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LINEの再現スコ(꜆꜄꜆˙꒳˙)꜆꜄꜆
拙い文章でしたが、最後までありがとうございました🙇 久しぶりの長編なので、誤字脱字が多いかもですが、温かい目で流してくれると嬉しいです😭
八月三十一日
僕は空を飛んでいた。
広くて青くて
清々しかった。
今までで一番綺麗な空。
でも本当は
君とふたりで、
いつからだろう。
16歳のあの夏までは
友達だって
それなりに居たのに。
もふ
もふ
もふ
きっかけは、なんだったか…
どぬ
机には落書き。
私物は失くなる。
ロッカーが荒らされるなんて 当たり前のことで
今更、悲しむことでもない。
でも…
もふ
もふ
どぬ
もふ
どぬ
もふ
どぬ
どぬ
もふ
もふ
どぬ
もふ
どぬ
どぬ
どぬ
もふ
もふ
どぬ
もふ
もふ
どぬ
もふ
どぬ
もふ
もふ
どぬ
もふ
もふ
どぬ
もふ
どぬ
どぬ
どぬ
どぬ
君との出会いは、
当たり前じゃなくて
目と目が合ったその時から、
友達になれた気がして…
もふ
もふ
あの時、勇気を出していれば
声をあげていれば
何度も何度も…ッ
どぬ
チャンスは…沢山あったのに…。
もふ
もふ
どぬ
もふ
どぬ
どぬ
もふ
どぬ
どぬ
もふ
精一杯の思い。
無意味だなんて分かってる。
期待するだけ無駄だって。
もふ
もふ
どぬ
どぬ
もふ
どぬ
もふ
どぬ
どぬ
もふ
でも、無駄じゃないかもなんて。
無意味じゃなかったかも、なんて。
浮かれてみたりしちゃって。
あぁ…思い出した。
きっかけは…そう……
友達として、ちゃんと仲良くなれて
また明日も遊ぼうね、なんて
次の約束をした日。
そんなことを言われたっけ、?
でも僕は、会うのをやめなかった。
< クラスライン(36) 🔍 📞 📢
【あんな人と喋ってなんかない】
そう言えば 逃げられたかもしれない。
でもそれこそ、
裏切りだと思ったから。
夏休みは残り5日間。
それまで、色んな嫌がらせをされた。
夜中の無意味な電話から
家に変な張り紙まで。
もふ
どぬ
もふ
どぬ
もふ
もふ
友達は守れた。
友達への思いは守れた。
それだけで、嬉しかった。
もふ
どぬ
もふ
どぬ
夏休みが終わった。
バレてしまった。
黒板には 大きな愛愛傘と遊んでる時の写真
カップルだなんだと揶揄われ
筆箱や教科書に落書きをされた。
将来 芸能人になった時のサインだって。
格好悪い。
もふ
どぬ
もふ
もふ
どぬ
もふ
どぬ
どぬ
どぬ
格好悪い。ほんとに。
何もできなかったあの時も。
泣きじゃくってる今も。
ずっとずっと格好悪い。
もふ
もふ
どぬ
もふ
もふ
もふ
もふ
どぬ
そう思えたのは
君だけじゃないんだよ。
僕は、ずっと…
ひとりじゃなかったって…。
17歳の春。
クラス替えで、君と離れた。
君には、友達ができていた。
教室を移動したり 机をくっつけてご飯を食べたり。
そんな当たり前の友達。
もふ
どぬ
どぬ
もふ
どぬ
それでも
君は僕と会ってくれた。
忘れないでくれた。
どぬ
どぬ
どぬ
どぬ
友達は守れたから辛くない。
なんて、思い過ごしだ。
もう守るものなんてない。
友達が出来た君には、僕はもう…っ
もふ
どぬ
友達じゃなくなった。
君の中で、僕の姿は変わった。
友達としての僕は、もういない。
やっぱり、友達が出来たから…。
どぬ
正直、嫌ではなかった。
いや、むしろ…。
でも、了承してしまったら?
せっかくの"友達"が───
もふ
どぬ
もふ
もふ
どぬ
もふ
もふ
どぬ
もふ
どぬ
もふ
もふ
どぬ
もふ
どぬ
もふ
君の嬉しそうな顔、
君の嬉しそうな声、
君の嬉しそうな、その仕草…
僕は一生、忘れないと思う。
君と付き合って2週間が経った。
もうすぐ夏休み。
君とふたり どこに行こうかな…なんて。
どぬ
どぬ
浮かれてたんだ。
僕に夏休みなんて
あるわけなかったのに。
どぬ
どぬ
どぬ
ガチャッ
どぬ
どぬ
どぬ
どぬ
どぬ
どぬ
君と付き合えて、本当に嬉しかった。
いつかは"そういう事"も 君としたかった。
でももう、無理かもしれない。
どぬ
もう、会うことさえできない。
顔なんて見れない。
どうしたらいいのか分からない。
どぬ
ごめん、もう君とは───
どぬ
目の前がチカチカする。
なのに真っ暗で、よく分からない。
あれから何分?何十分?
もう何も分からない。
どぬ
声が遠ざかって行く。
動かなきゃ、誰か来るかも…。
でも、痛くて
苦しくて、
どぬ
どぬ
もふ
どぬ
どぬ
もふ
もふ
もふ
どぬ
見られてしまった。
初めての友達に。
初めての恋人に。
初めて、心を許せた人に。
どぬ
もふ
どぬ
どぬ
もふ
もふ
どぬ
どぬ
もふ
もふ
どぬ
冷静になんて、なれなかった。
嫌われたくない。
合意じゃない。
好きなのは、ただ一人で。
たった一人だけで。
そこに間違いなんてなくて。
ずっと、君だけを──
家から出られなくなった。
学校に行ったら、また何かされそうで。
学校に行ったら、君に会いそうで。
もうすぐ夏休み。
何もかもを閉め切った部屋の中で 自分の呼吸音だけが響いていた。
こんなに目の前が暗いのに、
何も知りたくないのに、
そんな状況でも、生きている。
それが何故か苦しかった。
もうすぐ夏休み。
思い描いていた日常は 音を立てて崩れて行った。
それはまるで 壊れていく自分のようで、
ふっ、と笑いが込み上げる。
どぬ
彼奴らも、見て見ぬふりをする奴も、
君を裏切った僕も、
どぬ
君は、幸せになれるんじゃないか。
夏休みになった。
あれから一度も 学校には行かなかった。
君にも会えなかった。
別に、行けなかったんじゃない。
別に、会いたくなかったんじゃない。
本当に、行かなかった。会えなかった。
そういう事にしたい…のかもしれない。
自分の意思だと、
まだ自分は、考えられてるって。
どぬ
どんな状態でも、お腹は空く。
仕方ない、生きるためだから。
どぬ
あれからずっと
空を飛びたいと思ってる。
自由な青い空に、君との夢を描きたい。
当たり前に手を繋いで
当たり前に笑って
当たり前に…触れ合えるような。
間違ってたのかな、
君に声をかけたこと。
間違ってたのかな、
君と友達になったこと。
間違ってたのかな、
君を、好きになったこと。
< もふくん 🔍 📞 📢
夏休みも、明日で終わる。
どっちみち、僕には関係ない。
明日を過ぎたって、どうせ……
もふ
もふ
もふ
もふ
………ッ
これが、最後のチャンスかもしれない。
顔を見れない。
罪悪感で胸が張り裂けそうだ。
でも、
嫌われるのは 気持ちを伝えてからでも…っ
ちゃんと、好きだって。
まだ、ずっとずっと大好きなんだって。
そのメッセージに 既読がついたかどうか
僕は一生、分からないと思う。
連絡先をブロックしています。
逃げてしまった。 君からも、彼奴らからも。全てから。
神様とやらは残酷だ。なんて
好きなキャラも言ってたっけ。
どぬ
夏休み最後の日。
長い長い休みの最後。
17年の夏休み。最期。
どぬ
君に会えたことは やっぱり間違いだったかも。
一番好き。
一番、出会えて嬉しかった。
でも、だからこそ
最後の日にしたくない、なんて。
人一人の決心を揺らがせるなんて とんだ人たらしだ。
どぬ
この広い空の中に 君との思い出を。
それが偽りでも、それでもいいんだ。
どぬ
どぬ
それって、すごいことじゃない。
何から描いてみようか…
どぬ
もふ
どぬ
もふ
どぬ
どぬ
どぬ
どぬ
どぬ
どぬ
どぬ
どぬ
もふ
どぬ
どぬ
もふ
どぬ
どぬ
もふ
どぬ
もふ
もふ
もふ
もふ
どぬ
もふ
もふ
もふ
もふ
どぬ
もふ
もふ
もふ
どぬ
もふ
もふ
もふ
もふ
もふ
もふ
どぬ
もふ
もふ
もふ
もふ
もふ
どぬ
もふ
もふ
もふ
もふ
もふ
どぬ
どぬ
どぬ
もふ
もふ
どぬ
どぬ
もふ
もふ
もふ
どぬ
どぬ
規則的な機械音。
消毒液の独特な匂い。
どぬ
もふ
もふ
もふ
もふ
顔が近い。
こんなに、寂しそうだっけ。
凛々しくて、常に前だけ見てるような
自信に満ち溢れた、そんな顔だったのに
なんでそんな…
泣きそうな顔するの、?
どぬ
もふ
もふ
どぬ
もふ
どぬ
どぬ
もふ
もふ
もふ
もふ
もふ
もふ
どぬ
三ヶ月後_
もふ
どぬ
もふ
どぬ
もふ
もふ
どぬ
どぬ
もふ
もふ
もふ
どぬ
どぬ
もふ
どぬ
もふ
もふ
どぬ
もふ
もふ
どぬ
どぬ
もふ
どぬ
どぬ
もふ
どぬ
もふ
もふ
どぬ
もふ
どぬ
もふ
どぬ
青い空。
何も無い、まっさらな空。
そこにしか 僕の夢は描けないと思ってた。
でも君が、真っ白だから。
澄んだ空みたいに、まっさらだから。
僕の夢は…
ううん、二人の夢は。
君と僕のまっさらな想いに_。