奇病 患者 シェアハウス

心臓 の 鼓動 が 大きく なる のを 感じて 、 「 あぁ 、 今日 は 俺 か 。 」 と 思い ながら 絶望 した 。

また 、 ヒロ くん を 傷つけ なくちゃ なのか 、 そんなこと を 考えながら 俺 は 思いっきり 叫んだ 。

その 言葉 を 聞いた 瞬間 、 みんな は 俺 から 素早く 離れた 。 軽く 3m は 離れて くれてる だろう 。 そんな 中 、 ヒロ くん だけ が カッター を 持って 2m ら辺 の ところ で 待っていた 。 あぁ 、 もう

ボソッ と 言った 言葉 は 離れていた みんな の 声 には 聞こえて いなかった 様で 安心 した 。

その後 、 俺 は 理性 を 失った 。

発症 した 俺 は もう 理性 など とうになく 、 台所 へ 向かって 包丁 を 手に取り 、 ヒロ くん 目掛けて 一直線 した 。

それ　を 確認 した 瞬間 、 ヒロ くん は 自分 の 手首 を スーッ と 切った 。

少しずつ だが 血 が ポタポタ と 流れ出し 、 それ を 見ながら も 俺 が 向かってきている のを ヒロ くん は 確認 し 、 クルッ と 後ろ を 向いて シヴァ さん に 向かって 叫んだ 。

シヴァ さん は 短い 返事 を した あと 、 俺 の 頭 に 長い 足 で かかと落とし した 。

その 隙 に 俺 の 手 から 包丁 を 回収 。 そして 、 すぐさま に 離れた 。 そして 、 ヒロ くん が 申し訳なさそう な 顔 を して 謝って きた 。

そう言って ヒロ くん は 血 が流れてる 手首 を 俺 の 口 に 押し付けてきた 。 俺 は 口内 に 流れてくる ヒロ くん の 血 を 飲んだ あと 、 意識 を 失って 床 に 倒れた 。

目 を 覚ました 時 、俺 は 自室 の ベッド に いた 。

横 に 顔 を 向けたら シヴァ さん が スマホ を 弄りながら 傍 に 居てくれていた 。

俺 は シヴァ さん が 部屋 から 出ていった あと 、 壁 を バンッ と 強く 叩いた 。

俺 の 目 から は 涙 が 零れていた 。