~翌日~
S
行ってきま~す!
俺はその声と共に外へ駆け出た。
Y
おう、楽しんで来いよ~!
学校に行く時にも返事をしてくれる悠くんが本当に大好きだった。
S
っ//!
そう思いながら道を歩く。
~昼休み~
S
…ん……眠……
h
しょー先輩っ!!
L
初兎ちゃんっ!!
N
お前は先輩に対してもっと敬えよ!?
I
お~い、初兎!
S
!?
S
も~…こんな授業終わりに速攻来んくても…大変やん…
そう、俺には1年生後輩のりうら、いむくん、そして3年生先輩のないこさん、Ifさんという…
…友達が居る。
いや、正確にはストーカーか?
りうらといむくんと俺は推薦、3年で代表にでたないこ先輩とIf先輩で 生徒会を務めている。
h
いや…だって//
h
初兎ちゃんの顔が見たくなって//
L
ほとけっち気持ち悪…
I
…ほとけには同情したくねえけど…確かに初兎はかわい…
N
は~いストップ!!
N
お前のそれはもうセクハラっ!!
I
ぽえ……だってさ~…♡
h
そうだよ!いふくんもキモい……
I
あ”?うるっせえほとけっ!!
h
うるさくないもん!いふくんのば~か!!
S
あ”~!!
S
もう、早く屋上行くよ!
俺は変態組と赤組を連れて屋上へ走った。
N
はい、じゃあ、いただきますして!
L
いただきま~す!
h
いただきますっ!!
I
うるせえあほとけ…
I
いただきま~す…。
N
もう…いただきます。
S
…いただきます。
S
……
俺は無心で弁当を食べながらふとこう思う。
最近変態組(青組)の様子がおかしいと。
↓過去編↓
この時はまだ生徒会に推薦される前、風紀委員の時だった。
S
っ…
S
何でよりによって俺が校舎の外周回らなあかんかったん…
ツン…
S
ひうっ//…コソッ(…今誰かに触られたような気が…)
サッ…
…ギュッ
S
!?ちょっと何して…//
h
ん~?…だってまだ肌寒いのに…体冷えちゃうじゃん!
I
そうや。
I
初兎が冷えたらあかんからな?
S
だからって…抱き着くのは…
h
ん!
h
抱き着きたいの!
S
…いふ先輩はちゃうやろ!
I
ん~…何で?
S
//…腰に手回したって意味ないやん。
I
フフッ…ちょっと照れてん。可愛ええな♡
S
…こっちは仕事やってんねん!
h
初兎ちゃんって…
「メンヘラな彼氏とか彼女とかいるの?」
S
…え…ゾクッ
I
…じゃあその手首の痣や切り口は何なん?
S
ッ………(親の虐待がバレちゃ…)
h
…いないなら良いんだけどさ…
I
…辛かったらいつでも俺たちの事頼れよ♡?
S
!?…うん……
h
…僕たちが気持ちよくしてあげるから…ニヤッ
I
w…ニタッ………
S
えっ?…あっ……??
S
(多分変な事ではないよな…)
気付けば俺の箸は止まっていた。
N
…初兎ちゃん大丈夫?
ないこ先輩に心配される。
S
あ…あっ……
S
うん、大丈夫…!
I
もう…疲れてるんやったら休めよ?
L
ほんとだよ初兎ちゃ…初兎先輩!
S
あ~…うん、大丈夫!
そこに逃げる道はなかった。
h
…僕が午後の授業初兎ちゃんについてるから、今日は休も?
h
ほら!いふくんも!
I
あ~…わかった。
I
俺も授業休んでしょにだに付き添っとくわ。
h
学校には早退するって伝えとくから!
S
あっ…え!?
半ば強制的…いや、強制的にに早退を強いられた俺は何も考えることが出来なかった。
もしもこの2人が変な事をしてきたら…手を出して来たら…
被害妄想の残留が脳に残る。
S
あ……うん…お願い…いむくん。
だけどいむくんの意見に反対することは出来なかった。
何故か。
h
フフッ……じゃあ3人の早退届出してくるね!
N
…初兎ちゃん無理しないでね?
L
(…何でほとけっちは微笑んで……)
N
じゃあ、俺たちはそろそろお暇させて頂こっか!
N
ねっ、りうら!?
L
あ…うん……。
S
(あ…え…嘘!?)
N
じゃあね~!
L
ばいば~い初兎ちゃん!(先輩つけるの忘れてる)
I
ニタッ…
S
…ゾクッ
S
…何ですか…?
I
…ガシッ
S
ドサッ……んん~!?ポロッ…
I
こんなんで涙流すなんて可愛いにも程度があるよな…w♡
S
んん~っ!?(…っやめ…)