死神少女

ﾋﾞｸｯ

人がいてびっくりした

この教室には一人しかいなくて

太陽が輝いているのを眺めている貴方を見て

風に揺られる黒い髪に、 太陽を睨むその鋭い目に、 鋭い目の横には涙ボクロ、 そして、消えてしまいそうな白い肌に

俺は息を飲むのを忘れてしまいそうだった

ｶﾞﾀｯ

やべぇｯ、見てたのバレたか!?

ﾊﾟﾁ…

起きると目の前には 見慣れた自分の部屋が広がっていた

といってもどうにもあの女の人が気になる 胸に何故か引っかかる

だけど、今は置いておくことにした

なのに

あの夢が正夢になるなんて思ってもいなかった

ｼﾆｶﾞﾐｼｮｳｼﾞｮ 死神少女