葵
葵
蘭
蘭
葵
葵
そう言いながら淡々と 花火を取り出して マッチを付けようとする。
蘭
葵
蘭
葵
ガーン、とショックを受けたように マッチを落とした。
蘭
葵
蘭
葵
葵
蘭
葵
蘭
葵
蘭
葵
蘭
葵
葵
葵
蘭
なんだコイツ 完全に狂ってんな
だが話しているうちに 俺は楽しくなってしまっていた。
こんな奴がそばに居たら 毎日楽しいだろうな、とも思った。
蘭
頭の中に浮かんだある可能性を頭から追い払おうとする。
蘭
葵
蘭
蘭
葵
思ったよりノリノリで 花火の準備をする。
蘭
葵
蘭
葵
蘭
葵
パッとマッチで点火する。
シュワっと音を立てて手持ち花火が 付いた。
葵
蘭
葵
周囲は一気に昼のように 明るくなった。
と、同時に相手の顔が照らされて ようやく見えた。
蘭
肩につくくらいの髪に 猫のように吊り上がった瞳
そして この行動力と ぶっ壊れている論理感。
カチッ
パズルのピースが 当てはまる音がする。
なるほどね
何故だか 急に思いっきり笑い出したくなった。
アルコールは既に 抜けているはずなのに
頬が燃えるように熱かった。
竜胆、コイツはお前には勿体ねぇよ
やがて、 顔を見つめて動かない俺を 不審に思って声を掛けてくる。
葵
葵
蘭
葵
葵
蘭
葵
蘭
葵
蘭
葵
何故か嬉しそうに メモ帳を取り出す彼女。
そんな姿を見て 俺はにっっこり笑った。
蘭
蘭
蘭
そんな俺を見てパチパチ瞬きをし、 同じくにっっこり笑って 彼女は俺に言い放った。
葵
蘭
コメント
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こんなに腐ってる発言してるのに気付かないって...蘭ちゃん鈍感かよ。
ハート何回押したかわからん…