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作者

前回の続きです

作者

それでは本編へ

そしてしばらくの月日が経った

烏野は県大会で白鳥沢に勝利し、春高への切符を手に入れた。

来週に僕は宮城県内の有望な1年生を集めた1年生合宿に出向く。

そして影山は19歳以下の日本代表が集められるユース合宿に行く。

やっぱり影山は僕らとは違う次元の技術力を持ってるんだなと思った。

武田先生の話が終わったあと、影山は「ほらな」とでも言いたげななんとも腹立つ顔をされた。

そして、僕は今。 影山を遊びに誘っている。

今さっき、メールを送ったばかりだ。

強化合宿の前にサポーターとかテーピングとか買うついででダメ元で誘っただけだから。

まぁ影山のことだから自主トレがあるとかで断れることはだいたい想像ついている。

ただ、ほんのちょっとくらいは期待してもいいかな。なんて

月島蛍

来た!!!

布団の中でうずくまっていたが、返信が来て飛び起きる

月島蛍

(さぁ、YESかNO か…)

月島蛍

(いや、何を期待してるんだ
あの影山のことだ
ダメに決まってんじゃん)

影山飛雄 分かった。一緒に行こう。

月島蛍

?!

断ると思っていた僕は動揺した。

影山飛雄 いつ、どこで待ち合わせするんだ?

たんたんと当日のことに関する質問が送られてくる

月島蛍

マジかよ…

単純に嬉しかった。

山口も日向もいない、2人っきりの遊び。

僕は舞い上がる感情を抑えるので精一杯だった。

そして、当日

遊び当日もやっぱり舞い上がる感情を抑えるので精一杯だった。

なんだかデートみたいと思いつつ、影山の隣を歩く

月島蛍

ねぇ、君来週から遠征でしょ
ちゃんと東京まで行けるの?

影山飛雄

もちろんだ。
武田先生からメモもらった

月島蛍

ふぅん

影山飛雄

月島、もう買うものないのか?

月島蛍

うん

影山飛雄

じゃあ、昼飯食おうぜ
腹減った

月島蛍

ちょうどいい時間帯だからね
いいよ

影山飛雄

俺、すぐ近くにうめぇラーメン屋知ってる
候補がないならそこ行こうぜ

月島蛍

うんいいよ
チャーハン食べたい

ラーメン屋

ラーメン屋に着いて、僕は並のチャーハン、影山は味たま付き味噌ラーメンの大盛りを頼んだ。

ラーメンとチャーハンが来て、僕らは1口ずつ分け合うことにした

月島蛍

じゃあ影山の1口貰うね

影山飛雄

おう
言っておくが、ここのラーメンすげぇ美味いぞ

影山飛雄

今日俺は味噌だけど、醤油もうめぇ

そう言われて僕は麺を1口啜る

月島蛍

ん、美味しい!

影山飛雄

だろ!?

影山が嬉しそうな表情と声色で言う

さすがバレーバカ。 単純。

影山飛雄

じゃあ俺もチャーハン1口貰うぞ

月島蛍

うん、どうぞ

影山飛雄

ん、うめぇ

月島蛍

チョット、さすがに1口大きすぎデショ

影山飛雄

大きくねぇだろ
それに1口じゃん

月島蛍

いや大きいから!

影山飛雄

じゃあこれくらいねって分けりゃあよかったじゃんかよ!

月島蛍

そんなに1口大きいと思わないでしょ?!

月島蛍

まぁ、いいや
どう?美味しい?

影山飛雄

めっちゃうめぇ

月島蛍

そうかよ笑

少し喧嘩になったけど、こういう瞬間が楽しかった

あぁ、本当に居心地がいい

ずっと続けばいいのに

昼ごはんを食べ終わったあと、僕らは並んで歩いて帰った

影山飛雄

今日は楽しかった
ありがとな

月島蛍

君が素直にお礼を言うなんてどうしたの?

影山飛雄

…ッやっぱ今のなし!

月島蛍

ははっ、もう聞いちゃったからなしはないよ笑

急に影山からありがとうという言葉が出てきて心臓が跳ね上がる

よかった。 影山も楽しめたようで。

月島蛍

まぁ僕も楽しかったよ

そう言って、影山の方を見た

寒さにめっぽう強いはずの影山が耳まで赤くなっていた

月島蛍

えっ

影山飛雄

バッ…見んな!

その姿は都合よく解釈していいのか

影山も僕と同じ気持ちだって

月島蛍

うわっ、めっちゃ顔赤い笑

腕で顔を隠す影山を下から覗いてからかった。

動揺を隠すためからかうしかできなかった。

でも単純に嬉しかった。

さらに目があった影山はさらに顔が赤くなった

月島蛍

あはは笑
ちょっと面白い

影山飛雄

うるせぇよ…

その姿に笑うと影山が背中を叩いてきた。

月島蛍

ごめんって笑

急にものすごい力で背中を押された

あまりの強さに僕は尻もちをつく

月島蛍

ちょっと、さすがに力強すぎ……

月島蛍

じゃ……

目の前に影山がいなかった

目の前にいるのは、車だった

ひび割れたガラスに、ベコベコなボンネット

そしてその下には 血溜まりがあった。

月島蛍

はッ……えっ……?

明らかに事故を起こしたような車とその下に血溜まり。 そして目の前に居るはずの影山がいないと言う事実。

月島蛍

か、影山……?

心臓が速くなるのが自分で瞬時に分かった。呼吸が荒くなった。

必死に吸って吐くを繰り返した。 でも肺が締め付けられたように苦しい。

ふと、車の下の血溜まりのすぐそばの車体の下から飛び出ていた手を見た。

人差し指と中指にテーピングがあった。爪が綺麗に手入れされていた。

間違いない。

それは影山の手だった。

月島蛍

はぁッ、はぁッ、はぁッ、はぁッ…

通行人A

お、おい!
そこの君!大丈夫か!?

通行人A

落ち着いて、ゆっくり呼吸するんだ

月島蛍

はぁッ、はぁッ、はぁッ、はぁッ…

あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙

君に嫌われるために

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コメント

2

ユーザー

飛雄ちゃん!?!?!?!?え!??!!!??!?!!

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