君は一体いつから苦しんでいたの
どうして俺は
君の1番近くにいた筈なのに
俺は君のために
何も出来なかった…
ピ─────────ッ…
──────ねぇ…
──────ねぇってば…
瑞葉(ミズハ)
海斗(カイト)
海斗(カイト)
瑞葉(ミズハ)
海斗(カイト)
海斗(カイト)
海斗(カイト)
瑞葉(ミズハ)
瑞葉(ミズハ)
瑞葉(ミズハ)
瑞葉(ミズハ)
海斗(カイト)
海斗(カイト)
瑞葉(ミズハ)
瑞葉(ミズハ)
海斗(カイト)
瑞葉(ミズハ)
瑞葉(ミズハ)
海斗(カイト)
海斗(カイト)
瑞葉(ミズハ)
海斗(カイト)
瑞葉(ミズハ)
どうして、俺は
この時に気づいてやれなかったんだ
海斗(カイト)
海斗(カイト)
瑞葉(ミズハ)
海斗(カイト)
海斗(カイト)
海斗(カイト)
瑞葉(ミズハ)
海斗(カイト)
海斗(カイト)
瑞葉(ミズハ)
海斗(カイト)
海斗(カイト)
瑞葉(ミズハ)
3番線ホームに電車が通過します
黄色い線までお下がりください
海斗(カイト)
海斗(カイト)
海斗(カイト)
グイッ
俺はいつものように瑞葉の手を掴んで
引き寄せようとした
瑞葉(ミズハ)
パシッ
その手は何故か呆気なく振り払われた
海斗(カイト)
『ごめんね』
君の言葉を電車が掻き消す
その瞬間─────────
君が
俺の目の前から
消えた
俺は知らなかった
瑞葉が家で虐待を受けていたなんて
俺がもっと
もっと
もっと
もっと
近くにいて支えられていたら
と思うと今も涙が止まらない
せめて…
どうか君が
天国で幸せにしていますように。
コメント
8件
切ない恋愛物語ですね… 海斗くんは一体その後どうなったのか気になります…。 瑞葉を救えなかった後悔が彼を苦しめているとしたら辛いです。
可哀想なお話ですね。海斗は最後に悔いていますが、きっと瑞葉にとってかけがえのない存在だったんだろうと考えると悲しいです。
瑞葉ちゃんも海斗くんも可哀想ですね...!切ない..