これは私が体験した 本当にあった話です。
学校。
花音
おはよーう!
友達がいない私に話しかけてくれたのは花音(かのん)ちゃんだった。
花音ちゃんはクラスの人気者。
そんな花音ちゃんが話しかけてくれたことが何より嬉しかった。
私
あ、うん、おはよ
女子1
花音、やめなよ~
女子2
こんなデブに話しかけたら、デブ菌が移るよ~
私
(ムカッ)
私
(いや、こんなことで怒っちゃダメ)
私
(だってデブなのは本当、だもんね)
花音
皆、酷いよ!
花音
私ね、本当は私ちゃんと仲良くしたかったの
花音
これからよろしくね!
花音ちゃんが天使に見えた。
私
あ、あの
花音
ん?
私
こんな私で、いいんですか?
花音
いいよ、全然!
花音
それよりさ、放課後二人でカラオケ行こう!
私
え、でも
花音
いいじゃんいいじゃん
私
あ、うん、わかった
私
(お母さんとショッピング行く約束だったのに)
放課後
花音
ではさっそく、レッツゴー!
私
うん!
カラオケ屋
花音
お待たせ~!
男子1
よう、遅かったな
女子2
花音、こっち座りなよ
私
(これは一体!?)
次回へ続く