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キミの知らない僕

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キミの知らない僕

14 - キミの知らない僕 14

♥

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2022年07月13日

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JIMIN

気をつけて帰ってね

JUNGKOOK

はい(*^^*)

キミは扉に手をかけ手が止まる

JIMIN

すると急に腕を引かれ気づけば キミの腕の中にいた

JIMIN

ッ.....///

JIMIN

グガ...苦しいよ///

キミはゆっくりと身体を離すと 僕のおでこに触れるだけのキスをした

JIMIN

/////

JUNGKOOK

じゃあまた明日!

キミはそう言うと ニコッ笑顔を残し帰っていった

JIMIN

そんなのずるいよ.....///

僕は扉が閉まると その場にしゃがみ込んだ

JIMIN

おはようございます

Hoseok

身体は大丈夫か?

JIMIN

心配おかけしました💦

JIMIN

もう大丈夫です!

namjoon

無理するなよ

JIMIN

ユンギヒョンも
ご迷惑おかけしました

yoongi

気にしなくていい

yoongi

自分の体調だけ気にしてろ

JIN

ジミナ!
お前は週1回...いや毎日
宿舎でご飯食べる事を約束しろー!!

JIMIN

ありがとうございますw

みんなの優しさに涙が出そうになった

キミが近づいてきて 僕の横に腰掛けた

不意に頭を撫でられた

JIMIN

グガもありがとうね//

テヒョンも僕の横に座って来た

taehyung

じゃあ僕はハグー♡

JIMIN

ありがとう♡

僕はテヒョン頭を寄せた

JUNGKOOK

テヒョイヒョンくっつき過ぎ!!

そう言うと反対側からも引っ張られ 両側から抱きしめられた

JIMIN

ちょっ..///

JIMIN

2人とも苦しい///

あの日から2週間ほどたった

キミはあの言葉通り 僕から目を離さなかった

ふとキミに目をやると キミと目が合った

そしてかわいい笑顔で 僕に笑いかけてきた

どこに居ても気がつけば隣に来た

僕はまた笑いかけたて くれる事が嬉しかった

それだけで僕はこの地獄を 耐えられる気がした

女性からはあの日から 連絡が来ていなかったが...

久しぶりに通知が鳴った...

女性

久しぶり!
元気にしてた?
こないだは感情的になって
ごめんね💦

仲直りにご馳走いっぱい作るから
今日家に来て😊

JIMIN

分かった

JIMIN

仕事が終わったら向かいます

行きたくない

会いたくない

助けて....

僕はこの言葉達を飲み込み 女性に返信した

僕は重い足取りで女性の家に向かった

ピンポン〜♪

女性

いらっしゃい♪

女性

もう少しで出来るから
ソファに座ってて

JIMIN

うん....

僕は興味もないテレビを 見ながら待った

女性

お待たせ!

女性

ジミナのために頑張ったんだー♪

JIMIN

いただきます...

僕は食事を口に運んだ

女性

どう?

女性

おいしい?

JIMIN

...美味しいよ...

女性

よかったー♪

僕はあの日キミと 食べた食事を 思い出していた

JIMIN

ごちそうさま...

あまり食事が喉を通らなかった

女性

もう食べないの?

JIMIN

なんだかお腹いっぱいで...

女性

せっかく作ったのに
なんで食べてくれないの?

女性

私、あなたの為に作ったのよ?

女性は険しい顔で睨みつけていた

JIMIN

ごめん....

女性

まあいいわ...

女性

今日は仲直りするんだもの

女性はさっきの顔とはうってかわり ニコッと笑った

女性

食後にケーキ買ってきたのー

女性

一緒に食べましょ♪

女性

お茶入れるね!

女性は何事も無かったように キッチンに向かった

僕はこの状況に限界を感じていた

このままじゃ僕の心も 彼女の心も壊れてしまう...

終わらせなきゃ....

女性

お待たせ♪

JIMIN

ありがとう...

僕は出されたコーヒーを飲んだ

女性は一方的に喋り続けていた

話を切り出す タイミングを探りながら 彼女の話を聞いていた

コーヒーを飲み終えるころ 少しの沈黙が出来た

JIMIN

ねぇ....もうこんなことやめない?

女性

なんの事?

JIMIN

この関係だよ

JIMIN

誰も幸せじゃないよ

女性

何でそんなこと言うの?

女性

せっかく仲直りして
楽しくしようとしてるのに

JIMIN

こんな事なんの意味もないよね?

女性

あなたが私を好きになって
くれたらいいだけでしょ!!

女性は僕の話を 聞き入れようとしなかった

話しは並行線で沈黙が続いた

そんな中僕は身体の異変に気づいた

動悸と身体の火照りを感じた

息も上がってきた

JIMIN

ハァハァハァ.....

女性

やっと効いてきた?

JIMIN

ハァハァ...どうゆう事?

女性

少しコーヒーに薬を入れただけよ

女性

この前はダメだったからお薬に
助けてもらったの

逃げたいのに身体に力が入らず 少しずつ後ろに下がることしか 出来なかった

JIMIN

お願い...やめて...ハァハァ

女性

大丈夫

女性

1度愛を確かめ合えば愛し合えるわ

JIMIN

ハァハァ...来ないで....お願い...

女性は少しづつ近づき 僕の身体を押し倒し 僕の唇を奪った

JIMIN

ん...ハァハァんぁ...

女性は唇から首筋へ徐々に 下へ唇を這わせていった

気持ちとは別に 身体が反応するのを感じた

僕の目から涙が溢れ出した

怖い....

グガ助けて....

僕は泣きながらキミの名を呼んだ

JIMIN

グガ....グ...が...助け...て...うぅぅ

JIMIN

お願い...やめて..

JIMIN

....グガ....グガ...グガ...

女性

なんで他の人の名前を呼ぶのよ

女性

目の前にいるのは私よ

女性は顔を真っ赤かにして 僕を睨んでいた

JIMIN

グガ....グガ....お願い..やめて...

僕はキミの名を呼び続けた

女性は立ち上がるとキッチンに 大きな足音を立てながら向かった

僕は起き上がり膝を抱え 泣きながら身体の火照りと戦っていた

女性の足音が僕の前に止まった

女性

どうして...

女性

どうして私を愛してくれないの...

震える声が聞こえた

声のする方を見上げると そこには泣きながら包丁を 僕に向ける女性が居た

女性

なんでアイツなの?

女性

なんで私じゃダメなの?

女性

私の物にならないなら
死んじゃえばいい

女性

あなたを殺して私も死ぬ

女性は僕の首に包丁を近づけた

JIMIN

........いいよ...

JIMIN

殺して....

僕は向けられた包丁を握り 自分に強く押し付けた

包丁が押し付けられた首筋と 握った手から血が流れた

JIMIN

僕は女性を愛してあげられない....

JIMIN

でも一緒に死んであげる

JIMIN

それでグガが守れるなら

JIMIN

一緒に死のう...

さっきよりも手に力を込めた

女性

うぅぅぅぅうわぁぁぁん

女性は包丁から手を離し 子供のようにその場に泣き崩れた

僕は近くにあったタオルを 手に巻き付け ゆっくりと立ち上がった

JIMIN

愛してあげられなくてごめんね...

泣き崩れる女性に そう言い残し部屋を出た....

ふわふわする意識の中 やっとの事で近くの公園に着き ベンチに座った

夜風にあたり身体が少し楽になった

傷も浅かったのか 血は止まりかけていた

誰もいない公園で 薬が身体から抜けるのを 少し待つことにした

📱〜♪

キミからの着信だった

出ようか迷ったが出来るだけ 普通を装って出る事にした

JUNGKOOK

通話終了

通話
00:01

JIMIN

もしもし

JUNGKOOK

もしもし〜

JUNGKOOK

ヒョン何してますかー?

JUNGKOOK

いまヒョンの家の近くに
居るんですけど〜

JUNGKOOK

家に行っていいですか?

キミの声を聞いて 僕は何故か涙が出てきた

必死に震えそうになる 声を抑えて答えた

JIMIN

ごめん...今外なんだ

JUNGKOOK

?...ヒョン泣いてます?

JIMIN

泣いてないよ...

JUNGKOOK

なんかありました?

JUNGKOOK

1人ですか?

JUNGKOOK

どこに居ます?

JIMIN

......

JIMIN

..何もないよ

JIMIN

大丈夫

JUNGKOOK

また嘘つくんですか?

JUNGKOOK

僕さすがに怒りますよ

JUNGKOOK

どこに居るんですか?

JUNGKOOK

教えてください

最初の声とは変わりどこか イライラした声に変わった

JIMIN

....

JUNGKOOK

僕もうヒョンの事で
諦めないって決めたんで

JUNGKOOK

教えてくれないなら
見つかるまで探し続けます

JUNGKOOK

僕が見つければいい話なんで

JIMIN

.........

JIMIN

.....〇〇公園....

JUNGKOOK

分かりました

JUNGKOOK

そこ動かないでください

JUNGKOOK

20分で着きます

電話が切れた

助けて欲しい気持ちと キミの圧に抗えなかった

でもこの状況を見られて どう説明すればいいか 僕は回らない頭で考えていた

to be continued...

キミの知らない僕

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