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おはよう、なの!赤!

…おはよう?ってか、アンタ誰だよ…

赤は、気がつくと見覚えの無い場所にいた。彼の眼の前には、白と黒がいる。

赤には下界の統治を任せるなの〜♪♪

…下界?

そこまで考えて、赤は徐々に記憶を思い出していく。

外界とは、この空間ーー神界ーーとは別の次元に存在している世界の事だ。そこには、大地があり、空があり、太陽がある。 この黒一面の何も無い神界とは、大違いなほどーー美しく騒がしい場所だ。

…あぁー、何で俺が?

赤がはじめに生まれたからなの〜!

…マジですか、、

赤は、やっとすべての記憶を思い出した。

と、いうのも当たり前である。 赤は、つい先程、この神界にて、黒と白に生み出された存在であった。 そもそも、頭にある記憶は、白と黒に与えられたものなのだ。 自分の記憶として、思い出すのに時間が掛かるのも当たり前である。

「俺たちの同族」を増やすって事ですね?

でも、相手も居ないのにどうやって…?

大丈夫なの〜!

下界には、もう青がいるなの〜!

…ちなみに、強制ですか?

断ったら、56すなの〜!

56す

めっちゃ物騒ですねっ!?

わ、分かりましたよ……

行ってらっしゃいなの〜!

いてら

次の瞬間、赤の足元にぽっかりと真っ白な穴が開いた。

っぁ

赤の体が急速に、重量に捉えられて穴に落下した。

くぁwせdrftgyふじこlp!!??

カラーヒューマンズ

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