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あれから時は過ぎ

8月の3週目

clpcでは毎年恒例の毎日投稿、配信で

みんな忙しなく過ごしている

リスナーさんは喜んでくれるし

編集や撮影もやりがいがあって

忙しくも楽しい

ただ1つ不満があるとするなら....

etoさん不足なこと

お互いclpc最優先なタイプだから

中々時間が合わなくて

そのせいか

etoさんと話すとどうしても

衝動的に触れたくなってしまう

jpapa

おーいyuanくん?

jpapa

大丈夫?

yuan

え?あ、ごめん
考えごとしてたわ

jpapa

何かあったの?

yuan

ん〜、ちょっと恥ずかしいんだけど........

 

 

 

jpapa

なるほどねぇw

yuan

笑うなよぉ、

jpapa

いやぁ、可愛いなって思ってさ〜w

jpapa

etoさん不足ねぇ〜

yuan

うん........

jpapa

まぁ気持ちはわかるよ
2人は付き合いたてだから特にだろうしね

yuan

jpapaもなったりする?

jpapa

まぁ、そりゃあねw

jpapa

だけど俺達に関しては慣れかな

jpapa

忙しくてくっつけないのが分かってて毎日投稿っていう企画してるし

jpapa

終わったらその分埋めるからいいやって

jpapa

それにさ
仕事してるnoaさん好きなんだよね、俺

yuan

........なんか、かっこいいなお前

jpapa

あぇ?w

yuan

そうだよなぁ、俺も好きだもん....etoさんが仕事してるとこ見るの...

jpapa

うん

yuan

でもやっぱ...寂しいよ

jpapa

そうだね

体育座りをして顔を埋める俺に

jpapaは頭を撫でながら優しく話す

jpapa

まぁゆっくり頑張ればいいさ

jpapa

触れられないけど、会えないわけでも、話せないわけでもない

jpapa

だから大丈夫

jpapa

今よりその気持ちが大きくなって抑えられなくなったら

jpapa

etoさんに直接言ってみるのも手だからね

yuan

........うん

jpapa

よしっ
そろそろ24時間マラソンの話するから一緒に下行くか

yuan

そうだな

eto

ん〜っ

リビングに降りると

etoさんが1人伸びをしている

jpapa

おっ!etoさんじゃん

eto

ん?
あ、yuanくん!jpp!

jpapa

etoさん1人?

eto

うん!
さっきまでuriとかhiroくんと話してたんだけど、

eto

2人とも買い出し行っちゃったから

jpapa

あ〜なるほど
今週は2人が当番だからね

yuan

........

その瞬間隣にボスっと座ると、etoさんは少しびっくりしつつ嬉しそうな顔をする

eto

えっ、yuanくんどうしたの?

yuan

別に〜

ただ、俺があんまり話せないのに、uri達が話してるのがずるいと思っただけだし、

eto

えぇ?w
なんでそんな拗ねてるの?

yuan

拗ねてないですけど....

eto

拗ねてんじゃんw

eto

なに?何かあった?

jpapa

あ〜、w

eto

ん、jpp知ってるの?

jpapa

ん〜、さぁ〜?w

eto

え〜?教えてよ〜

 

 

 

 

なんだかんだ数日が経ち

24時間配信当日

直前まで視点の調節やミッション画面の調整などで疲れてて

4時間くらい出たあとに 休憩室で休んでいると

eto

あっ!yuanくんじゃん

yuan

お〜etoさん!

yuan

休憩?

eto

そ〜!
ぶっ続けで何時間もやるとさすがに疲れるね〜

yuan

いやまじでそうw

eto

てか他の人も休憩室行ったんだと思ってたけどyuanくん1人?

yuan

あ〜
みんな自室で休んでるっぽい

eto

なるほどね〜

eto

じゃあいいかな、

eto

..........おいで

yuan

..........え?

etoさんが俺の隣に座り膝をぽんぽんと叩きながら言う

yuan

な、ん?どゆこと?

eto

ん〜

eto

なんかね
私の彼氏の黒髪赤メッシュでclpc最年少の子がね?

eto

ここ最近寂しそうにしててさ

yuan

eto

配信の画面だったり編集だったり頑張ってくれてた子に今日くらい膝枕でもしてあげようかと

yuan

膝枕、!?

eto

そう!膝枕

yuan

えっと、
ちょっとそれは....

eto

あ、いやならいいんだけどね!
もし良かったらだから....

yuan

嫌じゃない!全く嫌じゃない!!

yuan

むしろ良すぎるって言うか、色々とやばいかもって言うか、

eto

色々と?

yuan

あ〜、えっと、ん〜っ、

yuan

........なんでもない、お言葉に甘えさせていただきます...

eto

任せて!

yuan

あぇ

半ば強引にぐいっと引っ張られ

渋々etoさんの膝に頭を預けると

そっと頭を撫でられる

eto

よしよし

これは... 想像以上にやばいかもしれない....

俺の耳元にe息がかかるくらい顔を寄せられていて

etoさんの俺にだけ向けてくれる甘くて優しい声が脳まで響いてくる

yuan

........っ、///

eto

最近、こうやってまったりする時間なかったよね

yuan

う、うん........//

eto

私........、私もね、?

eto

ほんとはちょっと寂しかったんだ、

yuan

eto

yuanくんと同じ家にいるし、企画会議の時とかの席は隣だし、

eto

毎日顔合わせたりしてるから

eto

遠くにいるわけじゃないのにさ

eto

近いのに、やっぱ少し遠い気がして、

eto

触れようと思えばいつでも触れられるのに、触れられなくて

eto

そんなよく分からない距離がなんだか不安で、

eto

だから、こうしてyuanくんに触れられる、見つめ合える今が

eto

すごく幸せだなって思うんだ

yuan

........、/

eto

前までは、こんな気持ち知らなかったのにね

eto

yuanくんといると、どんどん知らない気持ちが溢れてくる

yuan

....今は、どう思ってるの?

eto

..........もっと、触れたいって思ってる

yuan

....そっか

etoさんの頭を軽く引き寄せ

目が閉じたのを合図にキスをする

久しぶりだからか分からないけど、なんだかぎこちなくて

そんなキスを何度も繰り返す

途中途中で漏れるetoさんの甘い声が

何よりも愛おしくて

繰り返せば繰り返すほど

お互い呼吸が荒くなる

eto

ゆぁ...んっ、....くんっ、

yuan

ん、

eto

もっぅ、........だめ、

yuan

そうだね

yuan

続きは、また今度ね

最後にそう耳打ちすると

etoさんは顔を真っ赤にして頷いた

ただ一緒に笑っていたいから

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