TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

???

はぁ…はぁ……

???

やっばい…足が動かないっ

タタタッ

???

あ、いた!

???

((ビクッ

???

大丈夫か?

???

疲れてるんかな?

???

ッ………

???

警察に行くか

???

っ、嫌だ!

???

絶対嫌だ…

???

えっ

???

何か訳あり?

???

………

???

どうする?

???

家連れて帰るか

???

え、誘拐?

???

誘拐は駄目だよ!

???

違うわい!保護だよ!

???

………(何か言ってるけど…流石に眠気が…)

バタン

???

うおっ

???

!?

???

わっ

???

どしたんやろ

???

眠ってる?

???

そうかもね。でも、こんな雨の中寝たら低体温症になるかも

???

え、やばくね

???

とりま、連れてかえろ

タタタッ

???

うん…ゔぅ

???

((パチ

???

?!

???

(何処ここ…

???

あ、起きた!

???

え、まじ?ちょっとしか寝てないな

???

寒くない?

???

((こくっ

???

あ、名前言おうぜ

???

俺は…

獅音

獅音だ。よろしく〜

京太

俺は京太

美南

美南だよ〜

獅音

お前は?

綾人

綾人です

獅音

綾人な、おけ

ガチャ

???

あ、起きたんですね

幸助

幸助です。よろしくお願いします

獅音

こいつは綾人だって

幸助

綾人君。いい名前ですね

京太

で、聞いていいか?

京太

何であんな時間に1人でいたんだ?

綾人

…え…で…

美南

ごめん。もっかい

綾人

家出…です

京太

えっ

幸助

…何で家出したか聞いていいですか?

綾人

はい

綾人

実は…

母親

チッ

母親

お前のせいであの人は…

ガンッ

綾人

ッ…

母親

お前なんか…

母親

お前なんか!

母親

産まなければよかった…

バコッ

綾人

イッ…ごめんな…さ

綾人

ごめん…なさい…

母親

黙れ!

母親

お前の声なんか聞きたくない…

綾人

ッ…

ガンッ…バコッ

バコッ…ガコッ

ダンッ…ガタン

・・・

プルルル(着信音)

母親

は〜い♡どうしたの〜♡

母親

えっほんと?!今すぐ行くね♡

母親

じゃあ行ってくるから

バタン

綾人

最悪…

綾人

痣だらけだし…

お母さんはあの日からかわってしまった

あの日…お父さんが死んだ日

お父さんは俺を庇って死んだ、

お母さんはお父さんを本当に愛していた

俺もその時までは幸せだった

ただ…お父さんが死んでから

俺の人生は180°変わった

お母さんは暴力を振るい

いつもお父さんではない他の男の所に行く

日によっては家に連れてくる

その日は俺は家から追い出される

本当に辛い

その時思った

綾人

家出すればいいじゃん

一度そう思ってからの行動は早かった

荷物も何も持たずに

俺は家を出た

ガチャン

現在時刻は18:30

夕方だ

そういえば外をまじまじと探索した事はなかったな

と思い色々な所を見て回った

学校

俺は学校に行かせてもらってない

これは立派な犯罪だ

親は子供に義務教育を受けされるのが普通だ

店な住宅街などを色々見回っている間に夜になっていた

今は何時なのかもわからない

そろそろお母さんが帰って来る時間だろうか?

それなら見つかる前に早く逃げた方がいいな

俺は走った

タタタッ

綾人

はぁ……はぁっ

綾人

はぁ……は…ぁ

いつの間にか雨も降り出した

しかも結構強い

土砂降りだ

綾人

はぁ…はぁ……

ドンッ

俺は前を歩いていた人に気づかなかった

???

うおっ

綾人

ご、ごめんなさい

タタタッ

今すぐにでも逃げようと俺は一所懸命走った

もうあの生活には戻りたくない

あいつの元に戻るくらいなら知らない人と暮らした方がましだ

気づけば全然知らない所に居た

足が動かない

どうやら疲れたようだ

もう終わりか

ここで餓死でもするのだろうか

タタタッ

???

あ、いた!

綾人

ということですね

美南

っ…

獅音

やばっ

京太

酷すぎるな

幸助

最低ですね

獅音

なぁ何歳?

綾人

12ですかね…

綾人

多分

綾人

すみません。最近数えてないんでわかんなくなっちゃいました

京太

いや、全然気にせんで

幸助

災難でしたね

美南

綾人くんは頑張ったよ、充分ね

獅音

……

獅音

なぁ俺らと住むか?

綾人

えっ………

京太

いや、全然嫌ならいいし、それは自分自身で決めていいから

幸助

まぁ断られても今日は泊めますけどね

美南

手当てとかしないと!

綾人

…ね……い…しま…

獅音

ごめん、もっかい言って

綾人

お願いします!

獅音

美南

京太

幸助

獅音

あぁよろしくな

美南

いっぱい遊ぼ〜ね

京太

もう前みたいな生活はさせんからな

幸助

安心してくださいね

綾人

はい…((ポロッ

獅音

あっ

美南

えあ、泣いて、

綾人

すみません

綾人

なんか涙が、

京太

よく今まで我慢したな…いっぱい泣いていいぞ

幸助

そうですよ。我慢のしすぎは駄目です

綾人

…あり、がとう、ござい…ます

綾人

ゔぅ…

綾人

グスッ…ヴゥ…

綾人

ゔゎー!

サスサス((撫で

俺を撫でてくれている4つの大きな手はとても暖かいと思った

ということで、終わります!

この作品を書くのめっちゃ楽しいです!

また見てくれたら嬉しいです!

あと、主は明日学校の行事で大会があります

色々言ったりしないといけないので頑張ります!

それでは、ばいちゃー

家出少年を拾いました

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

22

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚