三ツ谷
、、、
俺に好意を抱いていたのは知っていた
なんなら、嬉しかったし
でも、ごめん。 俺は不良なんだヨ
だから、君を今から泣かせる
三ツ谷
ごめん
波瑠
あ、あの!
波瑠
三ツ谷先輩が不良なの知ってますから、、、
俺の心を読んだように 食い気味に言う
三ツ谷
、、、え
あまりの驚きに何も言えない
波瑠
私、いつぞやかに見てしまって
波瑠
先輩が東京卍会に行くの
波瑠
で、でも、聞いて下さい
波瑠
私、不良大好きなんです
波瑠
そして、大好きな先輩が不良
波瑠
もう大好き×大好きじゃないですか
波瑠
だから、振られても諦めませんヨ
波瑠は意地悪に笑って見せた。 その瞬間三ツ谷は顔を伏せる
三ツ谷
ハァ
俺だって、ずっと波瑠のこと好きだったんだよ
三ツ谷
ごめん
三ツ谷
俺は今から振る
三ツ谷
だけど、好きでいて
無理難題なお願い でも、さっきの彼女の言葉を信じた。
波瑠
もちろんですヨ
三ツ谷
ありがとな
俺の行いを俺が許すまで 待っててくれ