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Xiao
Xiao
Xiao
Xiao
如月 楓
如月 楓
周りの暗さと静けさに怖くなった僕は、そんなくだらないことを考えていた
すると僕の前に一人の影が現れた
如月 楓
???
???
如月 楓
如月 楓
???
如月 楓
如月 楓
如月 楓
僕は『ここどこ?』と言う前に周りを見て愕然とした
如月 楓
周りは薄暗くて不気味だった
手には手錠がかけられていて、更には足枷ままで付けられていた
如月 楓
如月 楓
僕は周りの状況に理解が出来ず、涙目になりながら数分間じっと待っていた
ギィィィ……
数分後、このおぞましい部屋のドアが開いた
いや、正確に言うと『誰かによって開かれた』
如月 楓
如月 楓
普段僕は敬語なんて一切使わないのに、恐怖でとっさに口から出たのは敬語だった
???
???
ドアを開けた男は僕を見て笑い、『怖がってるねぇ』と口にした
きっと僕が涙目で震えていたからだろう
如月 楓
???
???
???
如月 楓
聞かなくても分かっていた
九条 蓮
やっぱりそうだった
薄暗い部屋に手錠に足枷……こんな光景を見たら誰だって監禁だと分かるだろう
如月 楓
九条 蓮
九条 蓮
九条 蓮
九条 蓮
九条 蓮
如月 楓
当たり前かもだけどこいつ僕の名前知ってやがる……
如月 楓
九条 蓮
こいつは『当然だろ?』とでも言いたげな顔で僕を見下ろした
如月 楓
怖い……
九条 蓮
如月 楓
如月 楓
九条 蓮
九条 蓮
こいつはそう言って僕の首元を人差し指で指した
如月 楓
僕の首には黒い首輪が付けられていた
九条 蓮
九条 蓮
九条 蓮
九条 蓮
如月 楓
つまりこいつは『俺に逆らうな。逆らったら殺す』と言いたいんだろう
こんなつまらない人生でも殺されるのだけは嫌だった
こいつに殺されて人生が終わるなんて嫌だった
だから僕は『わかりました』とだけ言った
九条 蓮
こいつはそう言って僕に近寄り、僕の頭を撫でた
如月 楓
如月 楓
如月 楓
僕は恐怖に耐えられなくなってついに泣いてしまった
九条 蓮
こいつは泣いてる僕を楽しそうに見ていた
如月 楓
九条 蓮
こいつは笑いながらそう言い、またもや僕の頭を撫でた
これから僕の生活はどうなってしまうのか
想像してしまい更に恐怖が僕を襲った
九条 蓮
九条 蓮
如月 楓
こいつはそう言い、この部屋を出ていった
何が『ゆっくりしててね』だ
如月 楓
如月 楓
何で監禁なんだちきしょう
アイツに僕の人生を支配されるなんて絶対嫌だ
逃げてやる
如月 楓
絶対逃げてやる
絶対だ
如月 楓
僕は泣きながら眠りについた