アキト
っ…カイト!( 避け
アキト
俺らも休戦にしないか!
カイト
…何故?( 止まる
アキト
お前んとこのボスが『俺とツカサさんとの戦いだ』って言ってたろ!
アキト
あの悪魔性のアンにも言ってたろ!
カイト
それはアンさんを止めようとしたからだと思う
アキト
っ……
カイト
アンタと俺は似たもの同士だ。
アキト
…は?
カイト
羨ましいと思ったことはないか?
アキト
…なんの事、
カイト
とぼけるな
カイト
俺はいつだって、トウヤ様が羨ましい。
アキト
っ……!!
ツカサ
“アキト!!”
ツカサ
“俺は世界を救う英雄となるんだ!”
アキト
…………
アキト
そうだよ。
カイト
……!
アキト
俺は…ツカサさんと出会った時からあの人が羨ましい。
アキト
俺には持ってないものを持ってて…しかも強くて……
アキト
俺が月とするなら…俺の事を照らそうとする太陽がツカサさん。
アキト
最初は羨ましすぎて避けていた時期があった。
ツカサ
アキト!
ツカサ
一緒に稽古なんか…
アキト
すいません、見回りがあるんで。( にこ
ツカサ
そ、そうか……
ミズキ
ツカサさん、アキトになにかした?
ツカサ
それは俺が聞きたい!!!
アイリ
ツカサって無意識にやる事多いからな……
ツカサ
ぇ、ほんとうですか!?
ツカサ
なんかあったのか、
ツカサ
気をつけなければ……
アキト
( 違います。 )
アキト
( ただ単に…貴方のその人柄が…… )
羨ましい。
自分の単なる嫉妬のせいで
ツカサさんや周りの人にも気を遣わせてしまった
そんなある日…
アキト
見回り疲れた……
アキト
別にあんなのは話し合いで解決すればいいでしょ
アキト
はぁ……
ふっ…はっ……!!
アキト
?
アキト
( こんな時間まで誰だ…? )
覗いてみると
そこには痣だらけ、汗だくの
ツカサさんの姿があった
アキト
……!!
アキト
( 何してんだ…あの人、、 )
ツカサ
……まだだ。
ツカサ
これじゃアイリ様たちを守れる所か…俺もタヒぬ 。
ツカサ
まだ…だ。
ツカサ
( 倒
アキト
!!!
アキト
ツカサさん!!!
ツカサ
お…なんだ、アキトか…
ツカサ
こんな時間まで…何していたんだ、、?
アキト
……見回りです、
アキト
ツカサさんは何を、?
ツカサ
俺は毎晩この時間は1人稽古をしていてな…
ツカサ
今日はいつにも増して練習していたから、少し疲労が訪れたのかもな…笑
アキト
毎晩……1人で、?
俺はその時確信した。
『生まれつきの才能だから』
と思っていたのが間違ってた
ツカサさんは……
『努力して、このような強さを得た』
のだと 。
アキト
っ……!
アキト
すいません…俺勘違いしてました、
ツカサ
……?
アキト
ツカサさんは生まれつきの才能でアイリ様が見込んだのだと。
ツカサ
……何を言っている、?
ツカサ
俺は子供の頃、サキ様よりも未熟で泣き虫&弱虫だったんだぞ?
アキト
ぇ、まじっすか!?
ツカサ
あぁ、笑
ツカサ
けど、アイリ様がお傍に置いてくださって、俺は死ぬ気でこの人を最後まで守ろうと決意した 。
ツカサ
それが俺が強くあろうと思ったきっかけとも言えるな。
アキト
…………
ツカサ
だからアキト!!
ツカサ
俺は……
ツカサ
世界を救う英雄となるのだ!!
アキト
……!!
その時俺は……
憧れと共に…
この人を超えていこうという、ライバル心も芽生えた。
アキト
ツカサさん
ツカサ
ん?
アキト
俺も混ぜてください
アキト
ツカサさんの稽古に
ツカサ
……!!!( 嬉
ツカサ
勿論だ!!!
ツカサ
だが、ちゃんと睡眠や休憩は取るように!!
アキト
今の状態で…あなたが言いますか、笑
俺はその日から…
貴方の後ろに立って貴方の背中を見るのではなく…
貴方の隣に立って、貴方と同じ景色を見ようと。
アキト
今でも『羨ましい』など、嫉妬心はあるが…
アキト
それ以前に、ツカサさんの相棒だ!!!
カイト
……!
トウヤ
“カイト、お前は俺の為に戦うんだ。”
カイト
( コイツは…憧れの人のためじゃなく… )
カイト
( 自分が超えていこう…自分の為に戦ってる… )
カイト
クソ……ッ
カイト
お前も羨ましい!!!!( 銃撃
アキト
……( 前言撤回。 )
アキト
俺がお前を倒す!!!






