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夜香蘭(🔝4短編集)

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夜香蘭(🔝4短編集)

15 - リクエスト作:上書きして(🥷×🐱)

♥

120

2025年03月10日

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るぅり

リクエストの世界へようこそ!

るぅり

今回は、前回募集したリクエストから物語になります(*‘ω‘ *)♡

るぅり

いつも見てくださっている方のリクエストです!

るぅり

今回も🥷×🐱です♫
前回とはまた逆でございます!

るぅり

リクエストなので今回は短めですが!

るぅり

一緒にうふふな世界へ参りましょう☆

るぅり

(リクエスト物語の作者コメント的なものは、コメント欄に書きますゆえ、そちらも是非よろしくお願いします←)

るぅり

本人様とは一切関係ありませんし、
私の勝手なイメージで作成しております。

るぅり

それでは!どうぞ〜♡

キヨside

今俺はガッチさんと付き合っている。

動画は別々で撮れるように、 部屋を分けていて

お互いバレないように別々で撮影。

今はガッチさんが部屋に籠もって撮影中。

俺は暇なのでリビングで携帯を見たり、 漫画を読んだりしてなるべく音を出さないようにしてる。

まぁ、各部屋には音が漏れたりしないように 至る所にクッションを置いてるけど…

🐱

それにしても暇だな…

カチカチと時計の音だけがリビングに響く。

ぐぅぅ

お腹の虫が鳴った。

🐱

腹減った…

夜ご飯は勿論一緒に食べたが、 今日はまだお腹が空いていた。

ちらっと横目に時計を見る。

夜中の1時…

夜中なら人も少ないので、 よくコンビニに行く。

いつもなら一緒に行くのだが…

🐱

ガッチさん…まだ終わんないかな…

持っていた携帯を開き、 ガッチマンの連絡先を眺める。

撮影中は声が出せないため、 携帯で連絡をするのは許されてる。

🐱

……聞いてみるか

🐱

撮影中にごめん、今いい?

🥷

手短にお願い

思ったより返信が早くて、 焦って返信を送る。

🐱

お腹すいちゃってコンビニ行きたいんだけど、なにかいるものある?

🥷

返信を待つ…

打つの時間かかってるなぁ…

悩んでるのか撮影中だからか、 どっちなんだろう。

待ってる時間がもったいなくて、 携帯を置いて外に出る準備をする。

ブブッと鳴る携帯に気づくが、 今は少し手が離せない。

なんて書いてあったか見ようとしたが…

またブブッと携帯が鳴る。

なんとか着替え終わって、 携帯を開かずに通知の所だけみると…

🥷『俺は特に欲しいものないけど…』

それだけが見えた。

そこの通知を押しメッセージアプリを開いたが、 キーボードが邪魔をしてその上にあるメッセージに

気が付かなかった。

🐱

なんか適当に買ってくるね。
行ってきます。

それだけを送りそのまま上着のポケットにしまう。

玄関に向かい靴を履いて外に出た。

🥷

不在着信

不在着信

🥷

不在着信

不在着信

少しぶ厚めの上着のポケットの中に入れたため、 ガッチマンの着信には気が付かないまま

一人で外に出てしまった。

まさか…

あんなことになるなんて、 思いもしなかった…

コンビニの帰り道

無事コンビニまでたどり着き、 ホットスナックを食べながら帰っていた。

コンビニ着いて商品を見ている間にふと、 携帯を開くと先程のガッチマンからの連絡に気づいた。

🐱

ガッチさん怒ってないかな…

撮影中なのに電話も2件来てた…

全く気が付かなかったけど、

俺男だし危なくはないだろ。

特に気にすること無く、 ただガッチマンに怒られるかもと気にしながら

家の方まで歩く。

タッタッタッ…

自分の足音とは別の足音があることに気が付く。

最初は気にしていなかったが、 なんだかつけられている気分になった。

……

少し速歩きをしてみる。

タタタタ

自分ではない足音も同じように速歩きになっている。

まずい…

明らかにつけられてる…

撒くか振り向いて話しかけるか悩んでいると…

タタタッッ

いきなり走り出す音が聞こえたが、 遅れて走ろうとして肩を掴まれた。

驚きのあまり肩を震わす。

変質者

キヨさん…ですよね?

🐱

……

黙ったまま振り返ることができない。

どうしたら……っっ!?

背後の誰かにハンカチで口を抑えられた。

🐱

〜っ!……っっ……

そのまま意識を失ってしまった。

ガッチマンside

キヨから連絡があった時、 もう撮影は終わり間近だった。

一人で行くと来た時、 急いで終わらせ電話をしたが気づいてもらえず

キヨが出たであろう時間から、 30分以上は経過していた。

リビングでキヨの帰りを待っていたが、 一向に帰ってこない。

遅すぎる…

最寄りのコンビニを往復する場合、 どれだけ多くても20分。

商品を選ぶのに迷ったとしても、 こんなに時間はかからないはず…

携帯を開き、 いつも位置を共有しているアプリを押す。

🥷

え……?

そこには足ではそんな速度は出ないと分かるほど 速い速度で移動するキヨのマーク。

それにコンビニから離れ、 家から反対方向に向かっている。

もしかして…誘拐?

一瞬焦りその場で立ち上がり、 リビングを一周するが

一旦落ち着くために深呼吸をする。

🥷

ふぅ……まずは110番かな

携帯で110番を押す。

プルルルッガチャ

警察官

はいこちら110番です。事件ですか?事故ですか?

🥷

事件です。

警察官

詳しく内容をお願いします。

🥷

恋人の帰りが遅くて、位置情報を共有しているんですが明らかにおかしい速度で家とは反対方向に向かっているのが確認できるので、
おそらく誘拐か何かだと思います。

警察官

分かりました、取り敢えず〇〇警察署まで来れますか?

🥷

分かりました。

警察官

電話はそのままでお願いします。

言われた通りそのまま電話を切らずに、 急いで上着を着て外へ出た。

車内

電話は切らないまま警察署にたどり着き、 そのまま俺の車の後ろについてくることになった。

パトランプは鳴らさないまま、 位置情報が示す場所に近づくとのこと。

キヨになにかあったらと思うと、気が気じゃない。

俺は得意のマップ力と頭をフル回転させる。

※ 文字ばかりだと変わり映えないため、 心の声はセリフ表示の()で表現します。

🥷

(この街には何年も住んでる…キヨは俺より土地勘がないのに一人で行動なんてしない)

携帯で何度も位置情報を更新する。

しかし途中で動かなくなる。

おそらく携帯の電源が切られたのだろう。

警察官

まだ位置動いてますか?

🥷

今動かなくなったので携帯の電源が切られたと思います。

警察にこちらの事情も説明しながら動く。

🥷

(追跡を恐れて切ったか……ん?)

どうやって送ったのか、 キヨの携帯で連絡が来た。

明らかにキヨではない。

🥷

当ててみろ…?何をだよ

警察官

どうしましたか?

🥷

今犯人ぽい人からキヨの携帯を使って連絡きました。

警察官

なんて来てますか?

🥷

返してほしけりゃ当ててみろと…

警察官

…心当たりのある場所だったらまた教えてください

🥷

分かりました

辺りを見渡すが特に思入れがあるわけではない。

そしてもう動かない位置情報を見ながら考える。

🥷

(この先分かれ道……右は確かもう使ってないキャンプ場だな。)

左は住宅街に抜ける。

🥷

(待て……キャンプ場?たしかキヨ前キャンプしたいとか言ってたな……まさか視聴者の誰かか?)

どちらにしても分かれ道のため、 一か八かでもう使われていないキャンプ場へ

警察にも説明して向かった。

🥷

(キヨ……無事でいてくれ…!)

そう祈りながら向かった。

キヨside

🐱

んん……ここどこだ…?

目が覚めると知らない景色。

だだっ広くて汚いところ…

🐱

…!?なんだこれ…

椅子に縛られていて身動きが取れないことに気がつく。

拉致されている…

なんであの時、 ガッチマンの連絡に気が付かず一人で出たのだろうと

一瞬で後悔する。

変質者

気が付いたか?

🐱

っ…だれだ!?

背後から声が聞こえたが振り向くこともできない。

変質者

無防備に一人で夜中に出るからだよ

明らかに男の声…

🐱

お前誰だよ…

変質者

さあ?誰でもいいだろ?お前はどうせ…

言葉の途中で男は俺の目の前に来る。

フードを深く被っていて顔がよく見えない。

変質者

今から俺に犯されるんだから。

🐱

っっ!!

フードを取り気持ち悪い笑みを浮かべる。

🐱

やめろよ気持ち悪い!!

男は俺を縛ったまま椅子から剥がし、 手を引っ張って別の部屋へ連れて行こうとする。

🐱

おい!離せ!!

必死に抵抗していれば、 ベッドが向こうから顔を出す。

まずい…!!

こいつ本気か…!?

🐱

ちょっと待てよ!なあ!!何が目的なんだよ!

強めに握られた腕が痛み始めたが、 そんなの気にしていられない。

ドサッ!

乱暴にベットに放り投げられる。

変質者

何が目的か?そりゃ、ガッチマンだよ

🐱

なっ…!?

俺の上に馬乗りになりニタニタと 気味悪い笑みで見つめてくる。

変質者

お前、ガッチマンと一緒に住んでんだろ?全部バレてるぞ

🐱

なんで…っ

変質者

必死に探してやっと見つけた。俺のキヨなのに…ずっとパソコンから観てた、些細な生活音で誰かと一緒に住んでいるって気づいた。俺は映像関係の仕事してんだ、甘く見てもらっちゃ困るよ。

何も聞いていないのに、ペラペラと俺の上で 嬉しそうに話す男…

変質者

探し回って突き止めて後を追って、そしたらガッチマンと一緒なんてなあ?俺のキヨ…愛しのキヨ…汚されるくらいなら、ガッチマンを殺してお前を監禁してやる。

🐱

…っっ

狂ってる…

変質者

今頃ガッチマンはこっちに向かってるだろうな?まあ、見つかりっこないだろうけど。今日はここでお前と思う存分にヤッて、後日ガッチマンを殺す。

🐱

頭おかしいんじゃねーの!?誰がお前となんかやるかよ!!

俺の言葉は聞こえないらしい。

ケラケラと笑いながら俺のズボンとパンツを 強引に破きながら脱がせていく。

変質者

お前は人質なんだよ…お前を使ってガッチマンを呼び出して殺す…殺す殺す!!その前に…お前は俺のもんだ。

ガチャガチャと男もズボンを脱ぎ始める。

怖い…怖くなってきた…

🐱

やめろ…やめてくれ…っっ!!

抵抗虚しく、俺の中に無理やり入れようとしてくる。

🐱

い、いてぇ!!おい!やめろや!!

少しだけ自由になった足で男を蹴る。

変質者

おい!!抵抗すんなよ!!

バシッ!!

思い切り平手打ちをくらう。

🐱

っっ……

ここがどこなのかもわからないし、

ガッチマンが来れる確信もない…

どれだけ叫んでも人気がなさそうで、

もう無理なのかもしれない…

変質者

…最初から大人しくしとけよクズ

感情の起伏が激しい男をこれ以上刺激すると、 俺も命の保証がないかもしれない。

🐱

ガッチ…さん…っ

俺は小声でガッチマンを呼ぶ。

頬にうっすら涙が流れた時…

ガチャ!!

🥷

キヨ!!

勢いよく扉が開き、 その音に俺と男は目線を向ける。

そこにはガッチマンの姿があった。

🐱

ガッチさん…!!

来てくれたことが嬉しくて声を上げるが、 自分の姿を思い出し

🐱

や…まって…見ないで…!

男を必死に引き剥がそうとするが、 両腕がまだ縛られているため身動きが取れない。

🥷

……なにしてんのそれ

すっと怖い顔に変わるガッチマン。

変質者

よくここが分かったな。

🥷

質問に答えろよ、なにしてんだよ

変質者

あ?見て分かんねーか?お楽しみだよ

そう言って俺の太ももを撫でる。

気持ち悪い……

🥷

汚え手で触んな、穢れる

ガッチマンの目が明らかに座っている。

ガチギレガッチマンに思わずキュンとしてしまう。

変質者

んだとごら、状況分かってんのか!!

バキッ!

男は俺から離れ、 ガッチマンに殴りかかった。

ガッチマンはそのまま殴られる。

🐱

ガッチさん!!

🥷

っっ……状況分かってねーのはどっちだよ。俺のマップ力と行動力、舐めてもらったら困るよ。

その場に立ち上がり男を煽るガッチマン。

変質者

あ?まだ殴られたりねーのか?

🥷

何度でも威勢を張るといい、お前はもう逃げられない。

警察官

動くな!!警察だ!!

🐱

!?

ガッチマンの後ろから複数人の警察官が 出てきて自分も驚きを隠せない。

変質者

ちょ…!やめろ!離せよ!

男はあっけなく警察官に捕まった。

警察官

大丈夫ですか?今解きますね。

犯人を取り押さえてる警察官とは別の警察官が 俺の縄を解いてくれた。

🥷

キヨ…!!

ぎゅっ!

ガッチマンの温もりが体全体を包む。

🐱

う…うう…っ…ガッチさぁん…

その温かさに安心して、 涙が止まらない。

警察官

すごかったですよ、あなたの彼氏?さん

🐱

どうして…

🥷

俺この辺の土地勘かなりあるからね。
マップ力あるし?

少し笑顔で答えてくれているけど、 笑ってない…

そのまま俺達は、 ガッチマンの車で家に帰宅した。

明日また一緒に警察署に行く話になり、 今日は帰っていいと言われた。

ガッチマンの車の中は、 無言のまま何も話さなかった。

自宅

🐱

ちょっ…ガッチさん…っっ/////

家に着くなり俺は何故かガッチマンに 無理やり深くとろけるキスをされていた。

ねっとりまとわりつくガッチマンの舌は、 いつもの優しさとプラスで怒りも感じる。

🥷

…もう一人で外出させない。

🐱

うん…ごめんなさい

🥷

どこ触られたの?ここ?

🐱

やぁっ…ちょ…/////

ズボンの下に手を入れられ、 おしりを乱暴に触られる。

あんな事があったのに、 やっぱりガッチマンにされるのは嫌じゃない。

寧ろ気持ちよくてウズウズする。

ヌプッ

🐱

あぁっ…ガッチ…さんっ…/////

俺のソコに指を入れられる。

🥷

俺で上書きさせて…お願い…

🐱

っっ…!/////

耳元で優しく囁かれる。

よかった、いつものガッチさんだ…

🥷

怖かった…キヨがいなくなったら俺は…

あんなにかっこいいガッチマンが 弱々しく俺に縋る。

愛おしくて愛おしくて仕方がない。

なでなで

ガッチマンの頭を優しく撫でる。

🐱

うん、上書きして?俺、ガッチさんとしたい。

🥷

っっ!!

驚いた顔でこちらをみるガッチマン。

ひょいっ

🐱

ちょっ!

軽々しく俺をお姫様抱っこする。

🐱

重たいでしょ!?

🥷

いや軽いよ、寧ろもっと食べて

そう言ってベットへ運ばれた。

そこからは激しい夜だった。

ガッチマンは俺に気を使ってくれて、 終始謝ってた。

助けに来てくれた時かっこよかったガッチさんも、

俺に気を使ってくれる優しいガッチさんも、

全部大好き。

怖い経験をしたけど、 ガッチさんで上書きをしたから

もう忘れれる過去になった。

end.

夜香蘭(🔝4短編集)

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コメント

4

ユーザー

かっけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!ガッチさん!!キヨ、大事にしろよぉ?まぁガッチさんなら大丈夫だと信じてるから……な……O(:3 )~

ユーザー

初!リクエスト作品でございます!!こんな感じで大丈夫だったでしょうか…(TдT)← 🥷さんのマップ力とかっこよさを書けた気がしています!←← 引き続きリクエストお待ちしてますね(*‘ω‘ *)♡ (えちち書くか悩んで長くなりそうだから書かなかった…書けば良かったかなぁ←←)

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