放課後、
尾崎匠海
大夢!行って来い!
高塚大夢
えっ、匠海は!
尾崎匠海
あ~威尊と帰る約束してたの忘れてた!
高塚大夢
昼言ってた事と全然違う~!
尾崎匠海
まぁ~頑張って!じゃあ
高塚大夢
ちょっと!
高塚大夢
はぁ~行くか!
一年の教室に着き、
高塚大夢
あれ?いない
木村柾哉
あれ?大夢、
高塚大夢
あっ、柾哉くん!
木村柾哉
どうしたの?一年の教室に来て
高塚大夢
あっ、理人って先帰ったかな~って!
木村柾哉
あぁ~、そういえばさっき迅と一緒に帰ってたけど
高塚大夢
そうなの、ありがと柾哉くん!
走って学校を出て、〇〇公園で、
高塚大夢
あっ、理人!
高塚大夢
理人?
理人は迅と仲良く話しながら帰っていた
高塚大夢
ッッ!
俺は見てしまった、理人が迅にキスをしていたところを この目で見てしまった
俺は結局、理人と帰れず、ただ二人の後ろ姿を見ていることしか出来なかった。 もしあの時、話しかけていれば理人と一緒に帰れただろう。 昼に言っていたことを実行出来ただろう これだから、俺は恋愛が大嫌いなんだ。
また、何かを失いそうな気がして怖いんだ。