地縛少年花子くん〜零番様〜

はじめまして！高等部1年A組、若月天音です！

私は今＿＿＿＿

生徒会室にいます

生徒会室には私一人だけ。

生徒会長の源輝、副生徒会長の蒼井茜はまだ来ていないようです……

食べちゃっていいかな？

まぁ、お茶置いてあるところにあったからいいでしょ、琥珀糖かな？

食べちゃお

あっ、飲み込んじゃった………

よかった、喉に詰まらなくて………

よし、仕事しよ

______________数分後______________

パキパキ

パキパキ

パキ………

ん？

なんの音？

どこから？

私の腕から………

とか言ってるうちに、私の身体は鱗に包まれた。

どうしよう、どうしよう！

息ができない！←エラ呼吸

えまって、私死んじゃう！？

なんでこんなことに………

あの琥珀糖かな？

思い出した、金魚の鱗。

飲めば、恐ろしい呪いを受けるかわりに、誰かと強力な縁で結ばれるってヤツ。

誰かと縁を結ぶには、誰かに人魚の鱗を飲んでもらわないとなんだけど……

このままじゃ恐ろしい呪いを受けるだけになっちゃう〜！

だれかぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ、だすげでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ！

この声は、茜くん………？

助けて………

ポチャン………

あ………やっと息ができる………

ゴクンッ

バシャンッ

ガタン

ジャー

人間に戻った………

ガラッ

あ、やば………

圧がすげー

↑フラグ

よかったぁぁぁぁ…………

殺されるかと思った………

こーゆーの輝怒るからさぁ………

なぜか

…………好きなの？

まさかなぁ

学園一のモテキングがこんな女に惚れるわけないよねぇ

あ、なんか急に魚食べたくなってきた

………これって共食いになるんかな？