狐地 桜
夏目 貴志
狐地 桜
色んなことがあって、ドッと溜まっていた疲れが溢れる。
そのままベッドにダイブした。
ぼふん、と柔らかなマットレスが身体を包み込んでくれる。
狐地 桜
狐地 桜
狐地 桜
狐地 桜
狐地 桜
─ら
─さ
──くら
────さくら…
狐地 鈴
狐地 桜(幼少期)
狐地 鈴
───狐地 鈴。
的場と狐地の血を引く天才。
それに加え美しく、頭も良く、妖術も使いこなせる。
これを天才と言わずして何と呼ぶのか、分からなかった。
狐地 桜(幼少期)
狐地 鈴
狐地 桜(幼少期)
狐地 鈴
公園に、さわやかな風が吹き荒れる。
それは、この公園に私達が二人きりだからなのだろうか。
そう思って、目の前の旧友を見つめる。
夏目 レイコ
狐地 鈴
夏目 レイコ
夏目 レイコ
夏目 レイコ
狐地 鈴
夏目 レイコ
夏目 レイコ
狐地 鈴
夏目 レイコ
夏目 レイコ
微かに透けてきている旧友の足元を見ながら、くす、と笑う。
私はもうこんな見た目なのに、目の前の女はセーラー服に身を包んでいる。
狐地 鈴
狐地 鈴
地面に貼った札を、じろりと見遣った。
夏目 レイコ
狐地 鈴
夏目 レイコ
夏目 レイコ
狐地 鈴
夏目 レイコ
徐々に消えていくレイコの姿を、私はずっと見ていた。
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ぱちっ、
狐地 桜
狐地 桜
狐地 桜
狐地 桜
今までに見たことの無い夢に混乱していると、天狐と空狐がベッドに登ってくる。
空狐
天狐
狐地 桜
空狐
天狐
狐地 桜
空狐
狐地 桜
夢の流れ的に、そうかなとは、思ったけれど。
狐地 桜
狐地 桜
空狐
狐地 桜
狐地 桜
天狐
???
狐地 桜
狐地 桜
ニャンコ先生
狐地 桜
ニャンコ先生
天狐
空狐
狐地 桜
ニャンコ先生
空狐
ニャンコ先生
天狐.空狐
狐地 桜
天狐
狐地 桜
空狐
天狐.空狐
狐地 桜
確かにあの御年齢であんなに綺麗だったし、優しかったけど……
ニャンコ先生
天狐
空狐
天狐
ニャンコ先生
ニャンコ先生のその言葉とともに、小さな猫の手の拳骨が二人の頭に振る。
天狐
空狐
ニャンコ先生
狐地 桜
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