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星海 无菟
星海 无菟
星海 无菟
星海 无菟
星海 无菟
星海 无菟
星海 无菟
トード目線
トード
ーさかのぼる事三時間前。オレ達は防犯訓練の話で盛り上がっていた。
トード
トム
エッド
マット
エッド
トード
トム
エッド
マット
トム
トード
ー何気ない日常。そのはずだった。しかしそんな日常は先生のある一言で変わってしまった。
担任
トム
担任
トム
担任
トム
タッタッタッ
エッド
トード
マット
ーこの時はまだ、誰も思わなかっただろう。こんな場所に、あんなヤツが出てくるなんて、な。
トム目線
クソっなんでよりによってオレなんだよ。あん中で1番とは言わねぇが、まだまともな方だ。 いや、逆にあれか?変な奴らに任せておけねぇから比較的まともなオレに頼んだのか? それならまあ、、、悪い気はしねぇな。
トム
?
トム
ガシッ
トム
バサバサッ
不審者
トム
不審者
ボコッ
トム
不審者
バキッ
トム
不審者
トム
不審者
トム
不審者
コイツに防犯訓練のこと言ったらダメだ。なぜかそう感じる、、、
不審者
トム
不審者
トム
不審者
不審者
トム
オレは、手紙を拾う"フリ"をした。 片手で紙を漁る音を出して、もう片手をポケットに伸ばし、護身用に持っていた笛を取り出した。そして思いっきり吹いてやろうとした時。
クソッなんでこんな時に、、、! ポケットに入っていた小石が笛に挟まっている。名札の針金部分で小石を取る。 奇跡的に不審者にはまだバレていない。こいつはアホか? 今度こそはと大きく息を吸い、笛に吹き込む。
ピーーー!!!
不審者
トム
オレでも耳がキーンとなるほどの甲高い笛の音がきっと学校全体に響いただろう。そして、喜ばしいことにこの学校の手紙置き場の近くにはー
先生
職員室がある!!
不審者
不審者が隠し持っていたナイフと取り出し、先生達に振りかぶる。
ガシッ
不審者
後ろの教室にたまたまいた先生が不審者の腕を掴むと、他の先生達が飛びかかった。 不審者は始めは抵抗したが、段々体力がなくなってきたのかぐったりしていた。 その場が落ち着いてから放送がかかり、不審者が出たこと、先生達が抑え込んで今は安全だということ。そして、オレの笛のおかげで捕まえられたということを全校に流されて、少しだけ恥ずかしかった。
オレが教室に入ると、大きな拍手がオレを包んだ。びっくりする間もなく、『ありがとう!』だとか、『すげえじゃん!』という声があちこちから響いた。 だからオレは、まあなんというか、捕まえられたっていう安心感と、不審者に襲われるのかもというその時は感じなかった不安が一気に溢れて、いつの間にか泣いていた。
ああ、もう6年だってのに情けねぇって思っていると、案の定そういう声が聞こえてきた。 呆れと哀れみと、ほんの少しの安心が混ざった声で。あぁ、トードだ。それに、エッドとマット。3人が近づいてきて、エッドがハンカチを渡してくれて、『頑張ったね』って、言ってくれた。その一言でまた涙が出てきて、クラスのど真ん中で泣いた。オレは、改めてコイツ等と親友でよかったって思った。
ああそういえば。この騒ぎで防犯訓練はかくなり他の学年は自習、オレの学年は不審者を追い払えたお祝いレクが開催された。 人生で1番、泣いた気がした。
トム
エッド
マット
トード
トム
エッド
マット
トード
トム
エッド
マット
トム
トード
トム
トード
トム
トード
エッド
マット
トムとトード
マット
エッド
星海 无菟
星海 无菟
星海 无菟
星海 无菟
星海 无菟
星海 无菟
星海 无菟