嘘

めーっちゃオリジナル要素でーす！

死んでしまおう。

気が付くと｢あの子｣は車が通る道路に出ていた。

｢その子｣は、夜鈴の居る道路へと飛び出した。

ドンッ

夜鈴は誰かに押された

ｷｷｨｨｨｨｨｨｨ!

車のブレーキの音。

ゼロムスが見た光景は

とても、残酷だった

夜鈴は走り去った

この時のゼロムスは

唯一自分を信じてくれた、自分を大切にしてくれたとても大事な友達を失った。

その事だけで、頭が狂いそうだった

いや……もう既に…狂っていた…

ゼロムスの体が、黒く染まってゆく。

ゼロムスの心の中に、もう、約束という言葉はなかった

もう…ゼロムスは全てを諦めかけていた…

ゼロムスは、夜鈴のところに向かおうとした

だが、体が動かなかった。

動かなかった…訳じゃない。

心と体が合わなかった。

でも、ゼロムスは

どこかへ走りさろうとした

その時…

ゼロムスのポケットから

何かが落ちるのが見えた

立ち去ろうとした

その時だった

何故か、あの時を思い出してしまった

自分が困った時！絶望に飲み込まれそうになった時！

そういう時、お守りは助けてくれます！

たとえ、自分が諦めていても！

お守りは

私たちのことを守ってくれるんです！

…ゼロムスさん…

届いていますか…

私は…信じています。

私はゼロムスさんを…

きっと…貴方の記憶は辛い…

でも、

私は…ゼロムスさんのことを、信じています…！

だから…

また…あの笑顔を…

見せてください…

時には絶望したっていい

ゾディアークさん!?

でも、

約束だけは守って欲しい

お守り…大事にしろよ…

私は…お前の笑顔を…

ずっと…待っているから…

あの幸せだった日が戻ってくるまで…

私も、みんなも…

諦めないから…

お前も、絶対に諦めるな

ゼロムスの中で、なにかが割れた

パキ…

パリィィィィィィィン……

そっちに行くよ……！

おぉ、急なレミフラ姉。

それでは〜？

え、テンション上げて？