moppi
皆さんこんにちは!
moppi
今回初めて小説を書かせていただきます!ちなみに初の投稿は蘭はるです!ちょっとはるちゃん可哀想ですがよろしくお願いします!
春千夜
蘭……
蘭がいない。
付き合い始めた頃はずっとそばにいてくれた蘭が 最近は事後に起きるとすぐいなくなってしまっているのだ。
春千夜
俺…飽きられたのかな…
春千夜
蘭毎日違う香水の匂いさせてるし…潮時かなぁ…
とか言って毎日気を紛らわした。 だけどそれにも限界がきたのか 俺は蘭とは近づくことも話すこともしなくなった。
春千夜
はは…蘭と喋らなくなってからもう一週間かぁ…寂しいな…
蘭
あれ?はるちゃんじゃん!
春千夜
(!?嘘だろ!蘭はこんな道通らないと思ってたのに!)
蘭
てかさ~はるちゃん最近喋ってくんないよねえ?ひどくなーい?
春千夜
……は?
春千夜
(俺はあんなに辛い思いして…それでも距離を置いてるのに…?)
蘭
なぁ~?……って聞いてる?
春千夜
……
蘭
…はぁ…ノリわっる…せっかく喋ってやってんのに
プチンッ
春千夜
っ!…うるせぇんだよ!!
蘭
!?
春千夜
何なんだよ!ずっとずっと!
蘭
え?…は、はるちゃん?
春千夜
俺は!
春千夜
ずっと!俺の事好きって言ってたのに!
春千夜
何で急に冷たくなったと思ったらお前にそんなこと言われなきゃいけねぇんだよ!
蘭
は、はるちゃん!違くて!
春千夜
なんも違わねぇだろ!
春千夜
俺は悩んで苦しんでたのに!お前は弟ばっか構って!
春千夜
ましてや誰かわからねぇ香水ばっか匂わせてきて!
春千夜
どうせもう飽きたんだろ!
蘭
!…春千夜!俺…!
春千夜
もういいよ!!
と走り出そうとした瞬間。
プーーーー!!!
春千夜
!?
蘭
!?!?
ドンっ
春千夜
……っは…
蘭
春千夜っ!!!!
春千夜
(あれ?…なんか体動かない…)
春千夜
ら…………ん…………?
春千夜
(あ…俺轢かれたのか…)
蘭
春千夜!今救急車呼んだから!大丈夫だから!
春千夜
(なんでそんな焦るんだよ…もう俺はいらないんだろ?)
蘭
ごめん!ごめん!春千夜!俺…春千夜を嫉妬させたくて…あの…!
春千夜
(はは…今弁解とか…笑っちまうわな)
春千夜
(でも…もし…もしだけど)
春千夜
(俺が助かったら…許してやってもいいかもな…)
蘭
…春千夜?おい!春千夜!!
春千夜
す…………き……だ……よ
視界が暗転して、何も見えなくなって 蘭の声とかサイレンとか野次馬の声とか もうなんも聞こえなくなってきたからおわりだな
神なんて信じていない。
神は俺を裏切ったから。 何回も祈ったのに。 全て裏切った。
だけど。 もし本当に神がいるのなら。
俺は。 まだ、蘭といたいな。
…ちよ……はるちよ……
蘭
春千夜……
春千夜
ん?
蘭
!!春千夜!!
春千夜
うわっ…ここどこだよ…てか抱きつくな痛い
蘭
あ…ごめん…
春千夜
……俺死ななかったんだな
蘭
!……春千夜が死んだら俺も死んじゃうからね
春千夜
!!!!
春千夜
ふっ…それじゃ死ねねぇな?
蘭
うん…春…ちよ…ごめ…うぅ
春千夜
うわっ!泣くなよ!
蘭
でも…怒って
春千夜
ない!
蘭
…え?
春千夜
もう怒ってねぇよ…許す
蘭
!!ほ、ほんと?
春千夜
ほんと!
蘭
は、春千夜ぉぉ!
春千夜
ははっ!んだよ~!
蘭
ぐすっ…よかったぁー!
春千夜
はいはい!
神なんていないと思ってた。
全部信用したわけじゃねぇけど。 まぁ今回はありがとな。 神様よ
蘭
はる~?何してんの~!
春千夜
んー…何でもない!今行くー!
moppi
はい!どうでしたでしょうか?
moppi
是非是非!フォローとコメント!よろしくお願いします!リクエストも待ってます!