TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
かんひゅの短編集!!!

一覧ページ

「かんひゅの短編集!!!」のメインビジュアル

かんひゅの短編集!!!

1 - パラオ×旧日本陸軍 80年前のあの日

♥

1,111

2025年03月24日

シェアするシェアする
報告する

旧国注意 戦争賛美や政治的意図は一切ございません。 差別的表現、史実ネタあります。 書くの下手かもしれません、、

パラオ

終戦からもう80年かあ、、

僕はあの日のことを忘れない。

1944年 9月15日 アメリカ軍が上陸し、ナイチ、、旧日本陸軍と激戦を繰り広げた。 日本側の死者は1万人にも昇り、ペリリュー島での戦いは太平洋戦争の中でも悲惨な戦いであると言われている。

パラオ

ナイチは、、結局戻ってこなかったな、、

パラオの島々に残された戦争の痕跡

旧日本陸軍の通信本部跡 集団墓地のジャングル 戦車のある日本軍施設、、

パラオ

ナイチ!!!!

アメリカ軍の上陸までもう時間はない。

パラオ

ナイチ、、
あのさ、ナイチはドイツと違って優しくしてくれた、、

僕、お礼があなたにしたい、、
だから僕も、アメリカと戦う。

少しでも力になりたい!

必死に想いを伝える自分が懐かしい

ここでお別れなんて、お礼も直接言えないなんて思ってなかったから!!!

日本旧陸軍

駄目だ。

パラオ

なんで、?!

パラオ

お願い!!!!

日本旧陸軍

........

日本旧陸軍

お前らのような人種と共に戦いたくもない!!

は???

耳を疑った。 お前ら、、のような、、

パラオ

な、

パラオ

な、ぃ、

ナイチの目は黒かった。 いつも見た目は黒いけどさ、、 でもその奥に優しさがあった。 いつもはその黒い瞳から優しさが滲み出ていた。

でも、今は違う。 ナイチの目は本当に他人を見下す、目だ。 ドイツと、、、、、 結局日本も同じだったんだね。

パラオ

戦わない、、

パラオ

っ、!

パラオ

戦ってやらない!!!!

パラオ

知らないよ!!もう!!!

パラオ

知らなっ........いっっグスッ ズビッ

日本旧陸軍

チッ

パラオ

なんで、、

あの時、もっと、別の言葉を僕が言えていたら、、

あの時の会話が、 ナイチ、旧日本陸軍と僕の最後の会話になった。 彼の舌打ちを僕は今でも思い出す。

僕は急いで船に乗った。 ナイチなんてもうどうでもよかった。 そのときは、もう。

パラオ

ああ、アメリカ軍が来たら、きっと、僕らの家も、日本のつくった病院も、学校も、 壊されて、消えちゃうんだろうな。

パラオ

でも、日本、ナイチは強いからさ。

パラオ

きっと、大丈夫さ。

パラオ

また会って、パラオ!!あの時はすまなかった、

パラオ

ってナイチが言っても、僕絶対ゆるさない。何回でもビンタして蹴ってやる!!

パラオ

それで、そのあとは、、

パラオ

ナイチの頭、撫でてあげるの。

パラオ

殴ってごめんね。戦争お疲れ様。もうあの時のことはいいよ。ありがとう大好き
って!!!言ってあげるの、、

パラオ

でも、ナイチ、、僕と話してくれないかもなあ、
ナイチが謝っても僕は許さないけどね。
謝ってきたらだから!!
ナイチなんてしーらないっ!!

だいっきらいだ!!!

矛盾した言葉を僕は叫んだ 心の傷は癒えないし、ほんとに今はナイチが大嫌いだ。

太陽が眩しい、

海猫やかもめを気持ちを紛らわせるために目で追っていると、何か、カーキ色の何かが目に映った。

パラオ

........ぇ?

ナイチは、僕に手を振っていた。 左手を背中にまわし、右手で優しく一定の間隔で僕に向けて手を振っていた。

僕が見えなくなるまで、 いつまでも、いつまでも、手を振り続けていた。

パラオ

ナイチ、、

パラオ

お空でも、元気かなあ?

パラオ

ナイチ、ごめんね。

僕は空を見上げた。 そして、自分のいるパラオ、辺りを見回した。

かつて、戦場になったこの地に僕は再び立っている。

ナイチが命を懸けて守ったこの地で、僕は何ができるだろう。

僕は叫んだ。すぐ横にナイチがいるような気がした。

パラオ

ナイチ!!!!ありがとう大好き!!!!!

ぬし

いかがでしたでしょうか。

ぬし

難しいですね、物語は、

ぬし

最後まで読んで頂き本当に、ありがとうございました。

ぬし

ここもしかしたらかんひゅの短編集置くところにしようかなって思ってるのでなんかかいてほしい話あったら言ってね、

ぬし

またね🙄

かんひゅの短編集!!!

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

1,111

コメント

2

ユーザー

「ないちのこと優しく撫でてあげるんだ」のところで思わず号泣しちゃいました、、、ペリリュー島の戦いが題材の作品は結構ありますが、特にみはじさんの作品は、パラオの混乱というかショックが鮮明に伝わってきて本当に切ない、、、 めっちゃ好きです!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚