/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
テラーノベル
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
テラーノベル
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう！
ワンクッション ご本人様には関係ありません 嘔吐表現、誤字、病み注意 📢×🌸
なんでも許せる方のみタップどうぞ！
らんの家
21時30分
らん
みこと
いるまの家から帰宅するとみことが急いで駆け寄ってきた
リビングを見渡す限り父親も母親もまだ帰ってきていないようだ
らん
みこと
みこと
頬を膨らませ俺に怒るみこと
まぁ俺が同じ立場だったら同じことをするだろう
らん
みこと
らん
みこと
らん
らん
みこと
らん
みこと
🚪ｶﾞﾁｬﾝｯ
らん
らん
らん
グラッ
らん
らん
らん
らん
やだｯｯ、吐きたくないｯ…
吐いたらｯ俺ｯ”……
ﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬｯ…
らん
らん
折角久しぶりにご飯食べられたのにｯ嫌だｯ…
やだｯ……
ﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬｯﾋﾞﾁｬ…
らん
吐いちゃった。全部
吐いたら楽になれるものなのに苦しい
これじゃ楽しかった思い出も台無しじゃんｯｯ…
らん
残ったのは空っぽになった胃だけ
それと同時に俺は病気なんだ
もうすぐ死ぬんだ
そう自覚した
らんの部屋
らん
食べては吐いて、食べては吐いての繰り返し
どんなに美味しくても
どんなに楽しかったことも
全部苦しみで上書きされていく
らん
次の日
朝
らん
大泣きした昨日、目が赤く腫れとんでもないことになってしまった
これをみことや家族なんかに見られたら絶対に鋭い矢が飛んでくるだろう
だからサングラスをかけ、特にみことには遭遇しないように家を出……
みこと
らん
ばれたか……
みこと
らん
ちょっっとこの言い訳は厳しい…かぁ？
みこと
ｽｰｯいけた
らん
みこと
ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝｯｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝｯ
らん
ズキズキｯ
らん
電車に乗るたびに襲い掛かる頭痛
病院に行くどころか親に何も話していない病気のこと
だから薬なんて当然の如くもらえてないので気合で耐えている
学校
らん
耐えた…頑張ったぞｯ俺ｯ！！
ｻﾞﾜｻﾞﾜｯ
らん
騒がしい女子の黄色い歓声
学校に着くと同時に大勢の人だかりができていることに気づいた
生徒
生徒
いるま
らん
いるま……？
なつ
なつもいる…
生徒
生徒
らん
どうやらあの双子は女子から大人気のようだ
まぁ俺には関係ないからいっか
屋上階段
らん
体調がいつも以上に優れないのでサボり…じゃなくて休憩中
入学して少ししか経ってないが人通りが少なく、サボりに最適な場所を見つけていたのだ
らん
吐き気と同時に襲い掛かる頭痛
次第に俺は生きていくことが辛くなった
毎日こんな苦しくてしんどくて
生きてる意味なんてないじゃんｯ、ｗ
死にたいなーー…ｗ
らん
らん
この外屋上じゃんｗ
らん
俺は屋上への扉に手をかけた
「楽になりたい」
その一心で
ﾄﾝﾄﾝ…ﾄﾝｯ……
ﾄﾝｯ…ﾄﾝｯ………
らん
薄暗い階段に響く足音
誰か来たｯ、…
らん
ﾄﾝｯ…ﾄﾝｯ………
？？？
らん
なんｯ……でｯ、
？？？
なんでいるのｯ…？
お疲れ様でした～！
next→♡50
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ