来海
あなたは…!
宇野さん!?
晶介
おぉ、よく覚えていたな
晶介
その通り、宇野晶介だよ
晶介
いやぁ、何年ぶりだろうなぁ
来海
半年はたってますね
晶介
おぉ、そうだったなぁ
来海
そ、それより、私を連れ去ったのって
来海
宇野さんですよね
来海
どうしてこんなことを?
晶介
いや、本心から連れ去りたいとは思ってないよ
晶介
上からの命令だよ
来海
パパから?
晶介
そうさ
来海
どうしてパパから私を連れされと?
晶介
さあね
晶介
俺が聞いたのはただ、
晶介
"963番を私のいる部屋に連れて行け"
晶介
としか聞いてないからね
来海
パパのいる部屋へ?
来海
963番はやっぱり
晶介
その通り
晶介
"君さ"
来海
思った通り…
晶介
だから今から俺は963番を"部屋"へ
晶介
連れていこうとね
来海
そう…
来海
わざわざ着いてこなくても
来海
1人で行けます
晶介
いやいや
晶介
俺らのナワバリを
晶介
1人でうろちょろされたらこっちが困るから
晶介
ちゃんとついて行くよ
来海
(そんな…)
来海
(なにか情報が入ると思ったのに)
来海
あの…はぁはぁ
晶介
ん?
来海
このトンネル長くないですか?(´Д` )
晶介
俺らはいつも通ってるから
晶介
慣れてるけど
晶介
久々に来た子には慣れてないよね
来海
足が疲れてきた…
晶介
まあもう少しの辛抱だよ!
晶介
ガンバ!
来海
ガンバ!って…
それらしいものが無かったのでこれで許してください
晶介
着いたよ
来海
ここって…
晶介
963番のパパがいる所さ
来海
パパは…いないですよ…?
晶介
まぁ気長に待ちたまえ
晶介
その内、来ると思うからさ
来海
……?????