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私の勇気の物語

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私の勇気の物語

1 - 私の勇気の物語

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2019年11月03日

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パート長

始めます。気をつけー礼

陸上部員

お願いしまーす!

今日は陸上部中長距離にとっての集大成である駅伝の日だ。私はアンカーにあたっていた。

緊張するなぁ‥

先輩

大丈夫やてー頑張ってきたんやし!
元気出してこー

はい!ありがとうございます!

パート長

よしそれじゃあ各自アップして駅伝に臨んでください!頑張りましょう!

先輩

LINEに招集時間を送っておくのでよく見ておいてください。

(あ!あの人と招集時間一緒だー!一緒にアップとかできちゃったりするのかなぁ‥)

密かに想いを寄せる彼と同じ招集時間だと分かった私は妄想で胸を膨らませていた。

(ガーン‥)

5キロを走る前だというのに私の心は折れかけた。

仕方ないかぁ

そう観念した私はアップへ向かった。

アップも終わり、一度体育館に戻る。少し彼がいないか期待したりする。

(やっぱりいる!)

‥‥

‥‥

お互い何か言いたそうにするものの何も発さない。すぐに彼は体育館を去ってしまった。

はぁ‥

(やっぱり頑張ろうって言いたい!今行ったら追いつくはず!)

私は体育館を飛び出した。

いないなぁ‥

どこ行っちゃったんだろうと首を傾げながら招集場所へ向かう。

(さっき絶好のチャンスだったのに!)

もういないなと諦めたとき横に彼が来た。

(いるじゃん!)

(よし!)

頑張ろう!

うん、頑張ろう。

(よし言えた!)

少し格好をつけるようにさっと後ろを向いて召集場所へ向かった。

これで頑張れそう!

私は頑張って走った。 彼は順位を大きく上げるかっこいい走りをしていた。私の頑張ろうが力になっていればなととても思った。

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