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説明忘れてたのでせつめいしまっす! この小説は、 君が飛び降りるなら、 とかそんな名前の小説の続きです!

そしてなんですが… ちょっと自分の中で、名前表記変えようと思ってるんですよね… というのも、見る方全てきちんとされているので、自分もちゃんとしようと思って…‪w

今更感ありますが… 実況者などの他界隈推してる方ならご存知かもしれませんが

タグは、ローマ字表記でやらせて頂こうと思います!! 例えば… さところ⟼stcl ななジェル⟼nnjl るぅりいぬ⟼rurn ですっっ! 綴り間違ってたら、教えてください(´;ω;`) ローマ字苦手なもんで((

そして、名前は色で行こうかなって思ってます!!

把握お願いしますっっっ!!

ピッ…ピッ…ピッ…ピッ…

ドラマなんかでよく聞く病院の電子音が聞こえた

💜

ころん、!

💙

(ん…なんだ?)

🧡

ころん!!!

💛

ころちゃん!!

うっすらと目を開ける。 そこには、目に涙を浮かべている人たちがいた。。

真っ白いシーツやいかにも病院らしい点滴。

何が起こっているのか僕はどうしてここにいるのかさっきまで何をしていたのかがまるで思い出せない。

💜

ねぇ…目…覚めそう…じゃない。?

💙

(みんな…?)

❤️

ころちゃぁん!!!

💛

起きてください!!

💙

(なんで僕…病院に…?)

🧡

頑張れころちゃん!!
ころんならいけるで!!

💜

そうだよ、、!!
ころん、!!

💙

ん…

💙

みん…な…?

❤️

ころちゃん!!!!

💛

目が…目が!!
覚めました!!

手を伸ばして起き上がろうとする

💜

あ、無理して起き上がったら…!

瞬間酷い痛みが全身を襲った。

💙

っあ…あああっ!!

💜

ころん!!

💛

大丈夫ですか!!?

❤️

俺、先生呼んでくる!

🧡

俺も!!

莉犬くんとジェルが病室を出ていった。

💜

ころん…ほんとによかった…

💜

2週間、ずっと目を覚まさなかったんだよ…?

💙

(2週間も…)

💙

(どうして…?)

💙

なー…く……

💜

ん…?

💙

ぼく…なんでここに…?

💙

(何も思い出せない。)

💙

(そう言えば…さとみくんだけいない。)

💙

(どうしたんだろう。)

💙

あ…そういえば、さとみくんは?

ダンッ…

💙

るぅとく…?

るぅとくんが大きな音を立てて机を叩いた。

💙

(なんで…こっちに歩いてくるの…?)

💙

ぐぁ…!?!

るぅとくんに胸ぐらを捕まれ、情けない声が出る。

💛

それ、冗談じゃなくて本気で言ってるんですか、

💙

え…?

💜

るぅとくん!
ころんは、

💛

本気で忘れたのかって聞いてんだよ!!

💛

ねぇ…答えてくださいよ…

💛

ころちゃん…?

💛

ねぇ!!!

怒りや悲しみで染ったるぅとくんの目を僕は見ることが出来なかった。

💜

るぅとくん!!

💜

もう…やめてよ、

💜

やめよ…?

なーくんが泣きながらるぅとくんを止めている。

💛

いやだ…僕は…ころちゃんがやったこと…許せないよ…

💛

みんなが許しても、僕だけは…許しません…

💙

(一体…何が…)

💙

(てか息が…できない…)

🧡

ただいまー?

🧡

先生呼んできたで…っておい!!るぅと!!

🧡

何やってんだ離せ!!

❤️

るぅとくん?!!
ころちゃんがしんじゃうよ!!

❤️

離して!!

帰ってきた2人が必死で僕からるぅとくんを引き離す

💛

やだ…だって…

💛

ころちゃんがこんなことしなかったら…さとみくんは…さとみくんは…

そこで、僕は全てを思い出した

都合よく忘れていた、 今までの全てを

💙

そうだよ…!

💙

さとみくんはどこ!?

💙

(この部屋にはいない…どこに寝てるんだ…?)

🧡

ころん、覚えてへんの?

💙

覚えてる…よ?

💙

僕と…

💙

僕と飛び降りたんだ…

💙

生きて帰れるはずのないあの高い高いさとみくんの家の屋上から!!!

💙

なのに…なんで僕は生きてるの、

💙

死んで楽になるはずだったのに!!

💙

来世に…全てを賭けたのに…

バチン…

💙

痛…い

🧡

なーくん!!!

直ぐにジェルくんがなーくんを止めに走った。

何が起こったのか分からず上をむくとなーくんが複雑な表情でこっちを見ていた。

💙

(なに…なんなの…)

💜

ころん

💜

目が覚めたばっかで悪いけど…

💙

えっ…

なーくんが優しく僕のことを抱きしめてきた。

💜

死ぬなんて…

💜

そんな残酷なことを簡単に言わないで!!

💜

ころんは消えたいって思ってるかもしれないけど、俺たちは…

💜

俺たちは誰もそんなこと望んでない!!!

💜

さとみくんだって、望んでなかった

💜

絶対にころんと一緒に死のうとするべきじゃなかったんだ…

💜

…ごめんね、怒って

💜

でも…怒らずにはいられない

💜

俺とるぅとくんだけじゃなく、ジェルくんだって莉犬くんだって、
みんな怒ってる。

💜

2人がやった事は、絶対に許されることじゃないよ。

💜

それだけは…わかって、

僕は、なーくんと目を合わせることができなかった。

💙

っ…

💙

ごめん…なさい…

視界が揺らいで涙が毀れ ぽた…ぽた…と服に模様をつくった。

💙

うううっ…

🧡

ころん…

ジェルくんが優しく涙を拭ってくれた。

🧡

辛かったなぁ…

🧡

もう、大丈夫やで。

🧡

今度は俺らがついとるから。

🧡

な?

💙

…うん…うん…!

❤️

ねぇ…あのことはいつ言うの?(小声)

💛

分からない…(小声)

なんの話しをしているか分からないけど2人の話す声が聞こえる。

💜

さぁ!
ころんも起きたことだし…

💜

長居するのも悪いからそろそろ出よっか!

💙

あー…
うん!またねー!

💙

(ひとりぼっちは寂しいけど…)

💙

(仕方ないよね。どこかの部屋にさとみくんもいるだろうし、、)

🧡

…え?

❤️

そうだね!

❤️

またねころちゃん!

💛

待ってくださいよ2人とも…

💛

あのことを言わないなんて

💛

僕…いやです

🧡

俺も…ちゃんと言うべきやと思うで、?

🧡

なーくん。莉犬。

💙

あのことって…なんの事…?

❤️

俺は、言わなくてもいいと思ってる

❤️

これ以上ころちゃんが傷つくなんて、考えたくない!!

💜

俺も、ころんを傷つけたくない。

💛

その間違った優しさが、後で大きな傷をつけるんです!!

💛

絶対今言うべき…ですよ…

🧡

俺もそう思うで、

🧡

遅かれ早かれ、いつかは知るんやから…

💜

💙

ねぇ、なんのこと?

💙

さっきから、何を揉めてるの?

💜

💙

なーくん??

💜

💙

ねぇ!!みんな!?

💜

ころんは、

💙

何…?

何が聞かされるか分からないはずなのに体が拒絶反応を起こしている。

💜

ころんは、今から聞かされることがどんなに酷いことでも、どんなに死にたくなるようなことでも、これから背負って生きていく覚悟がある?

💙

え…

💙

(聞いちゃダメな気がする…)

💙

(怖い…)

💙

どういうこと?

震えが止まらない…

💜

俺たちが今から話すことを聞くのであれば

💜

それぐらいの覚悟を持って欲しい。ってことだよ。

💜

ちなみに、俺は今じゃなくてもいいと思ってる。

❤️

俺も…

💛

僕は、今聞くべきだと思ってます。ころちゃんは、この状況を知るべきですよ

💛

じゃないと…これから先…みんなバラバラになっちゃう…

🧡

俺は…聞いて欲しい…けど、

🧡

ころんにまかせるよ。

💙

っ…

💙

(どうしたら…いいんだろう)

💙

(ねぇさとみくん。僕どうしたらいいかな、)

💙

(なんで隣にいないんだよ、)

💙

(今どこにいるの…)

💜

💜

迷わなくても大丈夫。

💜

したいようにしてくれて構わない。

💜

ころんがどっちを選んでも、俺たちは味方だし支えるよ。

🧡

せやで、ころん。

🧡

仲間やんか、俺たち。

揺らぐ視界の中 僕はひとつの答えを出した。

💙

うん…

みんながいるなら、 さとみくんがいるなら。 どんな世界でも生き抜いてやろうって思えたんだ。

💙

僕、聞くよ。

💙

ちゃんと受け止める。

💙

だから、話して…ください。

🧡

ころん…

💜

分かった。話すよ

❤️

まって、俺…さとちゃんのとこ行ってくる

💛

莉犬?

❤️

ちょっと、聞くの耐えられないかも…

扉へ向かっていく莉犬くんの背中は震えていた。

💛

っ…

💛

僕もいってきます。

💜

…分かった。

💜

莉犬くんをよろしく、

💛

はい…

バタン…

💙

(2人ともいなくなっちゃった。)

💙

(さとみくんのとこ…僕も行きたい)

💜

…ろん……こ……ん…

💜

ころん!!

💙

っはい!?

💜

ぼーっとしないでちゃんと聞いててよ!笑

🧡

具合悪いんか?平気?

💙

ごめ、平気‪w

💙

僕も早くさとみくんのとこ行きたいなって

💜

そっか…

🧡

せやなぁ…

🧡

じゃあ、話し始めますか?

💜

そうだね、!

💜

あれは…ころんが飛び降りようとしたのをさとみくんが見つけた時…

ついに始まる… でも、肯定したあとに2人の顔が引きつったのを僕は見逃さなかった。

一体…僕の知らない…何があるのだろう…

回想に入ります

💗

っはぁ…はぁ…はぁ

💗

ころん…どこにいるんだよ…

💗

もう…見つかんねぇかな…

💗

いや、探さないと…

💗

まだ気持ち、伝えてない…。

💗

っ…走るかぁ

数十分後

💗

もう…無理

💗

あ、高いとこから探せば…

💗

1回家戻って、屋上から探すか

カン…カン…カン…カン… 乾いた音を鳴らしながら屋上へと続く階段を上る。

💗

見つかるわけねぇけど、
ここまで来たら全部やるしか…

ガチャ… ドアを開けるとそこには 綺麗な夜景が広がっていた。

💗

いつ来てもここ、綺麗だなぁ

???「最後にさとみくんの声…聞きたかったな」

💗

誰か…いるのか、、?

💗

俺の話…

音を立てないようにそっと覗いてみる。

💗

っあ

驚きを隠せず声が出る。

そこに見えたのは

ずっと探し続けていた

ころんの背中だった。

💗

あ!!ころ…

💗

(その前に、なーくん達に連絡しなきゃ…)

💗

(きっと探し回ってるだろうから。)

💗

ななもりさんななもりさん

💜

さとみくん!

💜

見つかった??

💜

どこ探してもいなくて…

💗

見つかりました!

💗

俺の家の屋上に居て…

💜

やっぱそうか…

💜

さとみくん、とりあえずころちゃんを落ち着かせて連れて帰って

💜

お願い…出来る?

💜

無理だったら全然、俺らが着いてからでもいいけど…?

💗

💜

さとみくん?

💗

ななもりさん。俺、

💗

ころんといっしょに、行こうと思います。

💜

💜

え!??

💜

行くって…どこに?!

💜

ちょっと待って、

💗

(あれ…?電話かかってきた…)

💗

(まぁ…無理はないか。)

💗

もしも((

💜

さとみくん!!!!

💗

…っ

💗

はい

💜

どういうこと??!

💜

どこに行くつもりなの!?

💗

俺…ころんが好きなんです

💜

それは俺たちだって…!!

💜

仲間だもん、当たり前でしょ?!

💗

違うんですよ…

💗

恋愛感情含めて好きなんです…

💗

あいつが…

💜

💜

いつ…から…?

💗

結構前から…です…

💗

でも、あいつるぅとと仲いいし、俺が自分の気持ち伝えたらダメな気がして…

💗

今のすとぷりを壊しちゃう気がして…

💗

なかなか言えなくて…

言葉にする度に胸が苦しくなる。

俺はほんとに…あいつが好きなんだ…

💜

そう…だったの…

💗

はい…

💗

気持ち悪いですよね、同性とか

💗

軽蔑してもらって…大丈夫です…

💜

そんなこと…するわけないじゃん!

💜

辛かったよね…

💜

気づいてあげられなくてごめんね…

💜

すとぷりのために…ありがとう

💗

いや…

💗

当たり前のこと…ですから…

💜

それで…

💜

ころんと一緒に飛ぶつもりなの?

💗

はい。

💜

さとみくんは、それでいいの?

💜

俺は…正直反対だよ

💜

2人には戻ってきて欲しい。

💜

嫌だよ…ずっと一緒だったのに

💜

見殺しになんてできない。

💗

なーくん…

💜

でも…俺には2人の幸せを止める権利なんてない…

💗

え…?

💜

どんな形であれ、2人が幸せなら…

💜

俺はもう、止めないよ。

💗

っ…

💗

理解してくれて、ありがとう…

やっぱりなーくんは優しい。

最後まで泣かずに肯定してくれた。

もし俺がなーくんの立場だったら

絶対に肯定出来なかった。

💜

じゃあ…幸せになってね、

💗

はい…

俺は、涙でぐしゃぐしゃになりながら頷くことしかできなかった。

💜

ころんのことお願いね…!

💗

はい…!

💜

じゃあ…またね…

💗

なーくん

💜

ん?

💗

今まで…ありがとうございました…!

💗

俺、応援してます、ずっと、ずっと

💜

うん…うん…!

💜

ありがとう

💜

これで最後とか実感できないけど、

💜

最後なんだね

💗

💜

ほかのメンバーへの説明は任せて。

💜

失踪したって伝えておくから。

💗

ありがとう…ございます

💜

うん

💜

じゃあ…

💜

またね

ピッ…

💗

(俺は今から…死ぬんだ)

💗

(でも不思議と悔いはない、ころんと居られるからかな。)

ふと、ころんの方に目をやる

今にも落ちようとしているころん。

💗

(やっば、忘れてた)

全力で走りころんを止めに向かった

ピッ…

💜

💜

もう二度とあの二人には会えないんだ

💜

俺は選択を間違ったかな?

💜

止める…べき…だったのかな

💜

ねぇ…どうしたら良かったの?

数時間後

💜

(あれ…電話だ…)

💜

(誰からだろう)

💜

はい、もしもし?

警察官

あ、すみません○○さんの知り合いの方でしょうか

💜

(さとみくんの名前だ…)

💜

そうですけど、どうかしましたか?

警察官

あ、あのですね、実はーーーーーー

💜

っわかりました!!すぐ行きます!!

病院内

💜

はぁ…はぁ…はぁ…

💜

あ、看護師さん!

看護師

はい!
お見舞いですか?

💜

あ、そうです、!

💜

ここについさっき運ばれてきたと思うんですけど…何処へいますか?

看護師

ついさっき運ばれた方…ですか?

看護師

少々お待ちください

💜

(生きて…るのかな、)

💜

(大丈夫…なんだよね?)

💜

(……分からないけど、怖い。)

看護師

いま、緊急手術を受けているそうです

看護師

手術室の前までお連れできますが…病室でお待ちしますか?

💜

あー…

💜

病室で…まってます!

看護師

了解しました!
病室は、ここから2階上の224号室と、5階上の529号室になります

看護師

どちらへ行かれますか?

💜

(どうしよう…)

💜

(とりあえず…さとみくんかなぁ)

💜

2階へ行きます!

看護師

皆さんそちらへ行かれるんですね

看護師さんがふわりと微笑んだ

💜

皆さん…?

💜

(2人の家族かな?)

看護師

こちら、カードキーになります

2枚の薄いカードを渡された。

看護師

一応2部屋分お渡ししておきますね

看護師

お帰りの際には忘れずにこちらえお返しください

💜

ありがとうございます

💜

(みんなって誰のことなんだろう…)

💜

あ、

💜

早く行かなきゃ

俺は、ふわふわとした足取りのままエレベーターを使って2階へと進んだ。

224号室

コンコン… ノックをしてから鍵を開け、部屋へはいる。

???

はーい?

中から聞きなれた声がした。

💜

さとみくんの知り合いのななもりって言います。
お見舞いに来ました!
入っても大丈夫ですか…?

???

なーくん!!?

💜

へ…?

バンッッ!!

勢いよく空いたドアの先に居たのは

🧡

あ、ほんまになーくんや

💛

こんにちは!

❤️

先におじゃましてるよー|ω・`)

みんなだった。

💜

みんな…

💜

なんで居るの…?

💜

(みんなには2人のこと何も言ってないのに…)

🧡

なんでって…警察から電話来て…

💜

え?!

🧡

なんでそんな驚いてんの‪w

💛

きっと、警察も手当り次第に電話したんでしょうねぇ…

❤️

うーん…

💜

そっか…

🧡

にしてもなんでみんなこっち来るん?‪w

🧡

誰かころんのとこ言ったれや‪w

💛

5階ってきついじゃないですか

❤️

登るの疲れるしぃ

💜

そんな理由?!‪w

🧡

ほんま薄情な奴らやなぁ‪w

🧡

まぁ、俺もやけど((

🧡

HAHAHA

❤️

…一人で笑ってるし

💛

ジェルくんは置いといて、

🧡

え、酷ない?!

💛

なんで2人は…その…屋上から落ちたんでしょう?

💛

どちらか独りならまだしも、2人で、しかも抱き合って落ちるなんて…わざと示し合わせたとしか…

❤️

たまたま…

❤️

たまたま取っ組みあってて落ちちゃったかもしれないじゃん…?

💛

莉犬…?

💜

(莉犬くんの声が震えてる…)

❤️

自殺とか…考えたくないよ…

💛

うん…僕も…

💛

だけど、それ以外思いつかないですよ…

💜

(俺は全部知ってる…)

💜

(話すべきなのかな…)

💜

(どうしたらいい?ころん、さとみくん、)

🧡

🧡

なーくん?

💜

ふぇ?

🧡

何か言いたげな顔やな…?

🧡

知ってること…あるん?

💜

(…止めなかったこと…怒られるだろうな…)

💜

(どうしよう…)

🧡

なーくん…そんな苦しそうな顔せんとってや…

🧡

何があっても、なーくんを責めたりしないから

🧡

な…??

💜

う…ん

💛

大丈夫ですよ…!

💛

なーくんは、何も悪くないです…

💜

💜

実は…

それから俺は、 知っている全てのことを話し始めた。

その間、3人は息を殺したように静かに聞いていた。

🧡

そうかぁ…

🧡

そんな…ことが…

💜

…みんなを騙すようなことして…ごめん

💜

2人からの最後のお願いだと思ったら…断れなくて…

🧡

辛かったなぁ2人とも…

🧡

なーくんも…苦しい選択させてごめんな…

💜

…っ

張り詰めていた糸が切れたかのように涙が溢れ出した。

💜

ごめんね…みんな…

💛

なーくん…
泣かないでくださいよ…!

💛

僕達まで…泣いちゃ…

❤️

気づけなくてごめんねなーくん(´;ω;`)

💜

ううん…俺こそ…

コンコン…

部屋の外からノックの音が聞こえた。

💜

誰だろ…?

🧡

おれ、出てくるわ

ジェルくんがドアの方へと向かった。

🧡

はーい?

看護師

さとみさんをお連れしました

看護師

暫くは目が覚めないと思うので静かに寝かせておいてください。

看護師

目が覚めましたらナースコールにてお呼びください

と言って、部屋から出ていってしまった。

💜

さとみくん…

💜

(顔…真っ青…)

運ばれてきた彼は、あちこちを包帯で巻かれていて痛々しかった。

❤️

さとちゃん…痛そう…

💛

🧡

まぁ顔がぐちゃぐちゃじゃなくて…良かった…な…

💜

うん…

それから数時間後

さとみくんの目が開いた。

💗

…?

💜

!!
さとみくん!!

🧡

お、やっと起きたかぁ。
まったく、寝坊助さんやなぁ

💛

ふふっ

❤️

待ちくたびれたよぉ〜

💗

…((ボソッ

💜

さとみくん…?

💗

誰…?

❤️

え…?

💗

誰だお前ら

💜

何…言ってんの?

前までの彼のように優しい目ではなく冷たい氷のような目でみんなの顔を見回している。

💗

誰なんだよ

🧡

すとぷりのオレンジ担当ジェルとー?

💜

ななもりとー?

❤️

あ、赤いわんわん莉犬とー?

💛

なんなんですかるっるぅとです!

💜

そしてー!
きみは、ピンク担当のさとみくんです!!

💗

すとぷり…?

💜

そう!

💗

くだらない…出ていってくれ

💜

え…?

💗

頼むから…消えてくれ

彼は、全てを忘れているようだった。 いや、忘れたがっていた。 って言った方がいいかもしれないね

その後俺たちは追われるようにころんの部屋へ行って、ころんの顔を見たんだ。

そこで見たころんの体には傷一つ着いていなくて、

救急隊の話によると、さとみくんがころんを守るように下敷きになっていたんだって

お医者さんに行ったら、軽い記憶喪失らしくて、 ころんを見たらなにか思い出すかなって思って起きるのを待ってた。

ここまでが、ころんの知らなかったことだよ。

さぁ、ここからどうする?

全て忘れてしまっているさとみくんに、ころんは、会える?

💙

…そんなことが…あったんだ…?

💜

うん

🧡

さとちゃん、ホンマに何も覚えてへん…俺らのこととか、すとぷりのこととか…ころんのことも、もしかしたら…

ジェルくんが酷く動揺し始めた…

💜

ジェルくん…

🧡

俺が悪いんや…なーくんをおいつめたのもさとみを停められなかったのもころんに気づけなかったのも

💜

違う…違うよ?ジェルくん…

💙

そう…だよ…

💙

僕が甘えなきゃ良かったんだ…

💙

…僕、とりあえずさとみくんに会ってくる

🧡

ころん…?

💙

話は、それからまたしよ?

🧡

わかっ…た

224号室

コンコン…

💙

さとみくーん?

💙

僕だよ、ころん!

💙

はいって…いいかな?

中から返事はない。

💙

…?

💙

はいるよー

ガラガラガラ… 重い扉を開き、中へ進む

💙

あっ…

そこには、静かに眠っているさとみくんがいた。

💙

(寝てる…)

💙

(綺麗な顔、してるなぁ…)

💙

(触ってみても…いいかな)

力の入らない手でそっと頬を撫でる。

💙

(…!擦り寄ってくる!可愛い…)

それからどれくらいだっただろう。 しばらくして、彼が目を覚ました。

💗

ん…?

💗

お前は…一体…

💙

あ、目が覚めた?

💙

僕は…

💗

ころん

💙

へ…?

💙

僕のこと…覚えて…

💗

…??

本人も何が起こったのか分からないというような顔をしている。

💙

るはずないか…

💙

僕ね、ころんっていうんだ

💙

僕はねーさとみくんの愛方だったんだよー?

💙

忘れちゃうなんて酷いなぁ笑

💗

そう…なんだな、悪い…思い出せなくて

💙

ううん!
忘れちゃうことぐらい誰にだってあるよ、気にしないで?

💗

ありが…とう?笑

💙

💗

💙

(話が続かない…いつもさとみくんが話題振ってくれたからなぁ…)

💗

あ、そうだ、

💙

ん…?

💗

俺、自分がさっき出てる動画見て

💗

それで…これ、やってみたいんだけど

💙

んー?あ、第5人格かぁ!

💙

それさとみくんめっちゃやりこんでたもん‪w

💙

思い出せなくてもさとみくんはさとみくんなんだね‪w

💗

そうか?‪w

💗

これ、どうやってやるか教えてくれる?

💙

お、立場逆転かぁ

💙

いーよ!やろ!

💗

おう!

💙

あああああああ!!

💗

えっ…何、もう死んだの?‪w

💙

なんで助けに来ないんだよ!‪w

💗

あ、これ助けられんの!?

💗

教えてくれないから‪w

💙

あっ…

💙

そっか、ごめん

💗

…?いいけど、‪w

💗

もう1回する?

💙

んー、そろそろ部屋に戻ろっかなぁ

💗

あれ、お前も入院してんの?

💙

もー!

💙

お前じゃなくて…ころん!!
ころんって呼んで?

💗

わかったよころん‪w

💙

ん!

💗

実はな…俺…なんで入院してるか何も知らないんだ…

💙

え…

💗

でも、起きる前は…すごく幸せな夢を見ていた気がするんだよな

💙

幸せな…夢?

💗

ああ…そうだ

💗

恋人とかそんな感じの相手がいて

💗

俺も彼を愛していたし愛されてた

💙

(さとみくん…彼っていった…)

💙

(もしかしたら僕のこと…思い出してくれるかも…?)

💙

どんな人だったの?

💗

んん、そうだな

💗

優しくて繊細で、一緒にいてすごく幸せになれる…

💗

また…逢いたいなぁ

💙

そっか…

💗

あれ、お前なんで顔が真っ赤なんだ?

💙

へ…

💙

(言われてみれば、さっきから顔が熱い…)

💙

な、なんでもないよ!

💙

ぼく…そろそろ行くね!

そう言って、僕は部屋を飛び出した。

数日後 あれから僕は退院してさとみくんだけが病院に残った。

さとみくんは記憶障害がさらに酷くなり、自分のことも覚えていないらしい。 …久しぶりに会いに行ってみよう。 そう思った僕は直ぐに病院へ向かった。

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