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【LINE313】在宅ワークで旦那の倍以上稼ぐ私をニート呼ばわりする義妹に不倫してるという嘘で家を
第1話 - 【LINE313】在宅ワークで旦那の倍以上稼ぐ私をニート呼ばわりする義妹に不倫してるという嘘で家を
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2023年02月09日
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ミク
ねぇ
ミク
いい加減お兄ちゃんに寄生するのやめてくれない？
ハツネ
え・・・？
ハツネ
寄生？
ミク
そう！
ミク
あんたなんてお兄ちゃんが居なかったら
ミク
生きていけない寄生虫でしょ！
ミク
この家に居座ってて恥ずかしくないの？
ミク
もうちょっと大人なんだから
ミク
自立しようとか考えないわけ！？
ハツネ
そんな・・・
ハツネ
私も働いてるし、レンと支えあって
ハツネ
生活してると思っていたけど・・・
ミク
そんなわけないじゃない！
ミク
あんたいつも家にいるし
ミク
実はニートなんでしょう！？
ミク
働いてるなんて嘘つかなくていいわよ！
ハツネ
いや、嘘じゃないよ？
ミク
だったらなんでいつも家にいるのよ！？
ハツネ
私、デザイナーとして働いているから
ハツネ
基本的には在宅勤務なのよ
ハツネ
たまに出社はあるけどね
ミク
そんなこと言って私が誤魔化されると思ってんの！？
ミク
私が社会に出たことがない大学生だからって
ミク
バカにしないでよね！
ハツネ
そんな・・・
ハツネ
バカにしていないよ？
ハツネ
ただ何回言ってもわかってもらえないから
ハツネ
どうしたらわかってもらえるかなって
ハツネ
考えてはいるけど・・・
ミク
あんたみたいにずっと家にいたり
ミク
家事しながらできる仕事なんて
ミク
あるわけないでしょ！
ミク
何年社会人やってるのよ！
ハツネ
いや、私の仕事はフレックス制だから時間は融通きくし
ハツネ
何より社会人はスキルさえつけておけば
ハツネ
こういう自由な働き方も選択できるんだよ？
ミク
あんたがそんな働き方できるわけ無いでしょう！？
ミク
そういうのは一部の優秀な人にしかできないって
ミク
聞いたことあるもん！
ハツネ
確かにスキルがないと難しいかもしれないね・・・
ミク
でしょ！？
ミク
私をバカにするのもいい加減にして！
ミク
そんな大見栄を張った嘘で私を欺けると思ったら
ミク
大間違いよ！
ミク
とにかく、ニートの寄生虫は
ミク
とっととこの家から出てってよね！
ミク
なんでこんな人がお兄ちゃんの奥さんなんだろう・・・
ハツネ
そんな・・・
ハツネ
バカになんてしてないのに・・・
ミク
うっさいわね！
ミク
あー、私はあんたみたいなずーっと家にいて
ミク
誰かに寄生しないと生きていけないような生活
ミク
送りたくないから、勉強がんばろっと！
ハツネ
あ・・・
ハツネ
うん・・・
ハツネ
勉強は頑張ったほうがいいかもね
ミク
あんたなんかに言われなくてもわかってるっつーの！
ミク
知ったような口ぶり、うざいんだよ！
ハツネ
あ、ごめんね・・・
ミク
あんたのすることはここから早く出ていくこと！
ミク
あんたのような寄生虫がいていい場所じゃないんだから！
ハツネ
そんな・・・
ハツネ
ひどい・・・
～その日の夜～
ハツネ
レン、ミクちゃんのことで相談があるんだけど
ハツネ
今ちょっといいかな？
レン
はぁ？
レン
俺に関係あるわけ？
ハツネ
いや、レンの妹のことだからちょっと相談に
ハツネ
乗ってもらえないかなって思って・・・
レン
ハツネとレンの間でなにか起こってるってこと？
レン
俺に関係ないじゃん
レン
仲良くしろよ
ハツネ
いや、仲良くしたって思ってはいるんだけど・・・
レン
お前のほうが年上なんだから多少のわがままぐらい
レン
聞いてやれって
レン
俺にすぐ頼ってくるのやめろよ
ハツネ
そうだね・・・
ハツネ
ごめんね
ハツネ
どういう風に付き合っていけばいいか
ハツネ
わからなくなっちゃって・・・
レン
はぁ？
レン
そんなのテキトーでいいよ
レン
深く考えすぎだって
ハツネ
いや、そうしたいのは山々なんだけど・・・
レン
さっきからグダグダとなんなわけ？
レン
俺、そんな暇じゃねーから
レン
話したいなら要点絞って話してくれる？
ハツネ
あのね、今日もミクちゃんに寄生虫って
ハツネ
言われちゃって・・・
レン
ふーん。で？
ハツネ
あの子も大学3年生でもうすぐ就活始まるでしょう？
ハツネ
私のような働き方の人がいるって
ハツネ
なかなかわかってもらえないんだ・・・
ハツネ
社会には色々な働き方があって偏見で人を差別していたら
ハツネ
この先それじゃ困ることもあると思うの
ハツネ
あなたからも説明してくれない？
レン
なんで俺がそんなことしないといけないわけ？
レン
お前の仕事のことなんだから
レン
自分でどうにかしろよ！
ハツネ
はぁ・・・
ハツネ
わかった・・・
ハツネ
忙しいのにごめんね
～数日後～
ミク
あんた不倫してるでしょ！
ハツネ
え！？
ハツネ
そんなことしていないよ！
ミク
嘘はいいから！
ミク
私証拠写真持ってて、もうこれバラまいたから！
ミク
両親やお兄ちゃんが見るのも時間の問題だね～！
ハツネ
そんな！
ハツネ
私不倫なんてしていないんだから
ハツネ
写真なんてあるわけないでしょう！？
ミク
それがあるんだな～！
ミク
ほら！
ハツネ
あれ・・？
ハツネ
なによこれ！
ハツネ
捏造写真じゃない！
ミク
すごいでしょ～！
ミク
今これがアプリで簡単に作れちゃうんだよ！
ハツネ
ミクちゃん、じゃああなた本当にこれをバラまいたの！？
ミク
そうよ！
ミク
いい出来だからみんなは捏造じゃなくて
ミク
本当にあんたが不倫してるって思うでしょうねー！
ハツネ
なんてことしてくれたのよ！
ハツネ
どう説明したらいいか・・・
ミク
そんなの無駄無駄～！
ミク
あんたは寄生虫なんだから
ミク
みんなもきっと早くここから出ていけって思ってるわ！
ミク
これで出ていきやすくなったでしょ！
ハツネ
そんな・・・
ハツネ
ここまでしなくてもいいじゃない・・・
ミク
なによ！
ミク
出て行けって言ったのに全然出ていかない
ミク
あんたが悪いんでしょ！
ミク
あんたにお兄ちゃんはもったいないのよ！
ミク
そもそも寄生虫なんて恥ずかしいことしてるのが
ミク
悪いんじゃない！
ハツネ
だから寄生虫じゃないって
ハツネ
何度も言ってるじゃない・・・
ミク
あー！もう言い訳はいいから！
ミク
この写真を見たみんながなんて言うか
ミク
楽しみだね～！
ミク
すぐ出ていけるように荷物まとめておいたほうが
ミク
いいんじゃない？
ハツネ
ひどい・・・
～その日の夜～
レン
おい！出て行けよ！
ハツネ
え…
レン
お前のこと見損なったよ
レン
最低だな！
ハツネ
え・・？
レン
写真見たぞ
ハツネ
あ、あれは違うのよ！
レン
違うってなんだよ！
レン
決定的な証拠だろ！
ハツネ
だから、違うって！
ハツネ
話聞いてよ！
ハツネ
今どこにいるの？
ハツネ
ちゃんと話し合おうよ
レン
はぁ！？
レン
不倫女がいる場所に帰れるわけねーだろ！
ハツネ
私は不倫なんてしていないって！
レン
じゃああの写真はなんだよ！
レン
お前と若い男が並んで家に入っていく写真なんて
レン
俺は見たくなかったよ！
ハツネ
だからその写真は捏造されたものだって！
レン
捏造なんてできるわけないだろ！
レン
誰がそんなことするんだよ！
レン
そんなことするメリットがねーだろうが！
ハツネ
だから・・！
レン
もういいよ！
レン
お前とは話すことなんて何もない
レン
だから出ていけ！
ハツネ
はぁ・・・
ハツネ
本当に出て行っていいのね？
レン
だからそういってるだろ！？
レン
俺を怒らせるな！
ハツネ
はぁ・・・
ハツネ
わかったわ・・・
ハツネ
3日後には出ていくから
ハツネ
私のものや私が買ったものとかは
ハツネ
全部持っていくからね？
レン
あぁ。お前のものなんて見たくもないからな！
レン
1つ残さず持って出ていけ！
レン
残っていたら全部捨ててやるからな！
～3日後～
ミク
あんた、家から出ていくときにお金盗んだでしょ！
ハツネ
え？
ハツネ
盗んでないけど？
ミク
じゃあ、なんでこんなにないのよ！
ハツネ
家の中のこと？
ハツネ
それは私が買ったものだからよ
ハツネ
ソファーやテレビも前のは古かったから
ハツネ
私が新しいのに買い替えたの
ハツネ
だから持って出ただけよ
ミク
違うわよ！
ミク
お金！
ミク
なんでこんなにお金がないのよ！
ミク
あんたが盗んだせいでしょ！
ミク
返せよ！
ハツネ
それは今まで私が家計を支えていたからよ？
ミク
へ？
ハツネ
私デザイナーとして働いているって言ってたでしょ？
ハツネ
実はそれでかなり稼いでるのよね～
ミク
え？
ハツネ
あなたは私をニートだって決めつけていたけど
ハツネ
ちゃんと働いてるって言ったよね？
ハツネ
レンは公務員で安定はしているけど
ハツネ
そんなに給料は高くないのよ
ハツネ
だから私が頑張って稼いで家計を支えていたの
ミク
そんな・・・
ミク
だってずっと家にいたじゃない！
ハツネ
だからほとんど在宅で仕事ができるって
ハツネ
何回も説明したよね？
ハツネ
それにレンには言ってもいないし気づいてもいないけど
ハツネ
レンの両親から頼まれて
ハツネ
あなたの学費や家賃を補助していたのも私よ？
ミク
嘘よ！
ミク
お兄ちゃんからだって聞いたもん！
ハツネ
あら？
ハツネ
私たちからって言われているんじゃなかった？
ミク
だから！
ミク
お兄ちゃんたちからって聞いても
ミク
あんたはニートで稼いでないんだから
ミク
お兄ちゃんからだって思うじゃん！
ハツネ
はぁ・・・
ハツネ
まぁあなたはずっと私のことニートだって思っていたものね
ハツネ
そう思ってても仕方ないか・・・
ハツネ
本当に人の話を聞かない兄妹ね
ハツネ
そういうところそっくりよ
ミク
うるさいなぁ！
ハツネ
ただレンにも家を追い出されたから
ハツネ
もういいかって全部やめたの
ミク
え？全部？
ハツネ
そう！全部！
ハツネ
もうあなたの学費や家賃のお金も出さないし
ハツネ
あの家も私の名義で借りていたからもう解約するよ
ミク
そんな・・！
ハツネ
離婚手続きも進めているから
ミク
イヤだ！
ミク
お兄ちゃんと離婚しないで！
ミク
戻ってきてよ！
ハツネ
なんであなたがそんなこと言うのよ？
ハツネ
私に出ていってほしかったんでしょう？
ミク
いや、あの・・・
ミク
あの時はごめんなさい！
ミク
あなたがそんなに稼いでるなんて知らなくて・・・
ハツネ
私は戻らないわよ？
ミク
なんでよ！
ミク
謝ったじゃない！
ハツネ
はぁ・・・
ハツネ
そんなお金目的が見え見えなのに
ハツネ
私がすんなり戻るわけないじゃない
ミク
だってあんたがいなくなったら
ミク
私、大学も行けなくなるし働けって言われるのよ！？
ミク
大学近くに借りてた家も追い出すって！
ミク
だからあんたに戻ってきてもらわなきゃ困るの！
ハツネ
それがお金目的だって言ってるのよ
ハツネ
あなた自分が悪いことしたってこれっぽっちも思ってないでしょ？
ミク
だって知らなかったんだもん・・・
ハツネ
私は何度も説明したよ？
ハツネ
聞いてなかったのはあなたじゃない
ミク
だって・・・
ミク
捏造写真のことはやりすぎたかなって思ったけど
ミク
あの1回だけで本当に出ていくなんて思わなかったもん・・・
ハツネ
あれはきっかけだっただけで
ハツネ
それ以前にもあなたからのいやがらせや
ハツネ
レンの非協力な姿勢をみてずっと離婚は考えていたわ
ミク
そんな・・・
ミク
あ！お兄ちゃんから連絡きたら考え直してくれる？
ミク
お兄ちゃんのことが好きなんだから
ミク
好きな人から連絡来たら戻るよね！？
ハツネ
あなたは何を聞いてたの？
ハツネ
おめでたい頭してるのね〜
ミク
なによ！夫からの連絡は無視できないでしょ！
ミク
とにかくお兄ちゃんに連絡するからちょっと待ってて！
ハツネ
結果は同じだと思うけど・・・
～数時間後～
レン
なぁハツネ、悪かった
レン
戻ってきてくれ
ハツネ
何よ今更
ハツネ
戻るわけないでしょ？
ハツネ
離婚の手続きも進めているから
レン
そんな！
レン
なんでだよ！
ハツネ
反対になんで戻ってきてもらえると思ったのよ
レン
いや、だって、ミクが俺が謝ったら
レン
戻ってきてもらえるって・・・
レン
お前が戻ってこなかったら俺が住む場所どーすんだよ
レン
なんで俺まで追い出されなきゃいけないんだ
ハツネ
あきれた・・・
ハツネ
あなたもミクちゃん同様お金目的ってことね・・・
レン
いや、違う！
レン
なんで俺まで家を追い出されるんだって話だ！
ハツネ
なんでって私名義の家だからに決まってるでしょ？
ハツネ
私が住まないんだから解約するのは当たり前じゃない
ハツネ
わかったら早く出ていってね
ハツネ
今月末で契約終わるから！
レン
そんな・・・
レン
俺はどこに住めばいいんだよ・・・
ハツネ
そんなの知らないわよ
ハツネ
どこでも勝手に住めばいいでしょ？
〜数分後〜
ミク
ねぇ！
ミク
お兄ちゃんが謝ったのに帰ってきてくれないの！？
ハツネ
あんな感じで戻るわけないでしょ？
ミク
ねぇ・・・
ミク
ハツネさん・・・
ミク
このままじゃ私、本当に大学中退させられちゃうよ・・・
ミク
大卒にならないと仕事もないでしょ？
ミク
かわいそうだと思わないの・・？
ハツネ
思わないわ
ハツネ
私にはもう関係ないことよ
ハツネ
あなたの大好きなお兄ちゃんに助けてもらったら？
～後日談～
ハツネ
ミクはその後大学の費用を払えなくなり
ハツネ
今は休学してバイト三昧だそうです。
ハツネ
レンは家事など一切できず一人暮らしはしていられないからと
ハツネ
実家に帰っていると聞きました。
ハツネ
一方ハツネは離婚の手続きも完了したため
ハツネ
悠々と一人暮らしで穏やかな日常を過ごしています！
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
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