旧国注意 戦争賛美や政治的意図は一切ございません。 差別的表現、史実ネタあります。 書くの下手かもしれません、、
パラオ
僕はあの日のことを忘れない。
1944年 9月15日 アメリカ軍が上陸し、ナイチ、、旧日本陸軍と激戦を繰り広げた。 日本側の死者は1万人にも昇り、ペリリュー島での戦いは太平洋戦争の中でも悲惨な戦いであると言われている。
パラオ
パラオの島々に残された戦争の痕跡
旧日本陸軍の通信本部跡 集団墓地のジャングル 戦車のある日本軍施設、、
パラオ
アメリカ軍の上陸までもう時間はない。
パラオ
あのさ、ナイチはドイツと違って優しくしてくれた、、
僕、お礼があなたにしたい、、
だから僕も、アメリカと戦う。
少しでも力になりたい!
必死に想いを伝える自分が懐かしい
ここでお別れなんて、お礼も直接言えないなんて思ってなかったから!!!
日本旧陸軍
パラオ
パラオ
日本旧陸軍
日本旧陸軍
は???
耳を疑った。 お前ら、、のような、、
パラオ
パラオ
ナイチの目は黒かった。 いつも見た目は黒いけどさ、、 でもその奥に優しさがあった。 いつもはその黒い瞳から優しさが滲み出ていた。
でも、今は違う。 ナイチの目は本当に他人を見下す、目だ。 ドイツと、、、、、 結局日本も同じだったんだね。
パラオ
パラオ
パラオ
パラオ
パラオ
日本旧陸軍
パラオ
あの時、もっと、別の言葉を僕が言えていたら、、
あの時の会話が、 ナイチ、旧日本陸軍と僕の最後の会話になった。 彼の舌打ちを僕は今でも思い出す。
僕は急いで船に乗った。 ナイチなんてもうどうでもよかった。 そのときは、もう。
パラオ
パラオ
パラオ
パラオ
パラオ
パラオ
パラオ
パラオ
って!!!言ってあげるの、、
パラオ
ナイチが謝っても僕は許さないけどね。
謝ってきたらだから!!
ナイチなんてしーらないっ!!
だいっきらいだ!!!
矛盾した言葉を僕は叫んだ 心の傷は癒えないし、ほんとに今はナイチが大嫌いだ。
太陽が眩しい、
海猫やかもめを気持ちを紛らわせるために目で追っていると、何か、カーキ色の何かが目に映った。
パラオ
ナイチは、僕に手を振っていた。 左手を背中にまわし、右手で優しく一定の間隔で僕に向けて手を振っていた。
僕が見えなくなるまで、 いつまでも、いつまでも、手を振り続けていた。
パラオ
パラオ
パラオ
僕は空を見上げた。 そして、自分のいるパラオ、辺りを見回した。
かつて、戦場になったこの地に僕は再び立っている。
ナイチが命を懸けて守ったこの地で、僕は何ができるだろう。
僕は叫んだ。すぐ横にナイチがいるような気がした。
パラオ
ぬし
ぬし
ぬし
ぬし
ぬし