メリー
私メリーさん。
メリー
今、A県にいるの。
皐月
またきたw
皐月
今度は何ー?
メリー
私メリーさん。
メリー
今、B市にいるの。
皐月
もしかして前回の無かったことにしようとしてる?
メリー
私メリーさん。
メリー
前回とか意味がわからないの。
メリー
私とあなたのストーリーはこれが初なの。
皐月
皐月
じゃあこれはなにー?
メリー
私メリーさん。
メリー
その前に一言物申したいの。
皐月
?
メリー
私メリーさん。
メリー
私の名前はメリーさん。
メリー
断じて変態ではないの。
メリー
名誉毀損なの。
皐月
でもこれメリーさんじゃないんでしょ?
メリー
私メリーさん。
メリー
そうだったの。私とあなたは初対面なの。
皐月
じゃあこれSNSで拡散させても大丈夫だよねー?
メリー
私メリーさん。
メリー
私は一向に構わないの。
メリー
構わないのだけれども、そんな事をしたらその人はきっと精神的ショックで今度はA棟のマンションで同じ事をしてしまうかもしれないと思うの。
皐月
迷惑極まりないからやめとくー
メリー
私メリーさん。
メリー
それが賢明だと思うの。
皐月
で、何の用?
メリー
私メリーさん。
メリー
そうだったの。
メリー
前振りが長過ぎると読んでくださってる方が飽きてしまうの。
メリー
これからあなたの所へ向かおうと思うの。
メリー
その為に既に音声入力をオンにして
メリー
ストレッチをして
メリー
トイレに行ってきて準備は万端なの。
皐月
ガチ過ぎw
メリー
私メリーさん。
メリー
と、言うことでこれから向かうの。
皐月
あ、今ねー
皐月
お父さんと一緒に近くのショッピングセンターにいるよー
メリー
え?
皐月
春物買わなきゃー
皐月
メリーさんもこっち来ればー?
メリー
私メリーさん。
メリー
お家にいないのならしょうがないからそっちに行くの。
皐月
あ、今どんな格好してるのー?
皐月
来たらわかるように教えてー
メリー
私メリーさん。
メリー
上下アディダスのジャージなの。
皐月
格好もガチだ
メリー
同じ過ちは繰り返さないの。
メリー
それがメリーさんクオリティなの。
皐月
あ、はい
メリー
私メリーさん。
メリー
あと10分ぐらいでショッピングセンターに着くの。
皐月
今フードコートでランチー
メリー
間も無くショッピングセンターに到着するの。
皐月
じゃあお父さんに迎えに行かせるから何か目印になるとこで待っててー
メリー
私メリーさん。
メリー
お気遣い痛み入るの。
メリー
じゃあショッピングセンターのA入り口で待っているの。
皐月
り
皐月
ちなみに確認なんだけど
皐月
メリーさんて
皐月
知らない人に突然連絡してきて
皐月
不安を煽りに煽って
皐月
いきなり背後に立っているストーカーって解釈でおけ?
メリー
私メリーさん。
メリー
私はストーカーではないの!
メリー
あんな低俗なものと、この私を一緒にしないでほしいの!
メリー
私がいつも1人なのは友達がいないからとかじゃなく
メリー
孤高の存在だからなの。
メリー
いつも返信が早いのは暇だからとかじゃなく
メリー
時間管理が完璧だからなの。
皐月
あ、はい
皐月
ちなみに私のお父さんはねー
皐月
私の事を溺愛してて
皐月
何でも言うこと聞いてくれるんだよー
メリー
私メリーさん。
メリー
親子の仲が良いのはとてもとても良い事なの。
皐月
そんなお父さんの職業は警察官なんだよねー
メリー
え?
メリー
誤解なのー!
メリー
と、言う事があったの。
奏
毎回毎回ホントに何してんの
メリー
あの子と私の相性は火と油だと思うの。
奏
ただの火事じゃねーか
奏
水と油な
メリー
ご視聴ありがとうございました。なの。