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『現在世界中を混乱させている感染症。"TS病"は、感染者をどんどんと増やしながら広まっています。未だ詳細は分かっておらず、各地の研究チームが病の解析に……』
朝起きて、洗面所へ行って、鏡を見て俺は叫んだ。
程よく膨らんだ胸に、その胸の下まで伸びている髪。
身長も縮んでおり恐らく160センチちょっとしかないだろう。
もしやこれは…と思いテレビをつけ、流れるニュースを前に俺は頭を抱えた。
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"TS病"
そんな成人向け漫画などでしか見たことがない病が流行り始めて今日で一ヶ月とちょっとだろうか。
なぜか自分はかからないだろうという謎の自信があり、他人事のように思っていた事のバチが当たったのか
自分の所属する最強無敵連合のメンバーの中で最初の犠牲者になってしまった。
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少しばかり足らない頭でぐるぐると考えていると、はとね君から電話がかかってきた。
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頭がパニックになる。反射で電話に出てしまったが、今の俺は女の身体。
喋れば確実にTS病になったとバレてしまうだろう。
俺ははとね君と付き合っている。女になったと知られれば、きっと……
だがもう出てしまったものはしょうがない。腹を括って俺ははとね君に話すことにした。
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自分でも違和感を覚える女性キーの声。
意識すればする程ギャップでおかしくなりそうだ。
電話の相手が恋人であるはとね君というのもある。
女になった俺を見て、やっぱり女の方が良いと思われてしまいそうで、気持ちがどんどん滅入っていく。
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あまりこの状態ではとね君と話したくない。
自分自身に嫉妬するなんておかしな話だが、それ程までにはとね君に惚れ込んでいるのだ。
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はとね君と話しているうちに心が落ち着いてきた。
最初こそ普段との違いに驚いていたものの、ちゃんと"俺"と会話してくれた。
そうだ、この男はそういう奴だった。 どんな俺でも俺として見てくれる。
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こう見えて俺とはとね君は恋人として幾度となくそういう関係を持ってきた。
どうせこの先はとね君は女の子を抱けないのだから、今この身体を使って思い出を作らせてあげるのもいいかもしれない
色々吹っ切れた俺はそう考え、少し挑発的に囁いてみた
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プツリ、と電話を切る。
勢いに任せて会う約束までしてしまった。
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自分に呆れながらも会えることは素直に嬉しい。
会ってからのことは後の俺に全投げしよう。
そう決めて俺は東京へ行く準備を始めた
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この後、俺はかなり悩むこととなったが、割愛しよう。
htsd(1)終
次回 kr(♂︎)nt(♀︎)