私は山口杏美(やまぐちあみ) 高校1年生
中学を卒業して、初めての高校生活が始まろうとしている。
高校では友達できるかな。中学ではほとんど友達なんていなかった。
学校内アナウンス: 始業式を始めます。 礼拝堂に集合してください。
だるいなぁ。礼拝堂に集合か。え、待てよ。礼拝堂ってどこ?
誰かに場所聞かなきゃ。あの子になら聞けるかも!
山口 杏美
小山 音菜
山口 杏美
小山 音菜
山口 杏美
小山 音菜
小山 音菜
山口 杏美
小山 音菜
山口 杏美
小山 音菜
山口 杏美
クラスで話しかけた子と礼拝堂に来た。
学校長の挨拶。そんなの聞かずにみんな寝てる。
山口 杏美
山口 杏美
山口 杏美
いや、でもクラス担任気になるし。
うん。担任見てから寝よ。笑
いろんなことを考えていたら、担任発表になった。
山口 杏美
学校長
山口 杏美
どんな先生かな?
学校長
1-A 南薫先生
1-B 杉浦紀文先生
1-C 中村美知留先生
となります。
山口 杏美
そして、姿までかっこいい!
完璧じゃん!笑
担任発表が終わり、次のプログラムに進んだ。
山口 杏美
記憶がなく起きたころに、始業式は終了。
そして礼拝堂まで来た子と教室へ戻る。
始業式後のクラス。
山口 杏美
よく考えたら、急いでたから、
あの子の名前聞いてないじゃん!
山口 杏美
山口 杏美
小山 音菜
山口 杏美
名前聞きそびれちゃって…
小山 音菜
そう言えばそうだったね。笑
山口 杏美
教えてくれる?
小山 音菜
山口 杏美
小山 音菜
山口 杏美
小山 音菜
山口 杏美
小山 音菜
小山 音菜(こやまおとな) 後に大親友になる子。
山口 杏美
かわいい名前だね!
山口 杏美
よろしくね♪
小山 音菜
かわいい名前じゃん(^^)
今日は始業式だったから、午前だけで学校が終わった。
始業式が終わり、家に帰ってきた。
山口 杏美
山口 杏美
もう一回よく探して…
ガサゴソ探し中…
山口 杏美
よかった!
鍵を開け中に入る。
山口 杏美
家に入り、自分の部屋に入った。
山口 杏美
お母さん
山口 杏美
山口 杏美
ママが部屋のドアをガチャっと開けた。
お母さん
山口 杏美
ちゃんとただいまって言って、家の中入ったし。
お母さん
お母さん
山口 杏美
新しい高校だから、慣れなくて疲れただけ。
お母さん
そういうことね。
お母さん
山口 杏美
でも、話せそうな子は見つけたよ。
お母さん
山口 杏美
お母さん
山口 杏美
お母さん
何かあるんじゃない?
山口 杏美
お母さん
山口 杏美
私だって話さないといけなくなったら話すし。
お母さん
山口 杏美
そうだよ。あったよ。
お母さん
山口 杏美
でも、礼拝堂の場所がわからなくて。
誰かに聞かなきゃってなったから。
お母さん
でもすごいじゃん!
山口 杏美
山口 杏美
ママにヨシヨシされて、褒められると嬉しい。
お母さん
お母さん
山口 杏美
名前は、小山音菜ちゃん。
お母さん
音菜ちゃん。
ママ会ってみたいな♪
山口 杏美
山口 杏美
お母さん
杏美は絶対なれるから!
山口 杏美
お母さん
杏美は、人になれたら、すぐ仲良くなれる子だから。
山口 杏美
お母さん
山口 杏美
お母さん
ママとそんな会話をしながら、ふと時計を見た。
山口 杏美
お母さん
じゃあそろそろお昼にしようね。
山口 杏美
お母さん
山口 杏美
ママはキッチンにお昼ご飯を作りに行った。
山口 杏美
キッチンではママがお昼を作っている。
お母さん
お母さん
お母さん
そう言って作り始めた。
お母さん
あの子が嫌いな物。それはピーマン🫑。
お母さん
お母さん
お母さん
しばらくしてママが私の部屋に戻ってきた。
|❁︎•ᴗ•)و゙コンコン*゚
ママが私の部屋をノックした。
山口 杏美
お母さん
山口 杏美
じゃあ行く。
私はリビングへ向かった。
リビングのソファに座る。
山口 杏美
お母さん
山口 杏美
ありがとう💕
お母さん
いや、みじん切りにしたからわからないはず。
山口 杏美
お母さん
山口 杏美
お母さん
美味しくできてるといいな♪
お母さん
この子ったら、変なところはパパに似て、気付くんだから。
ママの作ったオムライスが出てくる
お母さん
山口 杏美
ママと二人でオムライスを食べる。
山口 杏美
お母さん
そう言ってくれるとママ嬉しいわ💕
山口 杏美
ところでさ、気になったんだけど。
今日パパは?
お母さん
山口 杏美
私のパパは自営業をしているため、日本各地を飛び回っている。
お母さん
不動産のお仕事だって。
山口 杏美
パパそんなのやってたっけ?
お母さん
山口 杏美
でもいいや。パパ頑張り屋さんだから😊
お母さん
確かに杏美の言う通りだね😊
山口 杏美
お母さん
明日の学校の支度でもしちゃいなさい。
山口 杏美
山口 杏美
ママに言われ、明日の準備をするために、自分の部屋に戻る。
自分の部屋。
山口 杏美
今日も美味しかった♪
山口 杏美
ピコーン♪と携帯がなる。
山口 杏美
誰からだろう。
山口 杏美
山口 杏美
前田 小鞠
山口 杏美
どうしたの?
前田小鞠(まえだこまり) この人は、私のパパの会社の人で、私が小さいときから知ってる人。
前田 小鞠
山口 杏美
今日は名古屋に行ってるって言ってたよ。
前田 小鞠
お姉ちゃんは知らないなぁ。
山口 杏美
え?小鞠お姉ちゃん、知らないの?
山口 杏美
前田 小鞠
山口 杏美
前田 小鞠
山口 杏美
前田 小鞠
パパにLINE入れたけど、既読付かなかったから。
山口 杏美
お仕事中だから、忙しいのかな?
前田 小鞠
もう一回LINEしてみるね。
杏美、ありがとう。
山口 杏美
ここで小鞠お姉ちゃんとのLINEは終わった。
小鞠お姉ちゃんとのLINEを終えた。
山口 杏美
なんで小鞠お姉ちゃんは私にLINEして来たんだろ?
私は小鞠お姉ちゃんに対して疑問を感じた。
山口 杏美
私が悩みながらいたら、ママが私の部屋に来た。
ドア越しにママが聞いてきた。
お母さん
山口 杏美
気になってることもあるし。
私が無視してたら、ママが部屋に入ってきた。
お母さん
山口 杏美
山口 杏美
お母さん
じゃあ寝かしておいてあげよ。
お母さん
LINEのページが開きっぱなしじゃん。
お母さん
あれ?小鞠ちゃんとのやり取り?
お母さん
お母さん
山口 杏美
お母さん
お母さん
お母さん
杏美のプライバシーもあるしね。
ロックかけておいてあげよ。
山口 杏美
小鞠お姉ちゃんとのLINEは嬉しいから
誰にも見せたくない。笑
ママは私の携帯をロックして、リビングに戻って行った。
ママがリビングに戻って行った。
ママが居た間、ずっと寝たフリしてたから、体が少し痛い。笑
そんなことを思っていたら、携帯がピコーン♪となった。
山口 杏美
小鞠お姉ちゃんかな?
山口 杏美
携帯を探している…
山口 杏美
山口 杏美
山口 杏美
パパとのLINE
お父さん
山口 杏美
お父さん
どうだった?
山口 杏美
ほんとに始業式のみだったから、
まだ良くわからないかな。
お父さん
お友達はできそう?
山口 杏美
まだお友達とは言えないけど、
話せそうな子は見つけたよ!
お父さん
それは良かったね!
お父さん
杏美なら、大丈夫だよ。絶対に。
山口 杏美
パパ、ママとまったく同じこと言ってるよ。笑
お父さん
山口 杏美
山口 杏美
パパお仕事はどう?
お父さん
なかなか忙しいよ。
山口 杏美
無理しないでね。
パパ頑張り屋さんだから。
お父さん
山口 杏美
お父さん
パパは大好きだよ!
山口 杏美
山口 杏美
お父さん
取引先の方とお食事に行くから、
今日は帰らないかな。
山口 杏美
今日はさみしいけど、仕方ないね。
我慢する。
お父さん
山口 杏美
パパのお仕事応援する!
山口 杏美
お父さん
お父さん
パパとのLINEが終わった。
パパのLINEが終わった。
それに続いて、小鞠お姉ちゃんからLINEが届く。
前田 小鞠
山口 杏美
前田 小鞠
山口 杏美
山口 杏美
前田 小鞠
なんでかなって。
山口 杏美
なんでだろ。
山口 杏美
忙しいのか、ちょっとしかできなかったよ。
山口 杏美
山口 杏美
前田 小鞠
ありがとう。
前田 小鞠
前田 小鞠
山口 杏美
山口 杏美
そうして、小鞠お姉ちゃんとのLINEを終えた。
小鞠お姉ちゃんとのLINEは終えたが、また疑問が残る。
山口 杏美
ママやパパに直接聞いたらいいのに。
山口 杏美
山口 杏美
山口 杏美
山口 杏美
|❁︎•ᴗ•)و゙コンコン*゚
ママが部屋をノックしている。
だけど、私は気付かない。
お母さん
お母さん
お母さん
山口 杏美
お母さん
お母さん
お母さん
お母さん
きっと疲れたんだね。
お母さん
山口 杏美
小鞠お姉ちゃんに疑問を持ちながら、眠ってしまっていた。
山口 杏美
山口 杏美
山口 杏美
そう思い、部屋の時計に目をやる。
山口 杏美
山口 杏美
目覚めた私は、ひとまず携帯を確認することにした。
携帯を確認したら、LINEが入っていた。
山口 杏美
山口 杏美
山口 杏美
山口 杏美
山口 杏美
確認するか。
いろいろ考えながらも、私はLINEを開けた。
山口 杏美
ママからか。
山口 杏美
ママからのLINE
お母さん
お母さん
ママからのLINEを確認した。
山口 杏美
山口 杏美
山口 杏美
リビングに移動する
私がリビングに移動すると決めたころ、 キッチンでは、ママが夕飯を作ろうとしていた。
お母さん
今日の夕飯は何にしよ?
お母さん
お母さん
お母さん
LINEしちゃった…
お母さん
許してくれるでしょ。きっと。
ママは冷蔵庫を見て何もなかった為、taylorEatsで買おうと決めた。
私がリビングに来た
リビングのソファに座る。
山口 杏美
お母さん
起きた?
山口 杏美
お母さん
LINEでは夕飯作っておくから。って言ったけど…
山口 杏美
お母さん
ママったら、うっかりしてて、
冷蔵庫にほとんど食材がなかった😅
山口 杏美
買い物行ってないの?
お母さん
行くの忘れてた😅
お母さん
山口 杏美
やったね!
お母さん
今日は杏美が好きなものオーダーしていいよ♪
山口 杏美
お母さん
お母さん
山口 杏美
山口 杏美
木津屋(きづや)の高菜明太牛丼と
梅屋(うめや)のカレーが食べたいな♪
お母さん
ママもちょうど梅屋(うめや)のカレー食べたかったの。笑
山口 杏美
お母さん
山口 杏美
お母さん
山口 杏美
ありがとう!
ママが携帯で夕飯を注文中…
ママが携帯でオーダーし終わるのを待っていた。
しばらく待っていると…
お母さん
山口 杏美
山口 杏美
お母さん
山口 杏美
お母さん
でもしょうがないね。
山口 杏美
山口 杏美
ご飯届いたら、またLINEちょうだい。
お母さん
うん。わかったよ。
山口 杏美
お母さん
ご飯届いたら、LINEするね。
山口 杏美
よろしくね。
お母さん
他の人から来てる可能性があるLINEが気になり、 自分の部屋に戻ることにした。
部屋に戻ると案の定、LINEが入ってた。
そのLINEの相手は…
また小鞠お姉ちゃんだった。
もう私は恐怖しかなかった。。
山口 杏美
山口 杏美
山口 杏美
確認するか。。
小鞠お姉ちゃんとのLINE
前田 小鞠
山口 杏美
返事遅くなってごめんね。
疲れて、寝ちゃってたの😅
前田 小鞠
今日始業式だったんだもんね。
山口 杏美
慣れない環境だから、やっぱ疲れちゃって…
前田 小鞠
そんなときに色々なこと聞くためにLINEしてごめんね。
山口 杏美
山口 杏美
大事なお姉ちゃんからのLINEだし(^^)
前田 小鞠
でも、杏美、無理するからな。
山口 杏美
山口 杏美
私がわかってないこともすべてわかってるから😅
前田 小鞠
だって、何年も杏美のこと見てきてるんだからさ。
山口 杏美
もちろん、パパやママが何年も私を見てることは知ってるけど。笑
前田 小鞠
山口 杏美