TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

─初恋の音色─

一覧ページ

「─初恋の音色─」のメインビジュアル

─初恋の音色─

1 - 1.彼との出会い

♥

143

2022年12月10日

シェアするシェアする
報告する

お集まりの皆様こんにちはー!!

主だよ〜♪

新連載!!!

─初恋の音色─

です!!

テーマは『𝐌𝐮𝐬𝐢𝐜♪』

『カタオモイ。』の連載が終わったので、作りました!

主にネタ混じりのものが多かったので、今回は『美』を追求して、美しく儚く、やっていきたいです!!

前置き長いですね!早速やっていきます!

ちなみに、ヒロうりだよー!

地雷の方はここでまたね!!

START

俺の名前はうり

今年で17だ

昔からピアノを弾くことが好きで、今日は昔父から聞いた"秘密のピアノ"を探しに来た

父は厳しい人で、完璧主義者の様で、俺とは正反対だった

ピアノを始めたのは父の影響だった

父に何度も勉強を教わったが、全く上達しなかった

それは父の教え方が悪かったのではなく俺がやろうとしていなかったからだ

俺の立場で言えることでは無いが、父はプロ並みに教え方が上手い

だが、ピアノだけは真剣に取り組んだ

父のピアノは力強く、一つも隙がなく、美しく、儚かった

父の手が好きだった

父の手は鍵盤を叩くのではなく、鍵盤と会話する様だった

そんな父が先月亡くなった

元々持病があったし、体も弱かった

いつか来ると分かっていたけれど

いざその時となると涙は止まらなかった

父のあのピアノはもう聴けない、あの手はもう見えないそう思うと胸が苦しくなる

そこから俺はピアノに触れなくなった

でも今日の朝ふと思い出した

昔父から聞いた"秘密のピアノ"

森の奥の塔の中に一つのグランドピアノがあるそうだ

父はよくそこでピアノを弾いていたらしい

荒れた山道をひたすらに駆け上る

塔に着いたと同時何かが聴こえてくる

ピアノの音色だ

この音色聴いたことがある

父だ

父の音色だ

俺はその音色の元へ走って駆け寄る

見えた

そこには美しい青年が椅子に腰かけてピアノの音色を奏でていた

青年は俺の足音に気づき、音色は止まる

そして、ゆっくりと俺の方を見る

👑🍑

初めまして、もしかして、君もピアノを弾きに来たの?

顔立ちがとても良く、綺麗だった

🎸🍑

...ああ、そうだ

👑🍑

俺はヒロ、君は?

🎸🍑

...うり

👑🍑

いい名前だね、一緒に弾こうよ

彼はそう微笑んで誘ってきた

その微笑みはとても優しそうだけれど、とても悲しそうだった

彼と一緒にピアノを弾くと思い出す

父とのピアノのレッスン

初めて会ったばかりの彼に俺は興味を湧かせていた

👑🍑

うりの音色、綺麗だね

🎸🍑

...ヒロくんの音色の方がとても綺麗だよ

👑🍑

そうかな?

🎸🍑

そうだよ...!!

🎸🍑

今ついさっき初めて会ったばかりだけれど、ヒロくんのピアノの音色を聴くと父さんを思い出すんだ

🎸🍑

父さんはピアノをやっていた、俺は本当に父さんのピアノの音色が大好きでたまらなかった

🎸🍑

でも父さんは先月空に行ったんだ

🎸🍑

もうあの父さんの音色は聴けないと思っていた

🎸🍑

でも今日ここで出会ったヒロくんのピアノの音色を聴いた

🎸🍑

父のように力強く、美しく、儚くて、とても感動した

🎸🍑

だから...良ければ友達に...なって欲しい...

👑🍑

...ふふ、そっか、なんだか嬉しい。ありがとう、うり

👑🍑

俺も、うりと友達になりたい!

🎸🍑

良かった...!

👑🍑

そうだ、今いくつ?

🎸🍑

今年で17

👑🍑

俺も!今年で17!同い年だね

🎸🍑

びっくり、どの辺に住んでるの?

すると、彼は小窓から指さした

🎸🍑

っええ...お城!?

🎸🍑

ってもしかして、ヒロ王子...!?

👑🍑

そうだよ、でも、大した事ないよ

👑🍑

次の王は"俺では無い"からさ

🎸🍑

っそう、なんだ...

👑🍑

城は退屈だから、良くここで遊んでる

🎸🍑

ここ、落ち着くね

👑🍑

だろう、落ち着くんだ

🎸🍑

じゃあ俺、そろそろ怒られそうだし帰る

👑🍑

はーい、またね

🎸🍑

うん、また

その日は彼と手を振って終わった

お疲れ様でーす!!

書くのとっても楽しいです♪

今回は美しく出来たかな...??

これでも主頑張ったんだ...

また投稿します!!

てことで!

おつばなな〜!

この作品はいかがでしたか?

143

コメント

2

ユーザー

ばななさんの作品今までテラーで見た中で1番好きかもしれないまじで

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚