彩霞
なによ、その姿、
彩霞
しかも、その顔、
影狼の様子が一変した
リル
フフ
リル
調子に乗りすぎだ、、パキン!
彩霞の刀が砕かれた
彩霞
え、素手で、
リル
ここまで傷つけたんだ
リル
お前が、死ねよ、
彩霞
、、っ、なに、この圧、(ボソッ)
妖乃霊
影狼の雰囲気が変わった、
妖乃霊
しかも何、あの姿、さっきとは違う、
リル
、、ズシャ!
彩霞
、、っ、!
妖乃霊
、、っ!
妖乃霊
影狼、あんた、
妖乃の目の前には
影狼の腕が彩霞のお腹を貫いてた
彩霞
ゴフ、
妖乃霊
影狼、!やりすぎよ!
リル
あ?
リル
そうか?こいつは俺を狙った
リル
なら、殺されても文句はないってことだろ?
妖乃霊
そうかもしれないけど、
妖乃霊
やりすぎよ、
リル
、、
妖乃霊
それに、あんま、ほんとに影狼、
リル
俺は影狼じゃない
妖乃霊
どういう、ことなの、
リル
俺はこいつの中におる悪魔
リル
俺はリルだ
妖乃霊
リル、
妖乃霊
、、リル、もうやめてあげて、
妖乃霊
もう、その子、死ぬ寸前よ、
彩霞
ゴフ、、ゲホ、
彩霞は大量に血を流してた
リル
、、なぜ?こいつは俺を狙ってたんだ
妖乃霊
だけど、力の差がありすぎる、だから、やめて、
リル
、、わかった、
リル
ズザ、
手を抜いた
彩霞
、、バタ、
彩霞
ゲホ、ゴホ、
彩霞
あ、、
リル
、、
影狼は彩霞の隣に座った
彩霞
、、り、る、じご、く、に、おち、ガハ、
リル
、、おい、
妖乃霊
ねぇ、リル、なんとかできる?
リル
無理だ、
リル
俺の力は人を殺めるだけの、力しかない、
リル
、、だから、人の傷を治したりは、無理だ、
妖乃霊
そう、
リル
、、はぁ、
リル
、、スッ、
彩霞の体に触れた
彩霞の傷が治りだした
妖乃霊
影狼、嘘ついてたの、
リル
、、知られたくなかったんだ、
妖乃霊
そうなんだ、
妖乃霊
それなら、仕方ないね、
彩霞
、、ん、
彩霞
なんのつもりよ、
リル
、、このまんま、死なせるのは、なんか、嫌だからな、
彩霞
、、
彩霞
ねぇ、最後に、
リル
なんだ、
彩霞
、、あなたは、ほんとに、私の親を殺した、人なの、
リル
、、
リル
そうだ、
彩霞
、、そうなの、
妖乃霊
、、影狼、
リル
でも、これは頼まれたことなんだ、
彩霞
誰に、
リル
お前の、親にだよ、
彩霞
え、
彩霞
どういうことよ、
リル
元はお前らの護衛をしてた俺と影狼は
彩霞
え、そう、なの、?
リル
あぁ
リル
だけど、お前の親はあの日、
リル
知らない悪魔かなにかに何かを飲まされた、
リル
それで、死ぬ寸前だった、
リル
主は、俺にこう命令したんだ、
リル
頼む、俺を殺せと、
リル
だから殺した、
妖乃霊
そんな事が、
彩霞
、、それは、ほんと、
リル
あぁほんとだ、
リル
まだ疑うなら、この後影狼にも聞くがいい
彩霞
いえ、その目を見ればわかる、
彩霞
なら、ごめんなさい、
リル
いいんだよ、
妖乃霊
なら、早く帰ろ
妖乃霊
嫌な気配がする、
リル
わかった
リル
ガシ
リルは直ぐに彩霞を姫様抱っこした
彩霞
え、///
彩霞
ちょ、!///
リル
暴れるな
妖乃霊
ほほぉニヤ
妖乃霊
フフ
妖乃霊
タッタ!
リル
タッタ!