屋敷の玄関にて…
茜
あっ!
茜
そういえば…セイルさんはどうなったの?
べリアン
セイルさんは、休養をきちんと
取ってらっしゃってるんです
取ってらっしゃってるんです
べリアン
心配いりませんよ…
茜
‥‥はぁ
べリアン
‥‥主様?
茜
…ううん。大丈夫
本当はセイルさんにも 会いたかったなぁと思いながら 玄関を開けた。
すると…
ラムリ
行っちゃうんですか!!
我慢できなくなったのか 寂しくなったのか ラムリが見送りに来たようだった
ラムリ
僕‥主様が行っちゃうの嫌ですよ~…
ロノ
こら~~!!ラムリ!
ロノ
主様は行かないといけないんだよ!
義務だ!
義務だ!
ラムリ
やだ~~~
ナック
ほら…行きますよ…
『いやだ~~~ナックのばかぁ』 というラムリの叫びを聞きながら 茜は外へ出た。
私の世界にたどり着いた
茜
ラムリたち・・元気にしてるといいなぁ
そう願うのも束の間 私は学校へ行かなきゃならない
茜
ほんとは…嫌なのに
私は学校は本当は行きたくないのだけれど
ぎゃ~ははw
樹
お前、どこいってたんだよw
優斗
きっとサボってたかなんかじゃない?
って言われるか
茜マミー
お母さんはね…貴方のためを思って言ってるのよ?
茜マミー
甘えないで頂戴?
って言われるのも あったから 学校に行かないといけないのだ
本当は行きたくない
どうか 学校に行きたくない人制度みたいなのを 作ってほしいぐらい嫌だけど
行かなきゃいけないのよね…