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風間隊作戦室
風間
……正の感情が読める…か
歌川
どういうことでしょうね…？
ウィン（ドアが開く）
三上
はるちゃん送ってきました！
菊地原
あ、三上先輩
風間
ごくろうだった、
三上
で、はるちゃんの
サイドエフェクトのことは…？
サイドエフェクトのことは…？
菊地原
今話してるとこ
三上
そうですか、
風間
まあ、今のところの結論は、
風間
現状から見て
何らかの影響で機能しなくなっていた、正の感情の収集が
何らかの影響で機能しなくなっていた、正の感情の収集が
風間
人馴れしてきたタイミングで
突然使用できるようになった…
突然使用できるようになった…
風間
といったところか、
三上
機能しなくなっていた…？
風間
ああ、
来た時のはるはかたくなに喋ろうとしないし、俺達も無理に追求してこなかったから、
来た時のはるはかたくなに喋ろうとしないし、俺達も無理に追求してこなかったから、
風間
具体的にはわからないが…
風間
ここに来る前…玉狛で保護される
もっと前の話だ、
もっと前の話だ、
三上
もっと前…
風間
はるの親はかなりおかしな人
だったらしい
だったらしい
三上
……！
三上
はるちゃんの……親…
風間
噂の話だが、
はると血が繋がっているわけではなく、引き取ったのは
はるの一族の血すじに関係しているのではないかという話だ
はると血が繋がっているわけではなく、引き取ったのは
はるの一族の血すじに関係しているのではないかという話だ
風間
そこで何か変化があったのは
間違いない、
間違いない、
三上
……！！
三上
確かにそれが本当なら…
はるちゃんが知らない男性に
恐怖心を抱くのにも合点が行く…
はるちゃんが知らない男性に
恐怖心を抱くのにも合点が行く…
菊地原
そもそもサイドエフェクトって
生まれつきだし、
追加されることってないからね、
生まれつきだし、
追加されることってないからね、
菊地原
なにかしらの原因で
使えなくなったと考える方が自然
使えなくなったと考える方が自然
風間
だか、これ以上は俺たちも
知っておかないとはるの負担が
大きくなる、
知っておかないとはるの負担が
大きくなる、
歌川
そうですね、
風間
だから今日、詳しく話を
聞いてみよう
聞いてみよう
三上
わかりました、
歌川
了解、
風間
だがはるのことも考えて、
ペースを考えて話そう、
ペースを考えて話そう、
風間
菊地原、頼んだぞ
菊地原
、了解です
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
廊下 （東との稽古の帰り道）
てくてく
三上
（はるちゃんの血筋かー）
三上
（これから隊室で聞くことになるんでしょうけど）
三上
（うー、ちょっと不安だな、、）
はる
歌歩、ちゃん…？
三上
はっ…！
はる
ふ、あん？
はる
不安…なの？
三上
（やば、はるちゃん感情読めるんだった……）
三上
ごめんごめん、はるちゃん
三上
明日テストだなーって考えてたの!
はる
……そう、？
三上
うん！ぜんぜん大丈夫だよー！
三上
（あぶない、あぶない）
三上
（はるちゃんに心配されてちゃ
だめだよね、）
だめだよね、）
三上
あ、そうだはるちゃん
三上
これから隊室で大事なお話
するって、
するって、
はる
大事な、はな、し…
三上
うん、あ、ほら隊室ついたよー
うぃん（ドアが開く）
菊地原
あ、おかえり
歌川
2人ともお疲れ様です、
風間
よし、2人とも帰ってきたな
ソファに座れ
ソファに座れ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
風間
じゃあ話そうか
はる
……
はる
（大事な話ってなんだろ…）
はる
（またどこかの隊に行くの…？）
はる
（あ、それは大事じゃないか…）
はる
（あ、サイドエフェクトのことかな、）
はる
（でも話せることはそんなにないし…）
はる
（あ……、、、もし、かして…）
はる
（お義母さんたちのっ……⁉）
風間
……はる
風間
お前の親の、
はる
っ…！いやっ！！
風間
っ…、！！
歌川
はる､!?
三上
はるちゃん……！！
はる
っ……！！
顔が恐怖で引きつっている
菊地原
風間さん！（首をふる）
菊地原
（心音でもわかる…、
凄く怖がってる…、）
凄く怖がってる…、）
菊地原
（はるがこんなに取り乱すなんて……）
蒼也がはるの前にかがみ込む
菊地原
…！
はる
いや、いやっ…！
風間
はる、
これは必要なことだ
これは必要なことだ
まっすぐに見つめる
はるの透明で透きとおった瞳が 揺れている
はる
（なんで…、！）
はる
（いつも、そーやは嫌がったら聞かないでくれるのにっ…、）
三上
大丈夫、私が隣にいるから
三上
ゆっくりでいいよ、
はる
っ……、
風間
大丈夫だ、
何があっても俺たちははるの
味方だ
何があっても俺たちははるの
味方だ
蒼也はそう言って座る
菊地原
うん、そうだよ
歌川
俺たちは見捨てたりなんかしない
はる
……！
はる
わかっ、た……
風間
、ありがとう
風間
…、はるの親がはると血がつながっていないことはわかっている
風間
……ここに来るまでに何があったのか話せるか？
はる
………
はる
……こくっ
それからはるは ぽつり、ぽつりと話し始めた
はる
……、あたし、の一族は…
はる
髪が…銀髪、
はる
みんな…身体能力、も高くて…
はる
昔から、
邪悪を滅ぼす一族
って、言われてた
邪悪を滅ぼす一族
って、言われてた
三上
邪悪を滅ぼす一族……
はる
嘘みたいな話であたしも信じてなかったけどっ…
はる
人里の方に出てみれば
自分たちの身体能力が高いってことはすぐにわかった…
自分たちの身体能力が高いってことはすぐにわかった…
はる
その邪悪がトリオン兵だったのかは…わか、らないけど
はる
みんな強かった、し、
トリオン兵が襲って来た日も…
トリオン兵が襲って来た日も…
はる
みんなが問題なく倒してくれた…
歌川
……！トリオン兵……、
はる
それから、その一族の知り合いの人…がボーダーを創った、らしい
風間
ボーダーを……！？
風間
（確かにある一族が創設に協力していた、というのは聞いたことがあるが…）
はる
それ、で…
はる
先祖のひと、たちから、
はる
伝えられてきて、た話、が
はる
1000年に一度、
はる
儀式のための不思議な力を
もった
もった
はる
髪色の違う子、が生まれてくるって話があった、の…
風間
それが……！
はる
うん……それがあたし、らしい
はる
あたしも、そんなおとぎ話みたいな話、嘘だとおもってた…
はる
しかも、
その儀式っていうのは、危険だから、やろうとしてなくて…
その儀式っていうのは、危険だから、やろうとしてなくて…
はる
余計に信じてなかった
菊地原
儀式っていうのは……？
はる
それは…
はる
邪悪の怒りを収める儀式
歌川
収める……？
はる
もともとは、あたしが邪悪の
心を読んで…“こっち”にこないように会話するもの、らしいの……
心を読んで…“こっち”にこないように会話するもの、らしいの……
はる
だけど…みんなはあたしが傷つくかもしれないなら、
はる
自分たちで里を守るって言ってくれたの…
はる
あたしの、不思議なチカラって
いうのも……
いうのも……
はる
その時は気づいてもなかった…
はる
でも、
はる
本当のお母さんたちも、一族の
人たちも、
人たちも、
はる
優しいひとだったから…
はる
あたしがそのチカラを持った子っていうのも、小さい頃は知らされてなかった…
はる
……まさかあたしだなんて思って もなかった
はる
……それで、
はる
……っ
菊地原
……ゆっくりでいいよ、
はる
……ん、
はる
それでっ……
はる
あたしたちのところ、に
はる
でっかい…人型の機械を連れた
はる
ひと、たちがきて…、
はる
「チカラを持った子供を出せ」
って……、
って……、
はる
あたしを狙ってるって……
知って…、
知って…、
はる
怖かった、怖かった…けどっ、
三上
うん、うん、大丈夫だよ
はる
うんっ…
はる
……っ
はる
それでっ……
はる
あたしの、せいでっ…
はる
みん、な…あたしを守るためにっ
はる
みんなっ……
ぽろっぽろっ、 （涙がでてくる）
風間
……っ
風間
はる、もう大丈夫だ、
はる
………っ
はる
ううん、最後まで……ちゃんと話すっ、
風間
………！
わかった、最後まで聞こう
わかった、最後まで聞こう
はる
それ、で、あたしは
研究室、？に連れてかれて、
研究室、？に連れてかれて、
はる
新しい、お義母さん（おかあさん）たちが、
あたしと居るようになったの、
あたしと居るようになったの、
はる
それ、で………
はる
あたしの、チカラと、身体能力を調べるとかで
はる
あたしにっ…機械を繋いだり
なんかと、戦わされたり……した
なんかと、戦わされたり……した
菊地原
………っ
はる
研究室の、人たちの感情は、…
すごく怖くてっ、、
すごく怖くてっ、、
はる
お義母さんたちはっ、
研究がうまくいかないとかでっ、
研究がうまくいかないとかでっ、
はる
あたしのことを、よく殴ったの…
はる
その時からっ…
はる
なんかっ、うまく話せなくなったり、うまく笑えなかったり…、
感情が読めなくなったり、
した……、
感情が読めなくなったり、
した……、
三上
っ………！
はる
だけどっ…
はる
トリオン兵がいっぱい来た日…
はる
みんなあたしを置いていったから、…
はる
あたしは外に出られたのっ…
はる
それで、そーやたちと迅さんに…
風間
なるほど…
風間
話してくれてありがとう、
風間
怖かったな……
はる
うんっ……ぽろっぽろっ
三上
うんうん、もう大丈夫、
ぎゅー
ぎゅー
はる
……っひぐっ、っ…
三上
ヨシヨシ（なでなで）
菊地原
……だいぶ疲れてるね
歌川
今日はいろいろあったからなー
風間
今日はみんなで飯にでも行くか
三上
え!?嬉しい！
菊地原
はるは少し寝なよ？
はる
うん、
歌川
それじゃあ、荷物取ってきます
三上
私も準備しよ〜っと！
次回！
夢主✰
スクロールお疲れ様です！
夢主✰
歌歩ちゃん可愛い過ぎない!?
夢主✰
あ、
夢主✰
てゆうか、私思ったんですけど、
夢主✰
ワートリの人たちの自己紹介、
ってちょっと変わってますよね！
たとえばー
ってちょっと変わってますよね！
たとえばー
夢主✰
はる、静空晴、
夢主✰
とか！
夢主✰
えっ？分かる人居ます!?
夢主✰
なんか、かっこいいですよね！
夢主✰
私も今度使ってみようかな笑
夢主✰
私のなまっ、
夢主✰
っと、危な！本名言うとこだった（汗）
夢主✰
あぶないあぶない、
夢主✰
あ！あと、前回のお話で私、
初コメ頂いたんですよ！
初コメ頂いたんですよ！
夢主✰
めっちゃ嬉しかったです！
ありがとうございます！
ありがとうございます！
夢主✰
過去編ってあんまり伸びないがちでちょっと心配ですが、
♡押してくれると嬉しいです！
♡押してくれると嬉しいです！
夢主✰
それと、見てくれてる皆さんは
わかるかもなんですけど、
わかるかもなんですけど、
夢主✰
私のもう一つの作品が一段落
ついて、この作品一本になります
ついて、この作品一本になります
夢主✰
なのでもう一つワートリの転生系
を書こうかなと思っております！
を書こうかなと思っております！
夢主✰
できれば第1話今日じゅうに出したいです、ぜひ見てください!
夢主✰
↑この内容一回更新してから
打ってます、先に見てしまった方
申し訳ありません！
打ってます、先に見てしまった方
申し訳ありません！
夢主✰
それではまた次回〜！
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
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