僕と死神の4日間

僕は篠原神(しのはら　じん)

普通の男子高校生で……はないかな

僕には……

死神が見える

死神がついてる人は数日後に死ぬ

このせいで僕は人と関わるのが苦手になった

下校中

嫌な記憶が戻ってくる前に走って家に帰った

自分の部屋

僕はベットに倒れこんだ

後ろを向くと小柄な男の子がいた

あっさり返答した

死神の勢いに神は圧倒される

ライトと神は部屋を出た

グーーー(お腹の音)

神はカレーライスを作り始めた

1時間後……

神はカレーライスをのせた皿をテーブルに置いた

夜9時

登校中

人とすれ違う時も死神は見える

神は少し寂しそうに話した

小学生の頃

僕は友達がいなかった

すると教室のドアが勢いよく開いた

僕と勇次はこのことがきっかけで仲良くなった

ある日の放課後……

僕と勇次は2人でゲームをしていた

僕と神はゲームをやりながら話してた

だけど勇次が「ありがとな!!!」って言ったとき僕は勇次の方を見た

僕はあの時とっさに嘘をついてしまった

だって勇次の後ろには

死神がいたから………

この日から僕は勇次を危険からとおざけた

絶対に守る……そう思ってたのに

嘘だ

嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ

嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ

キーンコーンカーンコーン

先生の横にいたのは女の子でその子は自己紹介をした

僕は手を上げた

夢橋は篠原の隣の席に座った

僕は夢橋さんの方を見た

彼女の後ろには………

死神がいた

確かにあの死神は夢橋の後ろにただたってるだけだった

夢橋さんは後ろを指して言った

夢橋さんは教室を出ていった

僕は走って教室を出た

先生はある薬品が入った試験管をとった

先生の後ろに夢橋さんの死神がいた

夢橋さんはニヤニヤ笑っていた

先生は持っていた試験管を置こうとした瞬間

死神が試験管を先生の方におした

みんながザワザワしはじめる

先生は薬品がこぼれたところより少し後ろに倒れていた

お昼休み

夢橋さんはいきなり話しかけてきた

夢橋さんの目には涙がうかんでいた

キーンコーンカーンコーン

僕たちは急いで教室に戻った

授業中

放課後

夢橋さんの声は震えていた

ニンゲンニンゲンニンゲンニンゲン

ミツケタ

僕は夢橋さんの手を引っ張って走った

夢橋さんの後ろに……いた

夢橋さんは振り向いた

魂が夢橋さんを食べようとする

僕は手を伸ばしたが魂の方が動きが速い

魂と夢橋さんのあいだに入ったのはマリンだった

魂はマリンに襲いかかる

マリンの手に持っていた鎌に水がまとわりついて鮮やかな海の色になった

一瞬だった

魂は消えた

僕は無我夢中で走った

神が来る10分前

そこには黒く闇に染まった鎌を持ったライトと消えかかっている魂がいた

ライトは魂を鎌で切った

魂は消える

夢橋さんはごめんと言いかけたんだろう

でも言い直した

解決したため皆帰ることにした

2日目学校

ライトは事情を説明した

特に何も起きず1日が過ぎた……

3日目朝

ジリリリリリ

目覚まし時計の音で起きた

ピーンポーン

夢橋さんが取り出したゲームは昔勇次とやったものだった

数時間後

体が固まった

ライトは……僕の父親と契約していた??

ということは父さんも死神が見えていた??

僕は逃げるように走った

帰ってきて早々、僕はベットに倒れた

僕はそう言って眠った

朝

起きた時ライトはいなかった

僕は窓の方に行く

僕は窓に足をかけた

そこから、とびおりようとしたら……

なぜか後ろに体重がかかった

僕は後頭部に手をやる

30分後

2時間後

いつもこんなに動かないせいで足がふらついてた

気づいたら崖から足を踏み外していた

体が浮く

マリンがとっさに僕の手を握った

………え

マリンは崖をつかんで僕の手を握ってる

僕の体はまだ浮いている

マリンの後ろに…………

魂がいる

どんどん近づいてくる

魂がマリンの真後ろに来る

声が聞こえた

崖の上の状況はわからない

だけど魂は僕たちとは逆の方向を向いている

でも見なくても分かる

この声は………

魂の悲鳴が聞こえる

そして崖からライトが僕たちのことを見下ろした

ライトは僕たちを引き上げた

ライトの指から紫の炎が出る

それを僕の方に向けた

炎が僕の体に入る

しかし実際熱くもなんともなかった

疲れていたのか僕はその場に倒れた

僕は自分の部屋のベットにいた

マリンは難しい顔をして

マリンは帰っていった

1人になると目に涙がうかんだ

1人なんていつものことなのに……

…………………………………

次の日……

僕は学校を休んだ

今日は何もしたくなかったから

ずっとベットに横たわっている

ピーンポーン

ドアを開けた

その時、なにかが僕に突進してきた

僕は倒れてしまった

視線を下に向ける

そこにいたのは……

また涙が出てきた

終