零
うぅ…ここは…どこ?
小優季
零…
零
え?誰?
小優季
僕は、小優季
零
小優季…
零は、小優季に一目惚れしていた。
零
覚えとく!
小優季
零、君は何故屋上からジャンプしたんだ!まだ死ぬんじゃない!行け!
零
え、ちょ、小優季も行こ?
小優季
俺はいい。
零
(はっ…ここは…病室?)
お母さん
零…なんで…よ…
お母さん
なんで、飛び降りなんかしたのよ!…心配だったのよ?…
零
母さん、好きな人出来た。
お母さん
何よ、急に…
零
誰だっけ?
零
名前は…
私は、あの人の名前を忘れていた。 思い出しも出来なかった。