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異世界チャット

第50話 - 激化した末劇的な最終話

2024年10月26日

#異世界チャット

くっしー

藤崎伊織

ﾋｯｸ

藤崎伊織

ﾋｯｸ

藤崎伊織

先に、進まなきゃ

藤崎伊織

みんなのぶんも、進まなきゃ

藤崎伊織

泣いてたって

藤崎伊織

先に進まなきゃ

コージア・レギンドルフ

カカカカカッ

コージア・レギンドルフ

これはこれは

コージア・レギンドルフ

生娘が一人紛れたか

コージア・レギンドルフ

生娘一人で何が出来る？

藤崎伊織

あ、あう

藤崎伊織

（さっき追加された、スキルは…）

藤崎伊織

え

コージア・レギンドルフ

ん、なんだ？策でもあるのなら

コージア・レギンドルフ

どうだ、一発でも、我に当ててみよ

コージア・レギンドルフ

何事も無き、そのまま、塵になるまで叩き伏せてやろうぞ

藤崎伊織

ワールドブックス

藤崎伊織

……

藤崎伊織

魔王の名前

藤崎伊織

コージア・レギンドルフを

コージア・レギンドルフ

ん、なんだ？

コージア・レギンドルフ

我ですら知らんことをする気だな！！

コージア・レギンドルフ

止めろ！！

藤崎伊織

消す！！

コージア・レギンドルフ

ぐ、が、

コージア・レギンドルフ

ｶﾞｱｧｧｧｧｧｧｧｧ

コージア・レギンドルフ

な、な、な

コージア・レギンドルフ

なんだこりゃああああ

コージア・レギンドルフ

か、からだが

コージア・レギンドルフ

身体が、きえて、ゆく

コージア・レギンドルフ

ががが

コージア・レギンドルフ

き、きさま、生娘がぁぁあ！！

コージア・レギンドルフ

きさまだけ

コージア・レギンドルフ

貴様ぁ、だけは

コージア・レギンドルフ

ｶﾞｱｧｧｧｧｧｧｧｧ

コージア・レギンドルフ

アァァァァァァァ

コージア・レギンドルフ

ｸﾞﾙｩｩｱｱｱｱｱｱｱｱ

藤崎伊織

た、たおせ、た？

藤崎伊織

の、かな？

ガンテツ

よ、よくやった！

藤崎伊織

…

ガンテツ

ん、どうした、の、

藤崎伊織

千登世頑鉄さん、ですよね

藤崎伊織

私の学校で

藤崎伊織

用務員をしていた

藤崎伊織

顔だけはどこかで見た記憶があったんです

藤崎伊織

学校が建てられて

藤崎伊織

思い出しました

藤崎伊織

貴方が、学校からいなくなるまえ

藤崎伊織

女の子に暴力ふるってましたよね

ガンテツ

…

ガンテツ

ｸｯｸｯｸｯｸｯｸｯｸｯｸｯｸｯｸｯｸｯｸｯｸｯ

ガンテツ

カカカカカッ

ガンテツ

ﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬ

ガンテツ

忘れられてると思ってた、のになぁ？

藤崎伊織

もしかして、この異世界を

ガンテツ

うん、陰ながらずっと、皆を監視してたよ

ガンテツ

人が死ぬ様

ガンテツ

助け合う様

ガンテツ

協力しあう様

ガンテツ

どれもこれも

ガンテツ

素晴らしかった

ガンテツ

そして

ガンテツ

滑稽だった！！！

ガンテツ

運搬役をすれば、現実世界と異世界の世界を行き来してもいなくてもバレない

ガンテツ

そう一年前以上前は思ってた

ガンテツ

ただ、まあ、ちょっと偉ぶっていたら罰があたった

ガンテツ

そうだよ

ガンテツ

その、女がぐちゃぐちゃ言ってきたから殴っちまったんだよ

ガンテツ

まだ身元がバレてない今なら、逆に異世界に留まって

ガンテツ

自由自適な生活を送ったほうが楽だ

ガンテツ

だってそうじゃないか？

ガンテツ

追われる生活を送るより、運搬役を徹したほうが、遥かに楽じゃないか

ガンテツ

そして

ガンテツ

異世界の様を見て楽しむ

ガンテツ

これほど、愉快で、滑稽で、耽美で、深層に深みはいる気分が最高なのは、他にはないじゃないか！

藤崎伊織

狂ってる

ガンテツ

あぁ、そうかもしれない

ガンテツ

高みの見物をし過ぎたようだ

ガンテツ

さて

ガンテツ

君には選択肢がある

ガンテツ

このまま帰るか

ガンテツ

残るか

ガンテツ

それとも死ぬか

ガンテツ

3つある

ガンテツ

さ

庵堂美香

ふぅぅざけんなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！

ガンテツ

ぐべらっぎっ

二嶋蓮司

美香さん、待ってってば

ガンテツ

な、なんで、しんだ、はず

二嶋蓮司

あんたに勝手に置いてかれたとき、察したよ、あんたが元凶だと、二人でね

二嶋蓮司

絵で、死体の絵を残した

二嶋蓮司

それを見て、あんたは、我々が死んだと錯覚した

ガンテツ

ば、ばかな！

鏑木宗馬

バカなのは、あんただ

ガンテツ

なぁぁ

ガンテツ

なぜ、おまえもいきでるぅ！！！

庵堂美香

手当てしたに決まってるだろ

庵堂美香

まあ、あとは病院行かないと治せないけどね

ガンテツ

な

鏑木宗馬

あんたの身体を見て、あとは、あんたのスキルだけは、誰も知らないっていうのを、あとから気づいたよ

ガンテツ

は？

ガンテツ

は？

鏑木宗馬

あんたの身体付き、ヒョロヒョロの割にはしっかりしていた、しかも

鏑木宗馬

鍛えていた

鏑木宗馬

定期的に鍛えれる場所にいき、鍛えていた

鏑木宗馬

それだけあれば、疑わしいのはあんただけだったんだよ

ガンテツ

はん、いまさら負け惜しみを

庵堂美香

あんた自体負け惜しみだろ

ガンテツ

は？

ガンテツ

なにを

庵堂美香

いま、あんた、あたしのパンチすら避けれなかったし

庵堂美香

スキルを使おうとすらしないで

庵堂美香

ずっと演説していたじゃないか

鏑木宗馬

つまり、スキルは、「異世界に行き来する」もののみで

鏑木宗馬

あんたはただの

鏑木宗馬

監視者ですらない、ただのモブだ

ガンテツ

ぐ、が

ガンテツ

おめぇらーーーー！！！！！！！

鏑木宗馬

スキル回収スキル

鏑木宗馬

リメンバーコート

ガンテツ

は？

ガンテツ

え？

鏑木宗馬

これであんたは自由に日本には戻れない

ガンテツ

な

ガンテツ

ジャパン

ガンテツ

ジャパン

ガンテツ

ジャパン！！

ガンテツ

ジャパン！！！！

ガンテツ

あ、が、が

庵堂美香

もう一発殴ってしまうか

ガンテツ

や、やめ、やめ

ﾎﾟｶｰｰｰｰｰﾝ

鏑木宗馬

気絶したみたいだな

庵堂美香

ん、じゃあ

鏑木宗馬

あぁ

鏑木宗馬

ジャパン

穴が出来た

しばらく聞かない、チャイムの音すらする

庵堂美香

…出よう

庵堂美香

ん、こ、ここは？

藤崎伊織

…わ、私の学校

二嶋蓮司

…っていうことは、日本？

庵堂美香

………

二嶋蓮司

あ、美香さん！！

庵堂美香

ごめんよ、腰抜けちまった

鏑木宗馬

とりあえず警察呼びますか

鏑木宗馬

職員室寄って電話を借りましょう

庵堂美香

あんた冷静なのはいつでもなのかい

そして、ニュースになった

千登世銀行倒産とか不祥事のニュースの合間に

行方不明者四名が突然現れた

などなど

到底話しは信じてもらえるわけもなく

しかし、しばらくは話題は持ちきりになっていた

藤崎美智子

娘を助けていただき、本当にありがとうございます

鏑木宗馬

いえ

庵堂美香

いえいえ

二嶋蓮司

いえいえ

藤崎美智子

ちょっと感情が乏しかったんだけど

藤崎伊織

(((o(*ﾟ∀ﾟ*)o)))

藤崎美智子

なんか、元気になってて、良かった、のかな

鏑木宗馬

そうですね

藤崎伊織

あ

藤崎美智子

ん？

藤崎伊織

鏑木、さん

藤崎伊織

ﾓｼﾞﾓｼﾞ

庵堂美香

ふーん

二嶋蓮司

邪魔者は去りますか

鏑木宗馬

え

藤崎伊織

最初から最後まで助けてくださって、ありがとうございます

鏑木宗馬

は、はい

藤崎伊織

…その、付き合って、くれますか？

鏑木宗馬

え

藤崎伊織

すき、に、なっちゃい、ました/////

鏑木宗馬

あ、はい、！！、！る？、るtfsyjiioicdy

庵堂美香

大丈夫かねえあのにぶちんは

二嶋蓮司

っていうか、僕でさえ、あの二人もう付き合ってるとすら思ってたけど

二嶋蓮司

甘い甘い若いカップルが誕生したな

庵堂美香

どれ、あたしらも、負けてらんないし、デートしよっか

二嶋蓮司

うん

二嶋蓮司

久しぶりにデートしよう

二嶋蓮司

この日本で

作者

はい、きりがよく、50話と短い？感じですが

作者

最終話です

作者

どうでしたか？

作者

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くっしー

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