「ユウ氏!!レイ氏!!グリム氏!!!」
レイ
この声はイデア先輩!?
レイ
っ!!?
なんで気付かなかったんだろ
誰もがそう思ってしまうほどには
巨大でゾッとさせるモノが直ぐそこまで迫ってきていた
ユウ
レイ!!!グリム!!!
レイ
っ!
レイ
(私が守らなきゃ!!)
そう思うと急に頭が冴えてきて
自分には関係ないとぼけっとしながら聞いていたある授業を思い出した
NRCの先生
貴方達は攻撃魔法ばっかりでこっちの類の魔法は全然ダメです!
NRCの先生
ですが今から教える魔法は様々な事に応用が出来、今でも新しく応用できないかと奮闘している専門家は少なくありません
NRCの先生
なのでせめて!この魔法だけでも使いこなせるようになりましょう!!
NRCの先生
ではいきますよ〜!
ぶつぶつぶつ、、、
レイ
(そうだ!あの魔法!!)
レイ
(確か)
レイ
dark wall ‼︎
キュイィィィィーン!!
ユウ
うわっ!
グリム
ふなぁ!?!?
ダメだ!もっともっと強度を上げないと!!!魔力を込めないと!!
レイ
DARK WALL !!!!!!!
グワァァァァアン!!!!
レイ
出来た、、、
これで大丈夫、、、
レイ
私にも出来たんだ、、、
レイ
やばい、少しぼーとする、、、
dark wall 「ダンダンダンダン!!!!!」
ダンダンダン!と聞こえる方に目を向けるとユウとグリムが壁を叩いていた
レイ
、、、??
ユウ
レ”イ”!!!!!!
グリム
子分!!!!!
レイ
っ!!!!!
2人の声で朦朧としかけた意識が戻される
私だけdark wallの外側にいる
一度考えるのをやめた脳がまた考え始めた
迫り来る恐怖そして自分が生身である事
その事実から最悪の事態へと思考が連動する
だか不思議と恐怖心が無い
やっと出来た2人の友達を守る事が出来そうだから
ユウ
レイ!!!やだっ!死ぬなあ”!!!!!!
グリム
死んだら許さなねぇゾ!!!!!!!!レイ!!!!
レイ
っ!!!!!
レイ
ふふw
なんて心強い仲間なんだろ
例えここで力尽きても良い。精一杯の悪あがきをしてやる