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SnowManとの恋[短編集]

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SnowManとの恋[短編集]

4 - 僕のデビューは悲しく寂しい 〜ひとりじゃないって最強だ〜 後編

♥

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2021年03月11日

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仕事帰りで夜道を歩いていると

ブーブー♪

携帯のバイブ音が聞こえた

電話だった すぐにでると

ある一言を告げられた

“先程18時27分、頃○○さんが 息を引き取りました”

その瞬間、僕は全てを なくしたように感じた

何も考えられなかった

ただただ、この現実を 受け止めたくなかった

楽屋にいても何もやる気がしない

自分でも気づいている

メンバーと話してても みんなより反応が遅かったり ボーっとしてることが増えたり

でも、このことにずっと 気づいていた人がいた

この頃の俺は、 気づいていた人がいる ことを知らないまま

デビュー日を迎えた

そしてデビュー日

いよいよデビューが発表される

SixTONES vs SnowMan CDデビュー決定!!

キャー!きゃ〜!

デビューはできて嬉しい でも、、

1番伝えたかった人に 直接伝えられない……

こんなにも悲しくて辛かったことは 今まで一度もなかった

僕は溢れそうな涙を必死で抑えた

あぁ、、 僕のデビューは悲しい……

ライブが終わって

僕の1番近くにいた いや、僕の方からそっちへ 近づいているのかもしれない

SnowManメンバーの 目黒蓮という人が

ラウール

ラウール

ん?

今日は一緒に帰ろう

そう言ってきた だから僕は

ラウール

うん。いいよ

と言った

仕事が終わってめめと帰っていると

お前にしてはよくできた芝居だな
でも、俺には通用しない

ラウール

ん?なんのこと?

わかってんだろ?
今のままでお前はやっていけないことぐらい

ラウール

気づいて、、たの?

当たり前だろ

デビューが発表された時も、心の底からは喜んでなかった

ラウール

どうして、わかったの?

ふっ‪wさぁな

めめは鼻で笑った

僕が何があったか話そうと 口を開けたとき

別に無理に言わなくていい!
そこまで知りたいとも思ってないし
予想ついてるから

俺が言いたいのは、これから先もそのままでいるなよってことだけ

最初は言わなくていい そう思ってた

でも、どうしてもこの人にだけは 知っててほしかった

ラウール

あのね……

僕は全てを話した

そんなことがあったんだな
まぁ、想定内だったけど

んで?あと、話すことは?

ラウール

わかってるんだね。

ラウール

うん。
デビューのこと伝えられなくて、、
ここにいないことが辛くて悲しくて

ラウール

寂しくて……

ラウール

現実逃避したくなった……

お前さ、勘違いしてね?
それだと彼女ちゃんが悲しむよ?

ラウール

え?どうゆうこと?

お前と彼女ちゃんは一心同体だろ?
お前が勝手に彼女ちゃんはいなくなったと思ってるだけ。

あーあ
彼女ちゃん可哀想だね

ラウール

そっか、、一心同体だね

彼女ちゃんは、お前と一緒にデビューした道を歩こうとしてんじゃねぇの?

目では見えねぇけど、その分心で見えるようになっただろ?

辛いかもしれない、悲しいかもしれない。
でも、、、

寂しくはない。

彼女ちゃんも、家族も、俺たちもいる

安心しろよ

お前はひとりじゃない!

ラウール

グスッ))うん……ありがとう!

知ってるか?

ラウール

なに、、を?

ひとりじゃないって最強なんだぜ

そう言って、先にめめは 歩いていってしまった

すると、振り返りもせず

さっさと歩かねぇと置いてくぞ!

ラウール

待って!

僕はダッシュでめめのほうに走った

僕、このデビュー良かったよ!

今ならそう思える!

だってひとりじゃないってこと 教えてもらった

みんないる! だからこそ

楽しく嬉しいデビューだ!

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コメント

1

ユーザー

めめ…すごすぎん!?

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