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ブクマ失礼します
最高です✨連載ブクマ失礼します
えだいすき 切り方うますぎて逆に怖い。。。((
黄
ライブのリハーサル。
誰かいると思って挨拶をしたが、 どうやら1番は僕みたいだ。
ここでずっと待っていたって、 退屈でしょうがなかった。
だから僕は、待ち合わせの 部屋を出て、 広い広い会社の廊下を ゆっくりとマイペースに歩いた。
黄
フリールーム、と言うか、 自由部屋、と言うか、 仕事には使わない部屋に着くと、 青と赤の椅子に、 誰かが座っているのが見えた。
青
赤
青
赤
赤
青
赤
黄
見てたって辛いだけだ。
もう、行ってしまおう。
そう思い、待ち合わせの部屋に 少し早足で向かった。
最後にリップ音が聞こえたのを、 僕は聞き逃さなかった。
まだ誰もいない部屋。
さっきの光景を思い出してしまう。
黄
思わず涙が溢れた。
赤の好きな人は、 青ちゃんじゃないかもしれない。
そんな淡い期待は、 一瞬にして消え去った。
黄
バレないように、 そっとその場を離れた。
広い部屋にぽつんと1人。 ゆっくりと流れていく時間。
あぁ。どーしよう、
僕、苦しいよ。
好きな人が選んだ恋だから、
僕の相方のやっと実った恋だから、
僕は応援しなきゃなのに
苦しくて苦してく
もうほんとに、
立ち直れないかもしれない。
桃