M C D - 2

˹ M C D - 2 ˼

( 🍗 × 🍫 )

※ 物語初心者。 似た物語があっても一切参考にはしておりません。 メンバーの年齢操作､口調少し変えています。 なんでもありな方だけどうぞ。

) 「 ... ま た 単 独 で す か ？ 」

通 話 越 し に ､ 呆 れ た 声 が 混 じ る _

) 「 対 象 は 生 ま れ つ き の 魔 法 使 い 。 」

) 「 確 認 さ れ て い る 能 力 は 火 属 性 。 」

) 「 周 囲 に 一 般 人 も ━━━ 」

私 は 屋 上 の 縁 に 片 足 を か け 、 下 を 見 下 ろ し た 。

夜 の 路 地 。 赤 い 魔 法 陣 が 、 淡 く 地 面 に 浮 か ん で い る 。

) 「 相 手 は 魔 法 を 使 え ま す 。 あ な た は ━━━ 」

) 「 …… 了 解 。 M C D - 2 、 現 場 判 断 を 許 可 し ま す 」

ﾌﾟﾂｯ ) 通 信 が 切 れ る

こ の 世 界 で は 、 魔 法 は 一 部 の 人 間 に だ け 、 生 ま れ つ き 備 わ る 力 だ っ た 。

だ が そ の 力 は 、 守 る た め だ け に 使 わ れ る と は 限 ら な い 。

魔 法 に よ る 犯 罪 が 増 え 、 国 は 対 策 に 追 わ れ た 。

そ こ で 作 ら れ た の が 、 国 家 公 安 庁 魔 法 対 策 局 。

通 称 ＿＿ M C D 。

そ の 中 で も 、 最 前 線 で 動 く 実 働 部 隊 。

第 二 課 。

M C D - 2 。

路 地 の 中 央 で 、 男 が 気 づ い た よ う に 顔 を 上 げ る 。

手 の ひ ら に 、 火 が 灯 る 。

et は 走 り 出 し た ＿

そ し て ､ 男 の 指 が 動 く 。

詠 唱 に 入 る 、 そ の 一 瞬 。

私 は 踏 み 込 ん だ 。

) ﾊﾞﾝｯ

火 が 形 に な る 前 に 、 男 の 体 が 壁 に 叩 き つ け ら れ た 。

拘 束 具 が 、 男 の 腕 を 締 め 上 げ る 。

男 は 息 を 荒 く し な が ら 、 私 を 睨 ん だ 。

私 は 背 を 向 け ､ 連 絡 を 入 れ る 。

) 「 ... 怪 我 は ？ 」

) 「 や は り 、 バ デ ィ を ━━━ 」

) 「 了 解 ...... 」

ﾂｰﾂｰ ) 通信が切れる _

夜 風 が 、 et の 髪 を 揺 ら す ＿

1 人 で い い 。

1 人 で 、 前 に 立 つ 。

そ れ が 、 自 分 の や り 方 だ っ た 。

少 な く と も 、 今 は ＿＿

第1話ありがとうございました💭

初投稿がこれで良いのかと思ってます...笑

第2話は､♡10〜です🙂‍↕️

最終話まで見届けてくださると嬉しいです😖🙌🏻