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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

システムAI

対象者六名の座標値を確認しました。

システムAI

ゲームスタートまで残り20秒。武器は下げて、ロックオン機能をオフにしてください。

千夏

(ほんとに大丈夫かなぁ…。)

千夏

(一応悠くんとトレーニングした成果を魅せれるときではあるだろうけど、普通に怖い。)

千夏

(そして建物破壊もありなんでしょ?不安しかない…。ってか、チームはチーム内で無線できるのいいな…。)

システムAI

ゲーム、スタート。

千夏

(とりあえず、遠距離組のしょうくんといふくんが怖いから、地下階段辺りに居よ。)

※初兎視点。

初兎

とりま、僕が居る周辺には誰もおらんと思うわ。

メンバー慣れしてるから、そりゃあ相手の得意分野は避けるよねぇ。僕だって、しょうちゃんに狙われたくないもん。

初兎

ひど〜い。

Bチームも千夏も見つかんないや。

初兎

まあまあまだ始まったばかりやから!

裏卜

(最後だし……千夏狙いたいな。)

りうちゃん静かじゃない?大丈夫?

裏卜

大丈夫!シューティングゲームとか楽しみ〜。

※威風視点。

威風

千夏たんどこ〜?

梛人

ちょっと見てきた〜。Aチームはいなさそう。

威風

千夏たんは?

悠佑

千夏見つけたわw

梛人

え!マジ?(嬉

悠佑

遠距離を気にして、地下階段ンとこおるみたい。

梛人

流石あにき…。よく見てる。

威風

誰行く?

悠佑

まろ良いよ。

梛人

行きたいんでしょお前は。w

威風

じゃお言葉に甘えて、行ってきまーす!

※千夏視点。

千夏

(なんか嫌な予感が…)

威風

っばあ!

千夏

うおわっ!いふくん!?

威風

……あー、ちょっとこっち来て?

千夏

え?あー、はい。

地下階段の中。

千夏

いふくんどうしたn

威風

(抱きついてる。

千夏

!?い、いふくん?

好き。

千夏

……え?なんか言った?

威風

んん、何も言ってない。

威風

もうちょいこのままでいい?

初兎

ちょいちょい、折角千夏見つけたのに…まろちゃんがおったとはなぁ?

威風

しょにだ!?

千夏

しょうくん!?

バン!(初兎の銃声

威風

危な!(千夏を抱える。

初兎

千夏は離しな?まろちゃん…。じゃないと2人もろとも、

撃ち抜くで?

威風

離すかよ…離したくない。

千夏

(敵対チームの2人が至近距離に……!やばい、どうすれば……。)

威風

それよりしょにだ、大丈夫なん?

初兎

何が?

威風

俺とお前は遠距離武器や。相性悪い俺等がこんな至近距離で攻撃じゃ、殴り合いぐらいしかできんよ?

初兎

別に俺は殴り合いでもいいけど…。

初兎

それだとルール違反になっちまうもんな~。

初兎

しょうがないから、遠距離で撃ち合いでもする?

威風

しょにだがその気ならやんよ。(千夏を下ろして武器を持つ。

千夏

……!

千夏

とんでもない速さで2人がビルに移動してる…。流石人体改造。

千夏

(あ、一人になれたじゃん!遠くに逃げよ。)

裏卜

……。

千夏

(確か、この建物特定施設だよね?敵のマップスクリーンがここで見れるはず…。)

千夏

あった!この機械だ…。

千夏

!!りうくんがすぐ近くn

バン!(銃声

千夏

あ、危な…。

裏卜

んー、避けるの上手くなったね。千夏…。

千夏

それはどうも…。

千夏

(窓割って逃げよう!)

パリン!

裏卜

ohダイナミック。裏卜に似たな…。

裏卜

(跡を追う。

裏路地。

千夏

はぁ…はぁ…。

千夏

……これ、

千夏

このままだと私、負けちゃわない?

千夏

この扉、向こうからでしか開か無いし…破壊できるほどの火力は私持って無いし…屋上に一瞬で行ける活力も無いし…

千夏

何より……

千夏〜?どこに居るの〜〜?

千夏

相手はどこまでも追ってくるイレギュラーダイス一番の実力者…。

千夏

終わった…。

初兎

はぁ…はぁ。

威風

はぁ…はぁ。

しょまろ

俺が!!!

しょまろ

おい被せんな!

しょまろ

今俺が喋ろうとしてるやろ!

梛人

(何あの二人…。)

初兎

俺が千夏のこと一番わかってん!

威風

はぁ?何度も言うけどなぁ?俺と千夏価値観が完璧に合うの。年も同じやし。

(何してんのこの二人?)

ないむ

(とりあえず千夏のとこ行くか……。)

威風

うぅ…つかれた……。

初兎

もぅ…からだ、うごかん……。

しょまろ

(倒れる。

システムAI

Aチーム、初兎。様。Bチーム、威風。様。が、ドロップ・アウトしました。

悠佑

……。

サイバーパンクな世界で推しと出会いました。

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