桃赤 学パロ
nmmn 地雷、純オタさんUターン なんでもいい方向け
Episode 3
恋
桃くんと仲良くし始めてから1ヶ月ちょっと。
今は結構慣れてきて、だいぶ喋れるようになった。
前までとはちょっと違う俺。
彼と出会って何もかもが明るく見えて。
今日も元気に学校へ向かう。
赤
ガラガラ…
桃
桃
赤
いつもみたいに挨拶を交わして
自分の席に着く
彼も彼で学校に慣れてきたみたいで
クラスメイトにも馴染んでいた
モブ男
桃
モブ男
桃
桃
モブ男
モブ男
桃
仲良さげにモブ男と話す彼を見て
少しだけモヤモヤする。
この1ヶ月ちょっとの間で
ひとつ気づいたことがあった。
それは_
彼のことが好きだということ。
赤
桃
桃
優しく聞いてくる彼。
ハッとして返事をする。
赤
赤
桃
桃
冗談交じりに聞いてくる彼だけど。
俺にはその言葉にギクッとして。
けどバレたくなくて。
赤
と、返す。
でも自分では耳が熱くなってるのを感じていて。
桃
どうかバレていませんように
桃
赤
桃
桃
赤
赤
桃
桃
桃
赤
赤
“俺の事見とけ”とか。
ずっと見てるに決まってるのにな。
赤
少しづつ恥ずかしさが込上がってきて。
顔全体が熱くなる。
だけど、
桃くんはモテる。
そりゃ当然だ。
顔が良くて、性格も良くて、
おまけに運動神経も抜群
勉強は好きじゃないらしいけど
それでも完璧と言っていいほどのポテンシャル。
赤
そうボソッと呟く。
桃
いつか気持ちを伝えれたらいいな、とは思うけど。
フラれて関係が崩れるのが怖くて
中々出来ないんだよなぁ、
そんなことをずっと考えていた。
体育の授業
キュッキュッ
シューズの音が体育館に響く。
今は桃くんのチームとモブ男がいるチームが戦ってる。
俺たちのチームはまだ試合では無いから、桃くんの試合を見ていた。
桃
バサッ
ビーッ
うおおぉぉ!!
ブザーの音と共に桃くんのシュートが入り、周りからの歓声が起こる。
勿論桃くんのチームが圧勝。
赤
そう言って彼にタオルを渡す。
桃
桃
と、彼は俺の隣に座る。
赤
桃
赤
赤
赤
そう言って桃くんに手を振り、自分達のチームの方へ向かう。
俺だって頑張らなきゃ…!
モブ男
桃
モブ男
桃
モブ男
ちょっと離れた場所から話し声が聞こえてきて、少し複雑な気持ちになる。
ダメダメ!ちゃんとプレーに集中するんだ!
赤
キュキュッ…
赤
普段運動なんてしない俺はあまり走ることは出来なかった。
赤
コートの中心ら辺で待機する。
自分のチームがボールを取った時にパスを回せる場所だ
赤
そう思ってると
モブ男
そう言われて俺のところにボールが来た。
赤
赤
と、思ったけど。
赤
ゴール下には誰もいない。
赤
もたもたしている暇は無いので、
精一杯ドリブルしてシュートを放った。
赤
バサッ
赤
ほぼヤケクソで打ったボールが綺麗にゴールに入った。
モブ男
チームメイトに褒められ、嬉しさで溢れた。
チラッと桃くんの方を見て
赤
とガッツポーズをする
桃
桃
赤
赤
なんだかとても嬉しくて、
その後もすごく調子が良かった
ビーッ
ブザーがなり、試合終了。
結果は俺らの勝ち!
赤
桃
そう言われ、タオルを渡される。
赤
桃
赤
赤
嬉しさと恥ずかしさで
少し顔が熱くなった。
桃
赤
桃
赤
そうだ、忘れてた
勝ったチーム、負けたチーム同士で試合するんだ…
赤
桃
赤
ほぼ負けを確信していたけど。
やるからには本気でやらなくちゃ。
赤
桃
赤
桃
赤
桃
ビーッ
開始のブザーが鳴る。
キュッキュッ
最初にボールを取ったのは桃くんで。
赤
スッスッとチームメイトを抜いていく。
そのままシュート。
桃
バサッ
モブ男
モブ子
モブ子
女子からも人気だなぁ、と思いながら
ボールを追いかける。
モブ男
赤
俺にパスが回ってきて、そのままシュートを打った。
バサッ
赤
赤
モブ男
桃
赤
シュートが入るだけでも嬉しくて
更に気合いが入った。
トットッ
華麗にボールをつく彼がどんどん走っていく。
赤
俺も負けじと走って追いつく。
桃
そう言ってパスを回そうとする彼だけど。
赤
パスカットに成功。
そのまま走ろうとしたら
赤
モブ男
ドスッ
結構強くぶつかったので
地面に強く打ち付けられると思い、目をギュッと瞑る。
だけど。
赤
赤
パチッと目を開けると
桃
ギリギリで支えてくれた桃くんの姿があった。
赤
赤
赤
桃
…心臓、飛び出るかと思った。
先生
赤
赤
モブ男
モブ男
赤
モブ男
先生
赤
モブ男
やばい、どうしよう
赤
そこから試合は続いたけれど
彼の姿が頭から離れなくて
集中なんてしてられなかった。
ビーッ
試合終了のブザーが鳴る。
結果は桃くんチームの勝利
赤
桃
桃
赤
赤
桃
桃
赤
今日の授業は
より桃くんに落ちる授業でした。
どうしても隠しちゃうけど、
桃くん、大好きです。
to be continued.
※今回は結構長編になりました。 ここまで見てくれてありがとございます! 次回もお楽しみに。
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