何個だって夢を抱いていいんだ！

こんにちわ！またまた新しい作品作るよ！！

今回は、『何個だって夢を抱いていいんだ！』で、みこと主人公です！

あと一応、みことは絵が上手いです。

それではどうぞ！

高校生活最後の夏。

連日、びっくりするくらいの暑さが続く中、

俺_____黄瀬みことは朝の教室で、溶けそうな顔をしている親友と適当に喋っていた。

なっちゃんはこの高校____星華高校に入学した時に席が隣で仲良くなったの！

うーん、やっぱりなっちゃん以外上手く話せないなぁ....

ちなみに俺は、いつも可愛い薄緑のパーカーを着てるの！

星華高校の校則は緩めだからパーカーとか着ても問題ないからね。

こんな時期に暑くないの？とか思われそうだけど、このパーカーは

割と薄めだし、俺は暑さに強い、というより寒がりだから大丈夫！

やった〜！！嬉しいなぁー♪

あ、来た.........今日も始まったかぁ....

うわぁ...またやってるよ..

なぜか男子では名前で呼ぶのに俺だけは名字なんよね...

翡翠すちくん。今クラスメイトたちに挨拶しまくっていた男子高校生の名前だ。

彼と一緒のクラスになったのは、今年が初めて。けれど、彼のことは一年生の頃から知っていた。

なぜなら、翡翠くんは星華高校でいちばんの変人であり、問題児だから。

.....まあ朝一番にクラスメイト全員に挨拶する時点で誰でも変人だって思うし。

それに加えて、昼休みに放送室に入って自分の歌を学校中に聴かせたり、

文化祭が終わった後に勝手にキャンプファイアーを始めたり。

もうやることなすこと、めちゃくちゃだ...

なんでカバンの中漁ってるんやろ

げっ、バレた.....

どうしてそうなるん.....彼たちは頭の中お花畑なのか....？

あ、ノート落としちゃった！

このノートには、俺の秘密がある....

だから絶対に見せないようにしないと____。

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