉は
静寂を切った
奇っ怪な街と
堕胎、性、バルディーゴ
霧雨魔理沙
ーーーーーー!!
森近霖之助
ーーーーーー?
その劣等を孕んだ僕は
恥辱に浸かったまま
霧雨魔理沙
いや、昨日は遅くまでずっと起きてたぜ!
森近霖之助
観察に夢中だったからな。
そんな殺風景に君が送り込んだ幻想
霧雨魔理沙
へへw
照りつける閃光
森近霖之助
歪んだ原風景に
森近霖之助
火を灯せ
森近霖之助
今までの混ざり混ざる現象は切先になった
自己防衛に独占欲が淫らに溶けて
森近霖之助
火花散りネジ巻き群衆を駆けた
森近霖之助
でも、気づかれはしないまま
捻くれた僕さ
森近霖之助
愛も逆巻くほど許されない…。
霧雨魔理沙
…またいない。
霧雨魔理沙
ほんと何処行ってるんだ?あいつ。
霧雨魔理沙
ん?本?日記か?
霧雨魔理沙
…あいつらしいな。
歪みだす心も
霧雨魔理沙
…こんな姿なら
霧雨魔理沙
君も愛も崩れ去れば
霧雨魔理沙
鎖は解かれるの?
霧雨魔理沙
ガイドラインの夜光虫に似た街灯
霧雨魔理沙
誘う月光列車
森近霖之助
…湿る世界から
森近霖之助
君一人を弾き出せば誰のものになるだろう?
森近霖之助
皮肉に咲いた街で
森近霖之助
廻り廻る感情は重なりあった
森近霖之助
この大都会の愛と哀を熱く絡ませ
森近霖之助
君を守る街は切なく尖った
森近霖之助
まるで僕は振り翳す刃で
霖之助は草薙の剣を眺めています
森近霖之助
誰か許してよってただ身勝手な声響かせて
森近霖之助
助からない生命線だって仕方がないって
森近霖之助
君を守る街に
君はいなくて
森近霖之助
…それなら僕はこの街の
森近霖之助
孤独な亡霊だ
森近霖之助
愛も知らないまま
森近霖之助
生き続けよう。