太陽
太陽
太陽
六美
太陽
六美
太陽
太陽
陽菜斗
陽菜斗
陽菜斗
マネージャー
陽菜斗
マネージャー
マネージャー
陽菜斗
陽菜斗
陽菜斗
リスナー
陽菜斗
リスナー
陽菜斗
俺は嘘つきだ
学校でも、家でも
誰の前でも嘘をついてきた
元々こういう性格だった訳では無い
むしろ
嘘は嫌いだった
学生
学生
太陽
昔から嘘か本当かは何となくわかった
どんな事でも、どんな時でも、どんな人でも
多分見る力があったんだと思う
だからこそ嫌いだった
嘘なんて絶対に正しいことじゃないから
小学生
太陽
人を愛したり、人に愛されたりすることは無かった
本当の親には捨てられ、里親に育てられた俺は
愛を分からずに育ったから
そんなある日
夢のような体験をした
アイドル
親の好きなアイドルのライブについて行った時に
たまたま見たものだった
凄かった
彼女は嘘をついている
わかってた、でも
とても活き活きとして
とても美しかった
興奮せずにはいられなかった
アイドル
太陽
こんなに綺麗な嘘を初めて見た
そして同時に思った
嘘をつけば愛せるのではないか
どんな人でも
どんな事でも
この時からだろう
嘘を好きになったのは
陽菜斗
そこから俺は嘘をついた
陽菜斗
みんな愛してくれた
陽菜斗
みんな信じてくれた
陽菜斗
俺はアイドルになった
陽菜斗
もっと色んな人に愛された
陽菜斗
けど
陽菜斗
愛は分からないままだった
陽菜斗
だから
陽菜斗
これからも嘘をつき続ける
陽菜斗
みんなのことを
陽菜斗
愛したい!
陽菜斗
みんなに
陽菜斗
愛されたい!
陽菜斗
いつか心の底から
陽菜斗
「愛してる」を言えるように
陽菜斗
「愛されてる」と言えるように
陽菜斗
そんな
陽菜斗
自己中で
陽菜斗
欲張りな
陽菜斗
俺を言えるように
コメント
5件
いつもありがとうございます! 今日も最高でした! 太陽がアイドル歌ってるの尊かった♥
この作品大好き❤ 続き待ってます☆