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# 14 . 誘拐

今日はようやく三人が 紫先生に会える日

やっぱり一番 嬉しそうなのは橙くん

せんせ、

橙くんは 補聴器をつけてない時の 僕を呼ぶ合図は 僕の白衣の裾を引っ張る

引っ張られたら 僕は後ろに振り返る

ん〜?笑

なるべく笑いながら

『 青先生 』

『 どうしたの? 』

『 今日会えるんよね? 』

『 そうだよ 』

『 あとちょっとで
来ると思うよ 』

やっ、た笑

ふふ、っ笑

ちっちゃくガッツポーズしてるの ちゃんと気づいてるよ

【 よかったね。橙 】

桃くんが筆談用ノートに書いて 嬉しそうに持ってくる

【 うれしい 】

目を活き活きさせながら 筆談用ノートに書き込む

っははッ笑

桃くんもだいぶ嬉しそう

コンコン

ノックの音がする

ノックしたよ!

紫先生じゃない、?!

そ…うだ、ね…

この雰囲気なら紫先生と思うけど でも紫先生はノックなんてしない

【 ノックした?! 】

うん!

桃くんは嬉しそうに頷く

紫せんせっ!!笑

橙くんは小走りで 部屋のドアを開けようとする

でも僕は直感で 紫くんじゃない気がした

僕は走り出した橙くんを 止めようと手を伸ばすけど

待ってッ゙!!!

僕の叫びは、手は 今の橙くんに遠く届かない

橙くんはドアを開けてしまった

そこから先は地獄だった

ガタイのいい男が三人入ってきて 一人が橙くんと桃くんを抱えて 一人が赤くんを抱えて もう一人は僕を銃で脅した

抵抗した結果僕は発砲されて 運良く避けたけど腕に掠った

桃くんはガタイのいい男と 発砲した銃の大きい音で パニックを起こしていた

赤くんは多分怖すぎて 体が硬直して動いてなかった

橙くんは何が起こったのか 理解できない表情をしていた

そして三人は 連れていかれてしまった

完全な僕の失態だ

ッ、はぁッ゙…ふッぅ、っ゙!

僕は四人がいる あの病室へ走った

無事でいることを願って

「 いちごの病院物語 」

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コメント

5

ユーザー

続きが見たァァァい💧

ユーザー

んーー続きが早く読みたすぎる🥺🥺

ユーザー
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