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ついに来た〜!!

この時が!!

真琴

テンション高っ

監督生

怖いくらいね

いや酷くね?

ずっとこの時を待ってたんだから!

だってもう8月1日だよ!?

投稿日だよ!?

真琴

あーはいはい。

真琴

わかってますよそんなこと

言い方!!!

監督生

でも話は全部まとめた訳じゃないから

監督生

次回は何日とかになるんでしょ?

いや、全部まとめた

真琴

..........

監督生

..........

『はぁ!?』

え?

もしかしてやばい?

真琴

いやいや、明らかにやばいじゃん!

監督生

タップ数が!!!

うん。そうだね。

1400くらいはあるんじゃね?

監督生

ヤバっ

真琴

もう終わってんじゃん。

え、でもさ

新スケアリー・モンスターズのやつだって同じくらいだったじゃん。

もう800突破してたじゃん。

真琴

それとこれとは別で...

監督生

会話が長くなりそうなので

監督生

本編へGO!!!

真琴

ふぅ...

真琴

ん〜〜〜っ!!

真琴

任務終わった〜!!!

真琴

(やっと今夜あっちの世界に行ける〜💧)

真琴

(満月の夜だけじゃなくても、ナイトレイブンカレッジに帰れるようになってよかった〜)

真琴

(学園長と闇の鏡に感謝だね〜♪)

真琴

みんな、元気かな?

蜜璃

あ!真琴ちゃん〜!

真琴

あ、蜜璃さん!

真琴

しのぶさんも!

しのぶ

今から任務帰りですか?

真琴

うん。桜木邸に帰ろうとしてたところ。

しのぶ

そうだったんですね。

しのぶ

お疲れ様です。

蜜璃

ねぇ!よかったら真琴ちゃんも一緒に、お茶でもどうかしら?

真琴

え!いいの?

蜜璃

もちろんよ♪

蜜璃

しのぶちゃん、良いわよね?

しのぶ

はい。(*^^*)

しのぶ

人数は多い方が楽しいですし(*^^*)

蜜璃

それじゃあ行きましょ!

蜜璃

あの辺で新しい甘味処ができたみたいなの!

真琴

蜜璃さん、情報早いね〜(笑)

〜町〜

しのぶ

真琴さん、この頃任務や柱合会議に出ることが少なくなりましたよね。

しのぶ

不死川さん、怒ってましたよ。

真琴

ま〜そうだろうね〜💧

真琴

(普通に想像できる...💧)

しのぶ

時々来る事もあるみたいですが...

しのぶ

何か事情でも?

真琴

あ〜えっと〜...

真琴

(ヤバい詰んだ、どう説明すれば良いのだろうか...💧)

真琴

(あっちの世界のことを話してもな〜...)

蜜璃

あ!あそこだよ!

真琴

!!

真琴

(蜜璃さんナイス〜!)

しのぶ

甘い香りがここまで来ますね。

蜜璃

先に何を頼もうかしら〜。

真琴

.......

真琴

(ほとんど洋菓子だ。)

真琴

私、アイスクリームにしようかな〜

真琴

(今暑い季節だし)

蜜璃

私もそれにしよ〜!

しのぶ

では私も。

真琴

ん〜!

真琴

美味し〜✧

蜜璃

やっぱり暑い時はこれよね〜♪

しのぶ

そうですね(*^^*)

ガヤガヤ...

真琴

なんか、ちょっと賑やかだね。

しのぶ

あ、そういえば...

真琴

......よし、

真琴

準備完了!

真琴

それじゃあ行こう...

ツイステッド ワンダーランドへ!!

ツイステッド ワンダーランド

〜食堂〜

監督生

グリム、何食べたい?

グリム

コレがイイんだゾ!

監督生

オッケ〜。

監督生

じゃぁ私は......

ケイト

..........

ケイト

監督生ちゃんさ〜

ケイト

いっつもグリちゃんを優先するよね〜

ケイト

なんか理由とかあるの?

ケイト

食費ヤバかったりする?

監督生

いいえ。別にそういう訳ではありませんよ。

監督生

お金は真琴ちゃんが頑張って稼いでくれてたみたいですし。

ケイト

そ〜なんだ。

ケイト

(マコトすごいな...)

監督生

ただ、私は胃袋が小さいので

監督生

グリムと同じのにしないようにしてるだけです。

監督生

残ったらいつもグリムに食べてもらってますので。(。・`ω・´)キラン☆

ケイト

(グリちゃん、残飯処理として利用されてるじゃん...💧)

誰かの声

えっと〜......

誰かの声

.....あ、いたいた!

誰かの声

隣の席失礼しま〜す☆

ケイト

!!

監督生

あ!

真琴

やっほ〜♪

監督生

真琴ちゃん!!

監督生

帰ってたんだ!

監督生

連絡とかしてくれれば良かったのに〜っ!

真琴

着いた時にはスマホの充電切らしちゃってたんだよ〜💧

真琴

モバイルバッテリーも役目を果たしちゃってさ〜💧

ケイト

それは大変だったね〜w

真琴

ホントだよ〜w

監督生

あっちの世界のお仕事はもう終わったの?

真琴

うん。

真琴

お給料も貰ったよ〜‪✧‬

監督生

それ、ここでは使えないよねw💧

真琴

うん。そうだよ。

ケイト

なんでそんなに気楽な訳?w

真琴

私が言いたいのはね、

真琴

私の元の世界に遊びに行かないかって事。

監督生

.........

ケイト

..........

『え??』

真琴

まぁそんな反応するよね〜w

真琴

私の同僚から聞いた話なんだけど...

ガヤガヤ...

真琴

なんか、ちょっと賑やかだね。

しのぶ

あ、そういえば

しのぶ

明後日ここの近くの神社で縁日が開かれるらしいですよ。

真琴

へ〜。縁日か〜...

真琴

(縁日....お祭り....)

真琴

(!💡)

真琴

.....良いかもしれない((ボソッ…

しのぶ

??

蜜璃

真琴ちゃん何か言った?

真琴

ううん。なんでもない!

真琴

という訳。

グリム

エンニチ?なんだそれ。

監督生

簡単に言うとお祭りだよ。

グリム

祭りか!!

グリム

食いもんとかもあるのか!?

監督生

もちろん。

グリム

サイコーじゃねぇか!!

ケイト

そのエンニチがどうしたの?

真琴

よかったら明後日

真琴

私の元の世界の縁日に行かない?

監督生

..........

ケイト

.........

監督生

え!ホントに!?

ケイト

マジで言ってる?

真琴

うん。マジ。

監督生

でも、いきなり明後日なんて...

真琴

いきなりとかじゃないでしょ?

真琴

行くの?行かないの?

監督生

!!

監督生

.....行きたい!

真琴

だよね。

真琴

ケイトは?

ケイト

オレも行ってみたいかな〜

ケイト

マコトの時代のお祭りなんて、面白そうじゃん✨

真琴

よし、決まりだね。

グリム

オレ様も行きたいんだゾ〜!

真琴

あ〜....えっと〜...

真琴

グリムは連れて行けないかな。

グリム

ふなっ!?

グリム

な、なんでだ!?

真琴

だって私の世界にモンスターなんていないし、

真琴

おしゃべりする猫なんていないよ。

グリム

オレ様は猫じゃねぇ!!

真琴

私の世界だと猫だって思われるの。

真琴

だいたい、お祭りに猫連れてく人なんて、いるわけないじゃん。

監督生

確かに...

ケイト

マコトの世界だとそーなるよね〜w

真琴

悪いけど、グリムはお留守番ね。

グリム

ぐぬぬ...っ

監督生

大丈夫だよグリム。

監督生

必ずお土産持って帰るから。

グリム

言ったな!?

グリム

絶対だからなっ!

監督生

うん。(*^^*)

真琴

よし、あと2人連れて行けるんだけど...

真琴

2人とも、一緒に行きたい人っている?

監督生

私は......エペルかな〜

真琴

エペル?理由は?

監督生

縁日って飴細工とかあるでしょ?

監督生

エペルとりんご飴の掛け合わせって、なんかピッタリな気がするんだ〜♪

真琴

なるほどね。

真琴

ケイトは?一緒に行きたい人。

ケイト

ん〜...いないかな。

ケイト

マコトがいれば楽しいと思うし。

真琴

わかった。

真琴

じゃあ、あと1人は私が考えておこう。

真琴

人数多い方が楽しいし。

真琴

まずエペル.....

真琴

あ、いた。

真琴

エペル〜!

エペル

エペル

あ、マコトサン。

エペル

どうしたの?

真琴

あのね...

真琴

という訳なんだけど

真琴

どう?行ってみない?

エペル

行ってみたい...かな。

真琴

よし、決まりね!

〜ポムフィオーレ寮〜

真琴

という訳です。

ヴィル

なるほど...

ヴィル

...........

エペル

.........💧

真琴

(そう簡単に許可を貰えるかどうか...)

ヴィル

良いわよ。

真琴

えっ?

ヴィル

楽しんでらっしゃい。

エペル

あ、はい!

エペル

ありがとうございます!

真琴

.........💧

即オッケーだった。

〜メインストリート〜

監督生

そういえば、

監督生

お金、どうするの?

監督生

私たち、真琴ちゃんの世界のお金持ってないし...

真琴

あ〜それは大丈夫。

真琴

全部私が奢るから。

『え!?』

監督生

なっ、おごっ.....え!?

ケイト

マコトって、こっちがビックリすることをサラッと言うよね...💧

真琴

ん?そう?

エペル

でも奢りなんて...

エペル

ちょっと申し訳ない...かな。

真琴

大丈夫だよ〜

真琴

日頃のお礼だと思ってさ!

真琴

好きなものなんでも奢るから、

真琴

遠慮しないで言ってね〜!

真琴

あ、よかったらあなたもご一緒にどうですか?

真琴

”ラギーさん,,。

『え?』

ガサッ

ラギー

いや〜、バレちゃってたッスか〜w

監督生

え、ラギー先輩いたんですか!?

ケイト

マコト...もしかしてラギーくんの気配した?

真琴

うん。微(かす)かにね。

真琴

で、どうですか?ラギーさん。

真琴

私の世界のお祭り、行きますか?

ラギー

もちろん行くッス!

真琴

よし!これで5人揃いましたね!

真琴

明日の朝8時に、鏡の間集合でお願いします。

監督生

え?縁日って明後日だよね?

真琴

前日に行くんだよ〜♪

監督生

??

真琴

さ、早く寮に帰ろう〜!

監督生

あ、うん。

真琴

ケイト!エペル!

真琴

ラギーさん!

真琴

また明日〜!

ケイト

うん!ばいば〜い!

エペル

じゃあね。

ラギー

明日、楽しみにしてるッス〜!

翌朝

〜鏡の間〜

学園長

みなさんおはようございます。

学園長

待っていましたよ(*^^*)

真琴

学園長、おはようございます。

真琴

今回は、闇の鏡のご利用許可をいただき、

真琴

誠にありがとうございます。

監督生・ケイト (喋り方がすっごい丁寧...)

エペル

........💧

ラギー

なんか、丁寧すぎて怖いッスね。

エペル

...かな。💧

真琴

酷くないですか?💧

学園長

みなさん、楽しんでくださいね(*^^*)

学園長

お土産期待していますよ(*^^*)

真琴

あははっ、ご冗談を。

監督生

目が笑ってないよ...💧

学園長

マコトくん。この頃私に対して冷たくないですか...?

真琴

そんなまさか。気のせいですよ(*^^*)

真琴

...多分。

監督生

(「多分」って...💧)

ケイト

(付け加えたし...💧)

真琴

さ、早く行きましょう。

真琴

大正時代へ!

〜大正時代〜

監督生

わぁ...✨

監督生

ここが...大正時代...!

真琴

みんな、一応これ羽織っといて。

エペル

え、ローブ...?

ケイト

もしかして、この格好だとマズイ?

真琴

いや、そういう訳じゃないけど...。

真琴

服装が派手だと、結構目立つから一応。

ラギー

これ被っても目立つと思うんスけど...💧

真琴

ラギーさんだけでもフードは被ってください。

真琴

あなたはここだと目立ちすぎです。

真琴

耳をどうにかしないと...

ラギー

だったらなんでオレを誘ったんスか...💧

真琴

別に私が誘ってなくても

真琴

あなたは「行きたい」と言うでしょ。

ラギー

それは否定しないッス。

監督生

(否定しないんだ...💧)

真琴

全く...私の屋敷に到着したら魔法でどうにかしますので、

真琴

しばらくの間、我慢してください。

監督生

屋敷?

真琴

行った方が早いでしょ。

真琴

行くよ〜。私についてきて〜!

真琴

ふんふん、ふふん♪

ケイト

なんか、楽しそうだねw

監督生

真琴ちゃんは、どこでも楽しそうにしてますよ。

監督生

でも、今回は結構ご機嫌です。

監督生

みんなとお祭りに行けるのが楽しみなんでしょう。

監督生

とくに、”ケイト先輩と一緒,,というのが、1番の理由なんじゃないでしょうか(*^^*)

ケイト

!!

ケイト

.........

真琴

♪♪♪

ケイト

...そうだと、嬉しいな...

真琴

(.........)

真琴

うわぁ、知らない間にこんなに綺麗にお花が咲いてる...!

監督生

すごい...!

ケイト

ここ、よく来てたの?

真琴

うん。昔お友達と一緒に__

誰かの声

あれ?もしかして...まことちゃん!?

真琴

ん?

真琴

......あ、

真琴

”善逸,,...

善逸

やっぱり!まことちゃんだ〜!

善逸

久しぶり〜♡

真琴

本当に久しぶりだね(笑)

真琴

1人なの?

真琴

炭治郎や伊之助は?

真琴

いつも一緒にいるよね。

善逸

実は俺、単独の任務帰りで.....

善逸が 監督生と目が合う

善逸

!?

監督生

??

真琴

あ、やば...((ボソッ…

善逸

はじめまして✧

善逸

俺は我妻 善逸です✧︎

監督生

あ、これはご丁寧にどうも...💧

監督生

海藤(かいどう)優です...💧

善逸

ゆうちゃんか〜。

善逸

可愛い名前だね♡

監督生

あ、どうも...💧

真琴

(あ〜...めんどくさい事になったな...💧)

善逸

ゆうちゃんは、まことちゃんのお友達?

善逸

それとも恩人か何かかな〜?

監督生

お、恩人って...?

監督生

(もしかして、鬼殺隊の...?)

監督生

えっと...お友達です...💧

善逸

そうなんだ〜♡

ラギー

あの、いい加減監督生くんから離れてほしいッス。

善逸

アァン!?お前は引っ込んでろ!!

ラギー

引っ込むのはアンタの方ッス。

善逸

お前には関係ねぇだろ!!

ラギー

あるんスけど...?💢

ラギー

オレはこの子の先輩なんスけど?💢

善逸

そんなの今どーでもいいだろ!!

ラギー

ガルルル...アンタ、なんかめんどくさいヤツッスね...💢

真琴

(あ〜あ。もっとめんどうな事に...💧)

ケイト

ねぇマコト((コソッ…

ケイト

あの子、なんか人によって態度が違うように見えるんだけど...((コソッ...

真琴

あの子は我妻 善逸。

真琴

私の後輩だよ。

真琴

でも同い歳だから、お互い敬語は使ってないんだ。

真琴

それと彼、女たらしなんだよ。

真琴

いろんな可愛い女の子に求婚してくるんだけど...

真琴

今のとこ、あれはナンパだね。

ケイト

ええ...💧

エペル

ま、まぁまぁ💦

エペル

ラギーサン、今は落ち着きましょう?💦

エペル

ここで揉め合いしたら、耳がバレますよ...💦

善逸

あ、君も可愛いね〜♡

善逸

君もまことちゃんのお友達?♡

エペル

あ?

エペル

わーは...

真琴

ちょちょちょっ!💦

真琴

これ以上ここで揉めるのやめてよ!!💦

真琴

というか善逸、任務帰りなんでしょ?💦

真琴

早く蝶屋敷に行って、怪我とか診てもらったら?💦

真琴

左の腕、骨折れてるでしょ?

監督生

え!?怪我してるんですか!?

善逸

なんでわかるの!?

真琴

だってさっきから左手庇ってるんだもん。

真琴

だから折れてるんだなって思って。

善逸

まことちゃんは本当にすごいな...

善逸

じゃあ手当てしてもらったらまことちゃんの屋敷に遊びに来るね〜♡

善逸

じゃぁね〜!

真琴

来る必要とは...?💧

ケイト

なんか、すっごい元気な後輩ちゃんだったね...💧

ラギー

結構なんだったんスかさっきの...

エペル

わーは女なんがでねぇのに...

監督生

(すごい積極的だったな...)

監督生

(私、赤の他人なのに...)

真琴

えっと〜......

真琴

とりあえず、屋敷に行って休もっか...💧

『うん...💧』

〜桜木邸〜

真琴

ここが私の屋敷、桜木邸(さくらぎてい)です。

監督生

すごい...大きい...

監督生

これを支払った人は?

真琴

私のお給料で建てた。

監督生

すごいな鬼殺隊の柱って...💧

真琴

まぁ、とにかく中に入ろう。

〜茶の間〜

真琴

慣れない部屋かもしれないけど...

真琴

しばらくの辛抱だから💦

監督生

私は平気だけどね〜。

真琴

まぁユウちゃんはねw

真琴

というか、ここに来た時から結構目をキラキラさせてたじゃんw

監督生

私、これでも歴史は好きな方なんだ〜♪

真琴

あ、ユウちゃん...

真琴

もしかして勉強家?

監督生

まぁ...そーだよ☆

ケイト

え、マジ!?

エペル

監督生サン!今度お勉強を教えて!

監督生

いいよ(⌯❛▾❛⌯)♭

真琴

........

真琴

(よかった。)

真琴

(いつも通り、賑やかで...)

誰かの声

雫月(なつき)〜?

誰かの声

いるか〜?

監督生

ん?客人?

真琴

まさか...ホントに来るとは...💧

ラギー

もしかして、さっきの金髪のヤツッスか?

エペル

でも声が違うよね...?

真琴

善逸、お友達を連れて来たんだよ。

真琴

...ちょっと行ってくる。

監督生

一緒に行こうか?

真琴

ありがとう。助かる。

〜玄関〜

誰かの声

雫月〜?

真琴

雫月くんなら居ないよ。

誰かの声

あ!真琴!

真琴

久しぶりだね。

真琴

”炭治郎,,

炭治郎

ああ!久しぶりだな!

炭治郎

ん?その人は?

真琴

私の友達。

監督生

海藤 優。よろしく。

善逸

ゆうちゃ〜ん!さっきぶりだね〜♡

監督生

あはは、そうですね...💧

真琴

(全然嬉しそうじゃない顔だ💧)

真琴

あれ?そういえば”伊之助,,は?

真琴

近くに居ないけど......ん?

伊之助

うおぉぉぉぁぁあ!!!!

伊之助

猪突ぅ!猛進っ!!!

真琴

うわぁ!?ちょ、伊之助!!

真琴

桜の木に頭突きしないで〜!!!

ケイト

ちょ、何アレ!?!?

〜茶の間〜

伊之助

ガツガツ...

真琴

(この猪頭、反省してないな...💢)

真琴

(平気にまんじゅう食ってるし💢)

真琴

........💢

炭治郎

すまない...💧

真琴

いや...炭治郎は何も悪くないし。

真琴

でも、あの桜の木...病気持ってるんだからね...?💢

真琴

枝とか脆くなってるし...

真琴

少しずつだけど、治りかけてるんだから...💢

炭治郎

.......💧

善逸

伊之助、まことちゃんに謝れよ。

伊之助

あ?なんでだよ。

真琴

.......はぁ...

真琴

善逸、別にいいよ。

真琴

治らなかったらまた育て直すし。

ケイト

マコト...

善逸

...?

真琴

...あ、忘れてた。

真琴

買い物に行かないと

監督生

買い物?

炭治郎

何を買うんだ?

真琴

こっちの事情で...ね。

真琴

じゃあ、私行くから、

真琴

のんびりお喋りしてて

ケイト

一緒に行こうか?

真琴

あ〜...大丈夫!

真琴

そんなに沢山買う訳じゃないし!

ケイト

そっか。わかった。

真琴

じゃ、みんな仲良くね〜!

善逸

..........

真琴

..........

真琴

(午後までまだ時間があるし、)

真琴

(ついでにお団子でも買って行こうかな。)

真琴

(みんなの分も買っておこ。)

善逸

まことちゃ〜ん!

真琴

え、善逸?

真琴

どうしたの?

善逸

俺も一緒に行っていいかな?

真琴

いいけど...炭治郎と伊之助は?

善逸

あいつ、炭治郎の言う事しか聞かねぇんだよ。

真琴

あ〜...(笑)

善逸

.........なんで1人で買い物に行こうと思ったの?

真琴

あの4人にプレゼn...贈り物をあげたくて。

善逸

贈り物?

真琴

......着物。

善逸

へぇ。なんで?

真琴

う〜ん...それはちょっと言えないかな。

善逸

そっか。

真琴

.......

真琴

(無理に聞き出そうとしないのが、善逸の長所なんだよなぁ...)

善逸

他にも聞きたいことがあるんだけど...

真琴

答えられる範囲ならいいよ。

善逸

その...さっきの...右の頬にひし形の化粧をしてる人のことなんだけど...

真琴

(ひし形...ああ、)

真琴

ケイトのことね。

真琴

それがどうしたの?

善逸

あの人、まことちゃんのこと好きなんじゃないかなって思って...

真琴

あ〜そういうこと(笑)

善逸

え、知ってたの?

真琴

知ってるも何も

真琴

ケイトは私の恋人だもん。

善逸

え.....

善逸

えぇ〜!?!?

真琴

善逸うるさい。

善逸

えっ、でもなんで!?

善逸

まことちゃん、自分は恋愛禁止だって言ってたよね!?

真琴

そうだね。確かにそう言った。

真琴

”戦いの足枷(あしかせ)になるから,,って理由で、恋愛する気なんて全くなかった。

真琴

ただ友達さえいればそれで良いって。

真琴

でも、それは間違いだったんだって気づいたんだ。

善逸

どういうこと?

真琴

わかってるくせに〜(笑)

真琴

善逸、君が寝てる時、どんな寝言を言ってると思う?

善逸

え...?

真琴

言ってたよ〜?(笑)

『ねずこちゃんは、俺が守る。』

真琴

って(笑)

善逸

え!?俺そんな寝言言ってたの!?

真琴

うん(笑)

真琴

つまりね。

真琴

大切な人、大好きな人.....愛する人を守るために強くなる。

真琴

その思いで、もっともっと強くなれる。

真琴

そういうことなんだなって...確信した。

真琴

...ユウちゃんが言ってたんだよね...

『悩める少女は、恋をして強くなる。』

真琴

って...

真琴

あれ、もはや名言だよね〜(笑)

善逸

..........

真琴

だから善逸も...炭治郎や禰豆子、伊之助も

真琴

守るべき者は、ちゃんと守るんだよ?

真琴

そのために、もっと強くなれ。

善逸

!!

善逸

...頑張ってみる...!

真琴

うん。

〜桜木邸〜

〜茶の間〜

伊之助

ガツガツ...

炭治郎

...........

ケイト

..........

エペル

...........

ラギー

..........

監督生

っ.....💧

(気まずい...💧)

監督生

(自己紹介も終わっちゃったしなぁ...💧)

監督生

(何か話題を.....あ、そうだ。)

監督生

ねぇ。さっき真琴ちゃんや炭治郎くんが言ってた『なつき』って、誰のこと?

炭治郎

ああ。雫月のことをまだ真琴から聞いてなかったのか。

炭治郎

俊巍(しゅんぎ)雫月は、真琴の継子なんだ。

ラギー

なんスか?そのツグコって。

継子。 現役最強の剣士である柱が、 自ら育成する鬼殺隊隊士を指します。 通常は育手(そだて)と呼ばれる退役済の元隊士に、育てられる鬼殺隊隊士。 しかし柱が自ら継子にすると了承すれば、柱の直弟子として 妙技を学べるのです。

エペル

なんか...すごいね。

ケイト

まず響きがちょーかっこいいじゃん!

炭治郎

ちなみに、雫月から真琴に「弟子にしてください。」と自ら言ったらしいんです。

炭治郎

それを真琴は考える間もなくそれを許可しました。

監督生

そうなんだ......

監督生

あ。あともうひとつ聞きたい事があるんだけど...いいかな?

炭治郎

いいぞ。(*^^*)

監督生

えっと...炭治郎くんは鬼殺隊に入った理由とか、あるの?

炭治郎

ああ。もちろんあるぞ。

炭治郎

妹を人間に戻す方法を探すのと、

炭治郎

家族の仇を討つ事だ。

監督生

家族の仇討ち...真琴ちゃんも同じ理由だったね。

炭治郎

優も知ってたんだな。

炭治郎

鬼殺隊の事も?

監督生

うん。真琴ちゃんから詳しく教えてもらった。

炭治郎

そうか。

監督生

炭治郎くんたちの事も話してたよ。

炭治郎

え?俺たちの?

監督生

うん!

監督生

真琴ちゃん、炭治郎くんたちのこと、自慢の後輩だと思ってるらしいよ。

真琴

『私の後輩たちのこと、知りたい?』

監督生

『知りたい!教えて!』

真琴

『いいよ。私の自慢の後輩は3人いて、』

真琴

『まず1人は、家族を殺されて、妹は鬼になっちゃった後輩。』

真琴

『家族の仇討ちと、妹を人間に戻す方法を見つけ出すために鬼殺隊に入隊した。』

真琴

『その後輩はとっても正直者で、すっごい真面目で、妹のことを大事に想ってる。』

真琴

『2人目は、臆病で、強いのに自分は弱いと思ってる。弱かったら鬼に殺されてるってのにw』

真琴

『でも、すっごい仲間想い。守るべきものを理解してるし、やるべき事もわかってる。』

真琴

『やれば出来る後輩なんだよ。』

真琴

『3人目は...まぁ優秀と言えば優秀なんだけど...💧』

真琴

『後先考えずに突っ走っちゃうところが短所かなぁ...💧』

真琴

『でも、皮膚感覚は鋭いね。視線に敏感だから、相手が次どこに攻撃を仕掛けるのかを察知できる。そこは評価が高い。』

真琴

『とにかくこの3人は、私の自慢の後輩なんだよ。』

監督生

『........』

監督生

って、真琴ちゃんが言ってた。

炭治郎

なんか...嬉しいなぁ...!

炭治郎

後で善逸にも伝えておくよ。

監督生

うん。

炭治郎

それと...1つ気になることがありまして...

監督生

気になること?

炭治郎

えっと...ケイトさんに...

ケイト

ん?オレ?まぁ、答えられる範囲なら大丈夫だよ☆

炭治郎

真琴のこと、心配ですか?

ケイト

え...?

炭治郎

さっきからずっと心配の匂いがして...

炭治郎

真琴とはいつから...

ラギー

あ、もしかして君、嗅覚いい方ッスか?

炭治郎

あ、はい。

監督生

へ〜。

監督生

嘘とかも匂いでわかるの?

炭治郎

まぁ...そうだな。

ケイト

すごっ!じゃあもう隠せないじゃんw

ケイト

心配というかね...様子がおかしかったというか...

ケイト

タンジロウくん、匂いとかでわからなかった?

炭治郎

いえ、とくに何も...

ケイト

そっか〜。う〜ん...

監督生

真琴ちゃん、誤魔化すの上手いから...

監督生

多分...匂いも誤魔化せるんじゃないかな...?

真琴

何の話?

『!?!?』

監督生

えっ、あ!か、帰ってたんだ!💦

真琴

うん。荷物、善逸に持ってもらっちゃった。

真琴

ありがとう。

善逸

これぐらいお易い御用です‪✧‬

ケイト

何買ったの?

真琴

着物だよ。

真琴

後で着替えてもらうからね。

『え?』

炭治郎

じゃぁ俺たちは行くとするよ。

真琴

え、もう行くの?

真琴

雫月くんが来るまでここで待っていれば良いのに。

炭治郎

いや、そんなに大した事情じゃないから大丈夫。

真琴

そう?なら良いんだけど。

〜玄関〜

真琴

気をつけてね。

炭治郎

ああ。

炭治郎

また逢えたら、いつか

真琴

うん。じゃあね。

〜茶の間〜

真琴

みんな、着物どう...おぉ〜。

真琴

みんな似合ってんじゃん!

ラギー

でも、あんまり慣れないッスね〜💧

真琴

気づいたら馴染んでますって〜w

真琴

それじゃ、行きましょうか。

監督生

行くってどこに?

真琴

神社。

『え??』

〜神社〜

監督生

お〜...屋台がズラリと並んでる...!

真琴

あ、いた。

真琴

寛太郎(かんたろう)おじいちゃ〜ん!

寛太郎

お〜!まこちゃん!

寛太郎

今年も手伝ってくれんのかい?

真琴

うん!

寛太郎

いや〜毎年悪いね〜。

真琴

大丈夫だよ。好きで手伝ってるんだし。

監督生

(そういう事か...)

ケイト

(前日準備の手伝いをするために...)

ラギー

いや〜本当に良い子ッスね〜

エペル

僕たちも手伝います。

寛太郎

お〜ありがたいね〜。

寛太郎

じゃ、お願いしようかな。

真琴

寛太郎おじいちゃん。

真琴

これ、ここに置いても大丈夫?

寛太郎

お〜。そこでいいぞ〜。

真琴

は〜い。

監督生

(真琴ちゃん、色んな人と親しいな...)

おじさん

まこちゃ〜ん!

真琴

は〜い!今行く〜!

真琴

どうしたの?

おじさん

おしるこに使う小豆が足りなくてな。

おじさん

悪いけど、買い出しに行って貰えねぇか?

真琴

小豆ね、いいよ。

監督生

私も行く。

真琴

うん。

真琴

他のも買い物頼まれちゃったねw

監督生

お煎餅(せんべい)に使うお醤油と、

監督生

飴細工に使う水飴。

真琴

まずは、最初に頼まれた小豆から...

おばさん

あら、まことちゃんじゃないの。

おばさん

久しぶりね。

真琴

お久しぶりです。

監督生

..........

おじさん

おー。まこちゃん、いらっしゃい。

おばさん

あら、まこちゃん久しぶりね〜。

おばさん

元気してた?

真琴

はい。それはもう幸せなくらい(*^^*)

真琴

縁日の買い出しで、お煎餅に使うお醤油をください。

監督生

..........

おじさん

お、いらっしゃい...って、まことちゃんじゃねぇか。

おじさん

今年もお手伝いか?

真琴

はい。そうです。

真琴

縁日に使う水飴をください。

おじさん

あいよ。

監督生

..........

監督生

真琴ちゃん、顔広くない!?

監督生

大体の人が真琴ちゃんのこと知ってんじゃん!

真琴

まぁ、ここ大体揃ってるからね。

真琴

買いたいものがあったらいつもここで買ってるんだよ。

監督生

それにしちゃあ真琴ちゃんのこと覚えてる人多いな...💧

真琴

そんなもんじゃない?w

監督生

そう...なのか...?💧

〜桜木邸〜

〜茶の間〜

ラギー

はぁ〜〜もうクタクタッス〜💧

真琴

お疲れ様です。

真琴

今夜はゆっくり休んでくださいね。

真琴

浴衣も用意しましたので

真琴

入浴後に来てください。

真琴

着方は着物と同じです。

〜寝室〜

監督生

..........

ラギー

...........

エペル

..........

ケイト

(よく眠れるな💧)

ケイト

(慣れないことばっかりで眠れないんだよな〜💧)

ケイト

(...目閉じてよ。)

ケイト

...........

誰かの声

ケイト...ケイト...

ケイト

ん...?

真琴

シーッ

ケイト

??

真琴

ついてきて。

ケイト

こんな時間にどこ行くの?

真琴

........

ケイト

マ、マコト...?💦

真琴

ケイト、私の研究室、覗いたでしょ?

ケイト

え.....見てた...?

真琴

そりゃあね。

真琴

お風呂上がりにまたまた通りかかって、

真琴

ケイトがコソコソしてたのを見た。

ケイト

...なんか見ちゃダメなやつとかあった?

真琴

いや、それはないけど...

真琴

...薬品、触ってない?

ケイト

触ってないよ。

真琴

なら大丈夫。

ケイト

..........

真琴

...私が、何の研究をしてるかわかる?

ケイト

...鬼の研究...とか?

真琴

それもある。

真琴

でもそれは、自分の身体をいろいろといじってるだけ。

真琴

たまに自分で薬を作って飲んだりとか。

真琴

でも、もうひとつ、研究してるものがあるんだ。

ケイト

...なんの?

真琴

.......こっち。

真琴

ここ。

ケイト

建物...?

真琴

入るよ。

ケイト

え、でも...

真琴

大丈夫。ここ、私のだから。

ケイト

(暗いな...💧)

真琴

今、明るくするから。

真琴

見て。

ケイト

!!

ケイト

すご...!

真琴

.....ここは、もうひとつの研究室。

真琴

というか、研究所かな?w

真琴

私はここを、”桜小屋,,って呼ぶことにしてる。

ケイト

あの山とか空って、どうなってるの?

真琴

空は、学園の購買でミニプラネタリウムが売られてあったから買った。

真琴

時間に合わせて景色が変わるらしくて、今は夜だから、景色も夜になる。

ケイト

じゃあ、時間が昼だったら、景色も昼に?

真琴

そういうこと。

真琴

コンセントとか必要なく、魔法石さえあればいつでも簡単に使用できる。

真琴

芝生(しばふ)も購買で。

真琴

山は、この建物で色々と...ね。

真琴

何があったかは聞かないで☆

真琴

風は、この建物の所々に隙間を開けてるから、外からの風も入ってくるようになってる。

ケイト

すごいな...💧

ケイト

...あれ?でもさ、

ケイト

桜って、春に咲くんじゃ...

ケイト

今、8月だよね...?

真琴

私がもうひとつ研究してるのは、

真琴

季節とか関係なく咲く花。

真琴

主に、桜の木。

真琴

姉さんは桜の木が好きだった。

真琴

私も好きだから、季節が夏でも、冬でも、同じ桜を見れるように、色々と試した。

真琴

そしてその実験が成功して、今、こうなってる。

真琴

桜の花が全部散っても、2、3ヶ月後にはまた咲いてる。

真琴

上手くいって、よかった。

ケイト

.........

ケイト

....マコト、また何か抱えない?

真琴

え...?

ケイト

様子がおかしって思うのは、気のせい?

真琴

........

ケイト

ここに来てから、マコトの変化に気づいて...ちょっと心配になって...

ケイト

何かあったんじゃ...

真琴

........

ケイト

!!

ケイト

マコト...?

真琴

ん。やっぱ、想像通り。

真琴

似合うじゃん。

ケイト

..........

真琴

私、そんなに悩んでるように見えた?

ケイト

え、うん。

真琴

え〜...私って顔に出やすいのかな...?

ケイト

.........

真琴

別に悩んでた訳じゃないんだよ。

ケイト

え?

真琴

ただ私は、

真琴

ケイトとこの桜を見たかっただけ。

ケイト

オレと...?

真琴

そう。

真琴

だって、こんなに綺麗な桜は、大好きな人と見たいでしょ?

ケイト

!!

真琴

誘うタイミングがわかんないし、

真琴

みんなの前で言ったら公開処刑じゃん。

ケイト

........

ケイト

(...そういうことか.....)

真琴

でも、誘ったのが夜でよかったかもね。

真琴

青空の桜も綺麗だけど、夜空の桜もまた雰囲気が違う。

真琴

まぁ、いきなり誘ったのはちょっと強引だったかもねw

真琴

私だけ身支度して、ケイトは浴衣だしw

ケイト

羽織あるから大丈夫でしょ。

真琴

それもそっかw

真琴

夜はちょっと気温が下がるから、ありがたいよ。

ケイト

そうだね。

ケイト

(なんだ。マコトはただ、オレとこうして桜を見たかっただけなんだ...)

ケイト

(安心した。)

翌朝

〜桜木邸〜 〜寝室〜

真琴

みんな朝ですよ〜!!

真琴

起きてくださ〜い!

監督生

ん.....真琴ちゃん、元気過ぎない...?

真琴

朝はシャキッとしなきゃ!

真琴

ほら、早くしないと瞼(まぶた)が重くなるよ〜!

真琴

そして食事も冷めちゃう!

ラギー

まだ眠いッス...

真琴

もう少しで9時ですよ。

真琴

ここが学校だったら遅刻ですよ。

エペル

枕が変わると眠れなくなるというか...

真琴

とか言って昨日の夜普通にスヤスヤと寝てたじゃん。

真琴

あぁでも流石に馴染みのベットから、いきなり敷き布団に変わるとなったら、慣れないか。

真琴

ほら、目が覚めたなら体を起こしてください!

ラギー

覚めてないッス。

真琴

あぁコラ!目ぇ閉じないでください!

真琴

二度寝する気ですか!?

ケイト

.........

ケイト

(あの桜...どうやって...)

真琴

ケイトも起きたなら、早くお布団畳んじゃいなよ〜。

ケイト

あ、うん。

監督生

...??

真琴

今日は縁日当日!

真琴

みんな楽しんでね!

〜神社〜

ガヤガヤ...

ラギー

こりゃまたすごい人だかりッスね〜。

真琴

ふっふっふっ...

ケイト

マコト?

真琴

前日準備を手伝ったから、少しは、まけてくれるはず...!

ケイト

(あ〜。あの優しさには裏があったか〜w)

監督生

真琴ちゃん...💧

真琴

何本気にしてんのさw冗談に決まってるでしょw

真琴

ほら、早く屋台に行こ!

寛太郎

お!まこちゃ〜ん!

真琴

あ、寛太郎おじいちゃん!

寛太郎

昨日は手伝ってくれて、あんがとな〜。

真琴

ううん。こっちもみんなとお話しながら作業してて楽しかったし!

寛太郎

よかったら、団子食ってけよ!

真琴

いいね〜...みんなもお団子食べない?

監督生

食べる〜!

ラギー

いただくッス!

エペル

僕も...食べてみたい...かな。

真琴

ケイトは?

ケイト

いや、オレはいいや。

真琴

そう?じゃあ4つください。

寛太郎

あいよ。あ、金はいいからな。

真琴

え!?そんな、悪いよ!💦

寛太郎

いいから、ほれ!

真琴

あ...

寛太郎

まいど!

真琴

お金も払わないで貰っちゃった...💧

監督生

まぁ...寛太郎さんがそうするって決めたんだから、いいんじゃない?💦

ラギー

そうッスよ!ありがたく頂戴しましょ!

真琴

...そうだね。いただきます。

寛太郎

ケイトくん。

ケイト

ん?なんですか?

寛太郎

これ、受け取ってくれ。

ケイト

え...団子...

寛太郎

まこちゃんに遠慮してんだろ?

ケイト

あ...わかります?

寛太郎

わかりやすいんだよ(笑)

ケイト

実は今日、マコトの奢りって話になってて...

寛太郎

なるほどな〜。やっぱりまこちゃんは優しいね〜。

真琴

ケイト〜!早くしないと置いて行っちゃうよ〜!

真琴

ま、置いて行かないけど。

監督生

どっちだよw

ケイト

あ、うん!今行く〜!

寛太郎

まこちゃんと幸せになっ。

ケイト

ッ!?///

ケイト

(え、もしかして気づかれてた!?)

真琴

あれ?ケイト、そのお団子...

ケイト

なんか、貰っちゃった。

真琴

全く、あの人は...💧

ケイト

大丈夫だよ。

ケイト

それにしても、この団子美味しいね。

真琴

寛太郎おじいちゃんが作るみたらし団子は
美味しいって評判なんだよ!

監督生

そうなんだ...確かに美味しい。

エペル

ただで貰ったのが申し訳ないくらい...

ラギー

何言ってんスか〜。いいじゃないッスか得で〜。

真琴

(ラギーさんは気楽だなぁ...💧)

誰かの声

あら?もしかして真琴さんですか?

真琴

え...?

蜜璃

まことちゃ〜ん!一昨日ぶりね〜!

しのぶ

真琴さんも縁日に来てたんですね。

真琴

うそ〜...

蜜璃

あら?そこにいるのは、もしかしてお友達かしら?

真琴

あ、うん。

監督生

海藤 優です。

エペル

エペルです。

ラギー

ラギーッス。

ケイト

ケイトです。

蜜璃

甘露寺 蜜璃です♪

しのぶ

胡蝶しのぶです。

真琴

蜜璃さん。今日は着物なんだね。

蜜璃

それがね〜。隊服だと視線が...ね?💦

真琴

あ〜...(納得)

しのぶ

そういう真琴さんも着物なんですね。

真琴

今日はお休みだから、縁日を満喫しようと思って。

蜜璃

着物姿の真琴ちゃんは、なんか特別って感じね!

真琴

何それ〜(笑)

しのぶ

確かに、言われてみればそうですね...
着物姿は珍しいですし、それに髪型も...

真琴

しのぶさんまで(笑)

蜜璃

あ、もしかして...

蜜璃

好きな人でもできたのかしら?

真琴

っ!

ケイト

(おっと...)

真琴

あ!ほ、ほら蜜璃さん!あそこにおしるこがあるよ!💦

真琴

私が奢るから、行こう!ね!?💦

蜜璃

あら、じゃあお言葉に甘えさせてもらうわね♪

しのぶ

あらあら(笑)

しのぶ

あの感じだと...図星でしょうか?(笑)

監督生

(流石にバレるって...💧)

蜜璃

_____♡

しのぶ

___(笑)

真琴

(人数が増えてしまった...💧)

真琴

(まさかあそこで2人と出会うとは...)

ケイト

.......

ケイトが真琴の手を掴む。

真琴

!!

ケイト

マコト、歩くペースが落ちてきてる。

ケイト

もしかして、また人混みに疲れちゃった?

ケイト

どこかで休憩する?

真琴

あ、ううん!平気!

ケイト

でも、はぐれるかもしれないから。
一応...ね。

真琴

......うん。ありがと。

真琴

(ケイト、多分だけど、私に遠慮してる。)

真琴

(あのお団子しか食べてない。)

真琴

(私の奢りって言ったのになぁ...)

真琴

(........あ。)

真琴

ケイト、蜜璃さんたちに敬語使わなくても良いかもよ。

ケイト

え?

真琴

歳、そんなに離れてないから。

真琴

蜜璃さんは19。
しのぶさんはケイトと同い歳だよ。

ケイト

マジ!?

真琴

うん。

ケイト

な〜んだ。なら良かった〜w

ケイト

オレ、敬語使うの慣れなくてさ〜w
どうしようかと思ったw

真琴

私は歳とか関係なく喋ってるしねw

真琴

(これでちょっとは緊張しないよね。)

真琴

.........

真琴

...みんな、楽しんでくれてるかな...?
((ボソッ…

ケイト

ん?何か言った?

真琴

.....ううん。なんでもない。

ケイト

そう?

ケイト

............

監督生

あ、ケイト先輩〜!

監督生

こっちですよ〜!

ケイト

ごめんね〜。

蜜璃

あら〜、ケイトくんと真琴ちゃん、仲良くお手手を繋いじゃって〜!

しのぶ

あらあら〜(笑)

しのぶ

仲良しですね〜(笑)

真琴

仲良しですが、何か?((ニヤッ

蜜璃

え、2人もしかして恋人...!?

真琴

そうだと言ったら?

蜜璃

きゃ〜!真琴ちゃんおめでと〜う!

しのぶ

驚きですね。

監督生

言っちゃって良かったの?

真琴

うん。2人なら全然良いよ。

真琴

でも、

真琴

この事は、他の隊士たちには秘密で...

真琴

良いですね?

蜜璃

は〜い!

しのぶ

わかりました。(*^^*)

真琴

絶対ですよ!!

真琴

(まだお金があるから、余裕あるな。)

蜜璃

次どの屋台に行きましょうか〜♪

真琴

蜜璃さん思いっきり楽しんでる(笑)

しのぶ

あの人らしくて良いじゃないですか。

真琴

そうだね(*^^*)

しのぶ

........?

真琴

ん?何?

しのぶ

真琴さん、その耳飾り...どうしたんですか?

真琴

え?...ああ、そっか。

真琴

任務とか会議とか、いつも外してたから

真琴

このピアs...耳飾りを見たのはこれが初めてか。

しのぶ

はい。今気づいて...

真琴

実はね...

真琴

チョイチョイ

しのぶ

??

真琴

これ、ケイトが私にくれたんだ♪(ヒソ...

しのぶ

あら、そうだったんですね。

真琴

そう。私の宝物ってカンジ?(ヒソ...

しのぶ

ふふっ、とっても大事にしているんですね。

真琴

そうなの!(ヒソ...

しのぶ

お互い、愛し合っている...

しのぶ

良い恋が見つかって、
よかったですね(*^^*)

真琴

!!

ケイト

次どこ行く〜?

監督生

あ!焼きそば食べましょう!

監督生

グリムのお土産〜♪

ラギー

あれ美味そーッスね!

真琴

....うん。本当に...

この時、 私はまた 同じことを思った。

初恋の相手が、 ケイトでよかったと...

蜜璃

ねぇねぇ!

蜜璃

さっき屋台の人から聞いたんだけどね!

蜜璃

今夜、花火が上がるんだって!

真琴

え、そうだったんだ...

ケイト

あ、それオレも聞いた。

真琴

ウソ!?

真琴

私、何にも聞いてないんだけど...

ケイト

そうなんだw

ケイト

.......

寛太郎

『あ、そうだケイトくん。』

ケイト

『はい?』

寛太郎

『今夜花火が上がるから、』

寛太郎

『楽しんでけ!』

ケイト

『花火が?』

寛太郎

『おう!まこちゃんには言ってねぇから』

寛太郎

『びっくりさせる程の花火をあげるつもりだ。』

寛太郎

『遠慮せず楽しめよ〜!』

ケイト

(結局バレちゃってんじゃんw)

真琴

なんで誰も教えてくれなかったんだろ...

ケイト

マコトにも教えたつもりだったんじゃないかな?w

真琴

だと良いんだけど...

ケイト

(良いんだw)

監督生

花火が上がるんだったら、先に場所取った方が良いかもしれませんね。

蜜璃

そうね...

真琴

じゃあ、今のうちに食べたいものを買って

真琴

花火を見ながら食べるようにすれば?

ラギー

良い考えッスね!

しのぶ

そうしましょう。

真琴

んじゃ、行こう!

真琴

この辺が良いかな?

蜜璃

綺麗に見えそうね〜!

監督生

(花火...久しぶりだな...)

真琴

.......そろそろかな。

真琴

うわぁ...!!

蜜璃

すごく綺麗ね!!

ケイト

(すごい...!)

ケイト

(ここまで大きくて綺麗な花火が...)

ケイト

(あ、今の色...)

真琴

ねぇケイト!!

ケイト

!!

真琴

今の花火の色、超綺麗だった!!

真琴

見てた!?

ケイト

............

この時、オレは この世界で初めて...

ケイト

うん。見てた。

ケイト

綺麗だったね。

真琴

うん!

マコトのちゃんとした笑顔が 見れた気がした。

真琴

.........

真琴

(ああ......)

真琴

(この時間がずっと...)

続けば良いのに....

真琴

(でも...そんなこと、できない。)

お祭りは一生 続くことはない

必ず終わる

お祭りは 永遠ではないのだ

それは人生も同じ

人は必ず死ぬ

不死身ではないから

鬼のように 長く生きられない

真琴

........

それが 人間の儚さだ

〜桜木邸〜

〜寝室〜

監督生

............

エペル

...........

ラギー

............

真琴

.....ふっw

ケイト

............

〜茶の間〜

蜜璃

みんなグッスリだったわね〜(笑)

真琴

結構あちこち屋台を回ったから、

真琴

そりゃあ疲れるよね(笑)

しのぶ

真琴さん、素敵なお友達と恋人をもちましたね(*^^*)

真琴

え...

蜜璃

確かにそうね。

蜜璃

真琴ちゃん、昔は恋心を抱かない子だったのに、

蜜璃

久しぶりに会ったら恋人できてるんだもの。

蜜璃

ケイトくんのどこを好きになったの?♪

真琴

えっと...素直に言って良いのかな...?

蜜璃

良いのよ良いのよ!

しのぶ

素直に言っちゃってください(*^^*)

真琴

.........

ケイト

(ん?何か話してる...?)

真琴

長くなるよ?

しのぶ

構いませんよ(*^^*)

蜜璃

私、昔話とか好きだから大丈夫!

真琴

なら.....

ケイト

(??)

真琴

......ふぅ...

真琴

ケイトは...私の人生を導いてくれた人のひとりなの。

ケイト

(え...)

しのぶ

人のひとり.....他にもいたんですか?

真琴

いたんだけど...鬼に殺された...私の目の前でね。

ケイト

(..........)

しのぶ

そうだったんですか...

蜜璃

.........

真琴

でも、仕方ないとは思ってる。

真琴

私の人生を導いてくれた人たちは、みんな鬼殺隊の隊員だったし、

真琴

鬼に殺されるのは仕方ない。

真琴

相手が悪かったか、自分の力不足かのどっちかだからね。

真琴

でも、ケイトは違う。

真琴

いや、違ってた。

真琴

ケイトは、鬼殺隊でも一般人でもない。

真琴

私の心を変えてくれる力を持ってた。

真琴

人生を変えてくれる力を持ってた。

真琴

......知らない間に、恋心まで...

蜜璃

...真琴ちゃんは、初恋の相手がケイトくんで良かったなって思ってる?

ケイト

(.........)

真琴

うん。もちろん。

ケイト

(あ...)

真琴

ケイトのおかげで、ここまで変われることができた。

真琴

ケイトと出逢うことがなかったら、私は...自分が変わることは無かったかもしれないって思ってる。

真琴

ケイトと出逢えたからこそ、今の私がいるの。

真琴

.....だから好きなんだよ。

ケイト

(.....っ...)

蜜璃

へ〜(ニヤ

蜜璃

その気持ち、本人に言っちゃえば良いのに〜。

しのぶ

確かにそうですね。

真琴

いや、それはいいや。

蜜璃

えっ?どうして?

真琴

私はもう、ケイトに感謝の気持ちを伝えたから。

真琴

だから、言わなくても...もう伝わってると思うの。

しのぶ

そうですか...

〜玄関〜

しのぶ

では、私たちはこれで。

蜜璃

久しぶりに真琴ちゃんと沢山お話ができて良かったわ♪

蜜璃

次逢えたら、またお話しましょうね!

真琴

うん。またね。

真琴

.........

真琴

『逢えたら』...か。

真琴

次は...いつここに来ようかな...。

真琴

.........

ケイト

(あれ?マコト、どこ行くんだろ...)

ケイト

(やっばい見逃した!💦)

ケイト

(どうしよ...)

ケイト

マコトが行きそうな場所...

ケイト

.........あそこかな...。

真琴

.......あ、この桜の木...

真琴

もう少しで全部散っちゃいそうだな...

真琴

あっちの木は...もう少しで咲くかも...

ケイト

やっぱりここにいた。

真琴

あ......

ケイト

急にいなくなるからビビった。

真琴

あはは...ごめん...。

ケイト

まぁ別に良いけどさっ!

ケイト

なんでここに?

真琴

ちょっと、考え事を...

ケイト

考え事?

真琴

うん...

真琴

ちょっと前、蜜璃さんたちとケイトのことを話しててね...

ケイト

(あ...)

真琴

ケイトと出逢えたから、私は変われたんだってことを話してたの。

真琴

...もし、ケイトと出逢うことができなかったら...

真琴

今みたいにこんな...明るくなってないよ。

ケイト

と言うと...?

真琴

私は...姉が殺されてからずっと、この残酷な世界の中で...長い長い時の中でさまよってきた。

真琴

それはもう、気が遠くなるほど...ね。

ケイト

.........

真琴

自分を不運なヤツだって呪って、苦しんでたこともあったけど.....今ようやく、理由がわかった気がする。

ケイト

それはオレもだよ。

真琴

え...?

ケイト

オレだって、『なんでこんな自分が生まれたんだろ』って思って、呪って...

ケイト

ずっと苦しんで耐えてた。

真琴

(ケイトも...私と同じだった...?)

真琴

(やっぱり私、ケイトのことを...)

何も... 知らない...

真琴

(知ってると思ってたけど...まだ知らないことも沢山...あるのかも...)

ケイト

...でもその時に、君と出逢ってわかったんだ。

ケイト

オレが、他の人と比べて少し変わった人生を送って来たのは...

ケイト

マコトがオレたちの世界に落っこちて来るのを、待つためだったんだね。

真琴

........

ギュ

真琴

!!

ケイト

逢いたかった。ずっと...

ケイト

マコトが生まれるずっと前から、マコトを待ってた。

真琴

ケイト...

真琴

(ああ、やっぱり私ダメだな...)

真琴

(なんでこんなにも...)

この人のことが ”大,,好きなんだろ...

真琴

(ケイトと出逢って、私は変わった...変われたんだ。)

真琴

(私の何もかもを変えてくれた。)

真琴

(消えかけていた感情も...心も全部...取り返せた気がした...。)

真琴

(ケイトは...私の全てだ...)

真琴

(本当に...)

真琴

ありがとう...

ケイト

うん。

ケイト

.......帰ろっか

真琴

そうだね。

翌朝

〜桜木邸〜

ケイト

.....ん.....

真琴

ん?あ、おはよう。

ケイト

おはよう...早いね。
ちょっとしか寝てないんじゃないの?

真琴

そうだね。ざっと4時間くらいかな...?

ケイト

眠気とかないの?

真琴

まぁ不眠不休な時とかあったから、身体が慣れてるのかもね。

ケイト

それ、しんどくない?

真琴

慣れればそれ程しんどくないよ(*^^*)

ケイト

そうなんだ...

真琴

ま、眠くなったら寮で仮眠とるから大丈夫でしょ。

ケイト

それもそっか。

監督生

ん〜!!よく寝た...

真琴

あ、おはようユウちゃん。

監督生

ん。おはよ〜。

真琴

ほら、お2人も起きてください。

真琴

早く準備して寮に帰りますよ。

ラギー

まだ眠いッス...

真琴

寮に帰って自室で寝れば良いじゃないですか。

ラギー

.........

真琴

ちょ、二度寝しないでください!

真琴

ラギーさん、いつもレオナさんのことを起こしてますよね!!

真琴

今のラギーさん、その時のレオナさんみたいですよ!!

真琴

ほら、早く布団から出てください!!

バサッ

ラギー

あっちょ、布団持ってかないで欲しいッス!!💦

真琴

ダメです起きてください!

監督生

朝から騒がしいですな〜。

ケイト

そうだね〜。

エペル

うるさいよ...

監督生

あ、エペルおはよう。

エペル

おはよう。

真琴

よし、みんな起床したってことで

真琴

寮に帰りましょう。

監督生

グリム、お土産喜んでくれるかな〜♪

真琴

きっと喜ぶよ(*^^*)

ケイト

マコト。

真琴

ん?何?

ケイト

ナツキくんには、伝えなくて良いの?

真琴

えっ?

真琴

私、ケイトたちに雫月くんのこと話したっけ?

エペル

その...タンジロウクンから聞いて...

真琴

あ〜そうなんだ。

真琴

大丈夫だよ。置き手紙書いたから。

真琴

...雫月くんには、申し訳ないけど.....

ケイト

.........

真琴

....ほら、早く行こ。

真琴

誰にも見られないうちにさ。

監督生

そうだね。急がないと...

真琴

私が合図をしたら行くよ...

真琴

........今!

〜オンボロ寮〜

〜真琴の部屋〜

真琴

いや〜、

真琴

色々と楽しかったね!

ケイト

そうだね〜w

ケイト

帰ってからも、グリちゃんが監督生ちゃんからのお土産のヤキソバを頬張るしw

真琴

その時むせてたけどねw

ケイト

あれは笑ったな〜w

真琴

私もw

ケイト

そろそろ寝ないとだね〜。

ケイト

明日お休みだけど、起床時間は守らないと寮長に首をはねられちゃう。

真琴

それもそうだね。

ケイト

じゃ、おやすみ。

真琴

うん。おやすみ。

真琴

...........

ケイト

マコト、寝た...?

真琴

起きてる。

ケイト

何か考えてた?

真琴

ケイトと2人で見た桜の木。

ケイト

あ〜。アレ綺麗だったよね。

真琴

うん。

ケイト

...ねぇ、こっち向いて。

真琴

何?

ぎゅっ

真琴

ケイト

ただこうしたかっただけ。

真琴

そっか。

真琴

...ねぇ、ケイトはお祭り、楽しかった?

ケイト

当たり前じゃん。

ケイト

前日準備も、一緒に桜を見たのも

ケイト

...みんなで一緒に屋台を回ったのも

ケイト

全部楽しかったよ。

真琴

そっか。良かった。

真琴

......私も楽しかった。

真琴

....ううん。嬉しかったんだ。

ケイト

え...?

真琴

みんなが楽しんでくれてたから嬉しい。

真琴

私は、自分の方じゃなくて、

真琴

いつもみんなの方に目をやっちゃうんだ。

真琴

私の癖(くせ)なんだと思う。

真琴

でも、みんなの顔を伺(うかが)ったとき

真琴

ケイトたち、すっごく楽しそうにしてて

真琴

嬉しかった...

真琴

だから...私も楽しかったんだと思う。

真琴

花火を見た時、私すっごく楽しそうにしてたしw

真琴

自分でもわかるくらいだよw

ケイト

........

ケイト

...成長したね。

真琴

え?

ケイト

マコト、昔は自分のことで手一杯だった。

ケイト

自分のことより他人のことを心配して、

ケイト

いつも無茶をして、

ケイト

時々、死にそうになって...

ケイト

あの時は本当に、怖かった...

真琴

(あ....)

ケイトのその声は、やけに 震えていた...

ケイト

でも、今は違う。

ケイト

マコトは、少しずつ変わってる。

ケイト

成長してる。

ケイト

たまには、自分にも目をやったらどうかな?

真琴

.......

真琴

.....頑張ってみるね。

何故かこの時の 私の声は

とても、明るく感じた...

.*・゚FIN.゚・*.

ケイトを知った あの日から

なんだがずいぶん 遠くまで来た気がする...

─見つけタ...アリス... 俺のモノだ─

知らぬ間に また迷い込んだセカイ

真琴

あんた...誰...?

そして、 突然現れた謎の男

ヴォーパル

ヴォーパル。ヴォーパル・ブロット。

ヴォーパル

アリス、今日からお前は、俺のモノになれ。

真琴

『断る』と言ったら?

ヴォーパル

________。

真琴

っ...!

タイムリミットは 次の新月。

だが、答えが出ないまま 時間だけが過ぎていく...

真琴

ケイトは酷いよ...っ(泣)

ケイト

えっ...

真琴

『ごめんね』だなんて言わないで...

真琴

先に謝られたら...何も言えなくなるじゃんっ...(泣)

真琴

ケイトは私に、言い訳もしてくれないの...?(泣)

ケイト

っ....。

真琴

私はあの時、言って欲しかった...っ(泣)

真琴

「_____」って...っ(泣)

そして私は、 1つの答えを出す。

そして... 新しい未来(ページ)を ここで作り始めるのだ...

BADENDで終わらせない。

チャットノベルストーリー 『鏡国(きょうごく)』 冬季 投稿予定

あの時の 私の判断は...

間違ってなかったんだ...!!

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