君が光で俺は"影"

第5話

5話

171

2023年06月02日

#ハイキュー

クラゲ 🍬🎶⭐

数分後

影山飛雄

(時雨、いないな、)

研磨

……クロ、

黒尾

？

研磨

烏野の、セッター、こっち見てるよ、？

黒尾

え、？

影山飛雄

(音駒って言ってたのに、)

研磨

……なんか怖い、

黒尾

そうか？

月島

最近王様影薄くない？

影山飛雄

そうかよ、

影山飛雄

……少し外行ってくる、

影山飛雄

ふぅ、

時雨

あ、やっほ、

時雨

また来たの？

影山飛雄

まぁな、

時雨

そっか、

時雨

僕が居なくてびっくりした？

影山飛雄

まぁな、

時雨

そっか、

時雨

……少し時間あったら、自分の過去の話とか、しない？

影山飛雄

！

影山飛雄

別にいいぞ、

時雨

！そっか、

時雨

僕からね、

僕は虐待されてた

父親と母親が離婚して

僕は母親の方について行ったが

そこはまるで地獄だった

毎回男を連れてきて

その時はベランダに放り出された

冬でも雨でも関係ない

寒くても、冷たくてもずっとベランダに居た

時雨(幼い頃

(寒いっ、)

そこで、唯一僕を助けてくれた

詩空

時雨、大丈夫、？

時雨(幼い頃

うんっ、

姉の詩空

とても優しくて、

いつでも励ましてくれた

詩空

お腹すいたでしょ、

詩空

これあげる

時雨(幼い頃

！

時雨(幼い頃

これ、お姉ちゃんのじゃ、

詩空

いいの、

詩空

妹のためなら何でもするよ(ﾆｺｯ

時雨(幼い頃

！ありがとうっ、(ﾎﾟﾛﾎﾟﾛｯ

詩空

うん！(ﾆｯ

姉だけが唯一の光だった

でも、そんな姉が、

時雨

ここの屋上で自○した、

影山飛雄

時雨

虐待に、虐めで、

時雨

僕も、お姉ちゃんが死んでから知った、

時雨

姉はね、僕が中学時で、姉が高校一年の時、音駒高校だったんだ、

影山飛雄

だから、お前も入ったのか、？

時雨

うん、

時雨

お姉ちゃんは、

時雨

僕の、大切な、

時雨

大好きだった、人だ、

時雨

なのにッ、

時雨

もうッ、どうしたらいいか分からなくてっ

影山飛雄

……(ｻｽｻｽ

時雨

僕、お姉ちゃんの葬式の時、泣けなかった、

時雨

お姉ちゃんの親友や、お姉ちゃんに救われた人泣いてたのに、僕だけ泣けなくて、

影山飛雄

……

時雨

本当に、どうしたらいいかッ、分からなくて、

影山飛雄

……

時雨

っ、ごめんね、

時雨

飛雄は、何かあるの、？

影山飛雄

俺は、

影山飛雄

……

時雨

話さなくてもいいよ、

影山飛雄

……

影山飛雄

俺は

俺には姉と一与さんという人がいた

美羽

飛雄！バレー上手くなったじゃん！

影山(幼い頃

！

一与

凄いぞ飛雄！

影山(幼い頃

ありがと、！

楽しかった

一緒にランニングしたり

バレーをしたり

色んなことをした

そんなある日

美羽

ｸﾞｽｯ

影山(中学

……

死んでしまった

俺も時雨と同じで泣けなかった

影山飛雄

お前だけじゃない、

影山飛雄

俺だって、大切な人が居なくなって、泣けなかった、

時雨

飛雄、

時雨

……僕と、似ているね、

影山飛雄

だな、

時雨

……そろそろ時間でしょ、？行きな、

時雨

僕はもう少しここにいる、

時雨

また明日、ここで会おうね、

影山飛雄

おう、

君が光で俺は"影"

作品ページ

次の話を読む

この作品はいかがでしたか？

171

0件

クラゲ 🍬🎶⭐

プロフィール

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。